
寄付総額
目標金額 3,500,000円
- 寄付者
- 480人
- 募集終了日
- 2022年9月30日
黒潮の海と空のもとで③
カンムリウミスズメの調べ方
ある種の野鳥を守るためには、その鳥の暮らしぶりを知る必要があります。どんな場所に巣を作るのか、どこでエサを取るのか、何を食べるのか、季節によって移動するのか、などなどです。カンムリウミスズメの営巣地に調査に行くと、こういう環境にこういう形の巣を作っているのなら、人工巣をこう改良すればいいのではないか、というような気付きがたくさんあります。とはいえ、上陸には苦労がつきものです。
カンムリウミスズメは主に離島の岩場や崖の隙間に営巣するのですが、その岩場や崖のある離島に行くのがちょっと大変です。ある島に行った時には、船頭さんに「あの岩に飛び移ってね」と言われ、「あの小さいやつ? マジか……」と思いました。滑って落ちたら痛そうです、というか怪我なしでは済みそうにありません。なんで来ちゃったんだろう、今すぐ帰りたい、と感じたのは誰にも秘密で岩に飛びつきましたが、無事に上陸できると得も言われぬ達成感があったりします。またある島では、着いてみたら船が接岸できず、急遽泳いで渡ることに。調査に必要な道具をやや場違いな青いビニールボートに載せて、我々は船から海へ。波にもまれながらも岸までたどり着けました。

一旦上陸してしまえば、それまでの怖さも苦労もすっかり忘れてひたすら調査してたくさんの記録を取り、このデータから保護に有効な知見が見つかるに違いない、と充実した時間を過ごすことができます。そして、帰りの時間が近づいたころ、「あー、またあの岩から飛び移るのか…」と若干憂鬱になりつつ、片付けを始めるのです。

なんだかんだと言いながら、調査が終わって数日も経たないうちにまた上陸して調べたいことが出てくるのですから、困ったものです。こんなことをくり返しながら、カンムリウミスズメの保護事業を進めています。
(田尻浩伸/日本野鳥の会自然保護室室長)
ギフト
3,000円+システム利用料

【リターン品なし】お気持ちコース(3,000円)
【郵送】
●お礼のお手紙
●寄附金受領証明書
【PDF形式でメール送信】
●R4年度とR5年度の活動報告書
---
特別なリターン品をお届けしない分、いただいたご寄附ををできるだけ多く取り組みに充てさせていただきます。
- 申込数
- 230
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
5,000円+システム利用料

【リターン品あり】写真コース
【郵送】
●お礼のお手紙
●寄附金受領証明書
【PDF形式でメール送信】
●R4年度とR5年度の活動報告書
【画像データをメール送信】
●保護活動中に撮影した写真セット(6枚) ※カンムリウミスズメ3枚、生息地写真3枚
- 申込数
- 62
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
3,000円+システム利用料

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●寄附金受領証明書
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●R4年度とR5年度の活動報告書
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特別なリターン品をお届けしない分、いただいたご寄附ををできるだけ多く取り組みに充てさせていただきます。
- 申込数
- 230
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月
5,000円+システム利用料

【リターン品あり】写真コース
【郵送】
●お礼のお手紙
●寄附金受領証明書
【PDF形式でメール送信】
●R4年度とR5年度の活動報告書
【画像データをメール送信】
●保護活動中に撮影した写真セット(6枚) ※カンムリウミスズメ3枚、生息地写真3枚
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- 62
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月

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