プロジェクト概要

■達成の御礼と次の目標設定につきまして(10月13日追記)

 

この度は皆さまの多大なる温かいご支援の賜物により、目標金額を達成することができました。座員一同心より厚く御礼申し上げます。


またこの成功によりプロジェクトへの大きな求心力が高まり、方々から引き続き応援のお声を頂戴しておりまして、これを励みに、次の目標を設定することが決定いたしました。重ねて感謝申し上げます。当初の目標額を超えていただいたご支援は、引き続き本公演の費用として、大切に使わせていただきます。

 

日本の伝統芸能をさらに多くの皆さまに知ってもらうため、また後世に繋げていくために、どうかもう少しご支援いただけたらと思います。座員一致団結して、最後まで頑張ります。宜しくお願い致します。

 

 

400年続く伝統芸能を未来へ。若手の一座が、初めての大型公演に挑みます。

 

はじめまして、伝統芸能一座「わざをぎ」です。私たちは、400年の時を超えて現代に日本伝統の「長唄」と「歌舞伎舞踊」を伝えるため、平成26年に結成されました。所属メンバーはみな東京藝術大学出身の若手で、舞踊家、唄方、三味線方、囃子方、笛方で構成されています。

 

このたび結成三周年の節目として、10月29日に、わざをぎ初の本公演(リサイタル)を開催する運びとなりました。ただ、日本橋公会堂という大きな舞台を借りての公演には、大きな費用がかかるため、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。

 

これを機に、これまでご愛顧いただいているお客様はもちろんのこと、伝統芸能に関心の高い方に広くわざをぎの活動を知っていただきたいと願っております。どうか、応援よろしくお願いいたします。

 

定期公演ではお客様により近くでご覧いただくことを大事にしています。

 

民衆が民衆のために作り上げてきた「娯楽」の面白さを伝えたい。自らの技を磨きつつ、時代に合った継承の仕方を模索しています。

 

■「わざをぎ」とは?

 

わざをぎは、歌舞伎の伴奏として使われる音楽「長唄」と、「歌舞伎舞踊」に特化して公演を行う一座です。「歌舞伎」というと、いわゆる歌舞伎座などでやっている「芝居」を指しますが、私たちはその音楽と踊りの部分を切り出して、舞台を作り上げているのです。

 

そんな伝統芸能の世界は、一見とっつきづらいかもしれません。でも本来は、江戸時代に「民衆が民衆のために作り上げてきた娯楽」でした。そんな「芸能の原点」としての邦楽・舞踊の面白さに立ち返りたいというのが私たちの思いです。だからこそ、伝統を大切にしながらも、現代に合ったパフォーマンスを模索しお届けしています。

 

2017年5月定期公演「夢空碧蝶姿(はらぺこあおむしいろすがた)」より

 

わざをぎ紹介ビデオです。音楽とあわせてご覧ください!

 

■立ち上げのきっかけ

 

創立は、平成26年3月。伝統芸能を継承する者が減少している中で、若手が積極的に活躍できる場を作りたい。また、若手を育成する場を作りたい。という思いで立ち上げが決まりました。

 

「わざをぎ」という名の由来は、『日本書紀』に伝わる岩戸隠れに初めて登場する、芸を行う者をあらわすわざをぎ(俳優)という言葉です。私たちはその名の通り、日々自らの技を磨きつつ、この時代に合った「継承」の在り方を模索しています。

 

演奏中の所作はできるだけ動かないのが基本なので目線も落としています。

 

■これまでの活動実績

 

個人様、企業様、行政などからご依頼を受け、全国各地で公演を行っています。また、子どもたち・学生たちに向けた演奏やワークショップなどの教育活動にも力を入れています。少しでも多くの子どもたちに、伝統芸能に触れるきっかけを持ってほしいと尽力しています。

 

また、各々所属の流派の公演や歌舞伎の舞台、お弟子さんのお稽古などの合間をぬって、自主公演も年に2〜3回のペースで精力的に企画しております。

 

子どもたちに体験してもらい、伝統芸能に少しでも興味をもってもらう活動をしています。

 

本公演は、伝統ある古典曲と、座員による完全新作、双方を楽しめるプログラムになっています。

 

三周年となる今年は、「今まで以上に多くの方に邦楽や舞踊の魅力を伝えたい」「伝統芸能継承のため本気で取り組んでいる若手がいることを知っていただきたい」……という思いから、これまでの集大成となるような演目の「本公演」を開催することとなりました。定期公演よりも大きな会場で、舞台セットも使います。

 

■開催概要

10月29日

14:00開場 / 15:00開演

中央区立日本橋公会堂(日本橋劇場)

【演目】

・新作「猿女鏡吉縁俳伎(さるめかがみゆかりのわざをぎ)ー鏡磨きー」

・長唄「月の巻」

・長唄「鷺娘」

伝統ある古典曲と、座員制作の完全新作、双方を楽しめるプログラムになっております。

 

■新作について

日本書紀に伝わる「わざをぎ」の言葉に由来する神話の新作です。旅する鏡磨きがとある祠(ほこら)に着き、物語が始まる……。脚本よりすべて制作しました。古典を研究してきた座員だからこその重層的な世界観をお楽しみください!

 

定期公演では演奏だけではなく、演奏している楽器についても説明します。

 

古くから伝わる文化芸能は、その国の力強さに繋がるはずです。私たちは、少しずつでも、この国に伝わる素晴らしい文化を伝えていきたい、守っていきたい、発展させていきたいという一心で活動しています。

 

今後も、5周年、10周年などの節目で「本公演」と銘打った大きな舞台は続けていけたらと思っていますが、まずはこの第1回開催に向け、全身全霊で取り組んで参る所存です。みなさま、どうかご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

衣装、かつらを付けての公演はお客様にも人気です。

 

「わざをぎ」座員紹介

 

藤間大智(代表)

舞踊、29歳

皆さま初めまして、代表 藤間大智と申します。私達は、この時代に生きる方々に伝統芸能を伝えていくことがわざをぎという芸能一座の役目であり、生業であると信じています。今回の公演は日本文化の振興と未来の知性の根幹であるお子さまの教育に繋がるものを伝承し、実感していただくことを主としています。わざをぎが創る公演の実現にどうかご支援の程、お願い申し上げます。

 

望月実加子(副代表)

囃子方、29歳

伯母の影響で、幼少の頃より日本舞踊を始めました。その後、地元日本橋でのお祭りの太鼓に感激したのがきっかけで、長唄の囃子を始めることになりました。これまでの演奏活動の積み重ねで、一座としての団結力も増してきたと感じております。未熟ではございますが、これまでの成果が発揮できるよう、またお客様にお楽しみいただける舞台を全力で創りたいと思います。

 

杵屋勝四寿

唄方、25歳

中学生のとき歌舞伎座で、踊りを習っていた妹の舞踊会を観たときに、連獅子の大薩摩で劇場内に響く音と大きな拍手に鳥肌が立ち、こんなにかっこいいものがあるんだと衝撃を受けたのが、この道を志したきっかけです。この度のリサイタルはわざをぎにとって大きな挑戦となります。発足して三年の間に培ってきた経験をどれだけ発揮できるか。私たちならではのリサイタルにするためにお客様目線でどうしたらより楽しんでいただけるか。わざをぎを通して伝統芸能の素晴らしさを感じていただけたら幸いです。

 

岡安祐璃花

三味線方、27歳

祖母が長唄三味線を習っており、その音には幼い頃から親しみがありました。小学3年生の時、日本の弦楽器特有の不安定で独特な音色に惹かれ、どんな厳しい稽古にも耐えるからやらせて欲しいと懇願し習い始めました。今回は、わざをぎ設立三年目にして新たな挑戦です。たくさんの方々に支えられ、時には苦しみもがきながらここまでやって参りました。伝統芸能の魅力を皆様にお伝えできますよう努めて参ります。

 

杵屋五子

三味線方、28歳

母も三味線方だった影響で、自然とお稽古するようになりました。元々音楽が大好きで、ピアノ、フルートなどもしていましたが、日本人として三味線のかっこよさ、繊細さに惹かれ、大学入学後は三味線に集中しています。このたび初のリサイタルを開催できることに感謝しながら、今までの経験、練習の成果を出せるようにしっかり努めたいと思います。

 

藤田和也

笛方、28歳

囃子を始めたきっかけは地元のお祭りでした。初めは太鼓を、中学生になると笛も始めました。このような「一座」は現在においては大変珍しい形です。長唄のみ、日本舞踊のみ、囃子のみのグループや勉強会は多数ありますが、すべてがひとまとまりになっている団体はわざをぎだけです。文化活動には多額の資金が必要で、一座の仕事だけではまだまだ不足しております。皆様の応援よろしくお願いいたします。

 

正田温子

笛方、25歳

両親が民謡の先生をしていたので和楽器の音色を聴いて育ちました。唄や三味線、尺八など一通りやってみた結果、篠笛が好きになり、民謡だけでなく様々なジャンルを学びたいと思い東京藝術大学を受験、そして長唄と出会いました。日本には様々な伝統があり、独自の文化に溢れています。素晴らしい伝統芸能の一つを守るため、継承するため、そしてより多くのひとに楽しみながら知ってもらうために、わざをぎは活動を広げていきたいと思います。その大きな一歩を、皆様ぜひともご支援お願いいたします。

 

角田圭吾

囃子方、20歳

6歳から和太鼓をやっておりましたが、近年ではパフォーマンスをより重視するグループが増え、疑問を感じていました。そこでしっかりとした古典芸能を勉強したいと思い、長唄を習い始めました。僕は今年に入ってわざをぎの公演に参加するようになった新参者ですが、大きな劇場で自分たちの企画したものを公演できることにとても意義を感じています。日本の芸能の本質を、公演の中でも見つめ直したいと思います。


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