天然記念物カンムリウミスズメと海を守る|保護・研究活動にご支援を

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寄付総額

4,400,000

目標金額 3,500,000円

寄付者
480人
募集終了日
2022年9月30日

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2022年09月08日 17:24

カンムリウミスズメってどんな鳥?②

センサーカメラに写ったカンムリウミスズメ

 

カンムリウミスズメは早春に繁殖のために無人島や岩礁に上陸して、岩のすき間などに巣を作り、卵を2個産みます。
カンムリウミスズメは、オスもメスも卵を温めます(抱卵=ほうらん)。ヒナが孵化するまで一か月もかかるので、つがいは交代で食事を採りに海に出ます。巣に残った親鳥は、2、3日間、食事抜きで抱卵することになります。

 

抱卵を交代するために陸に上がることは、海に適応した体形をしている彼らにとって大きな危険をはらんでいます。そこで、少しでも安全に巣に出入りするために、カラスなどの天敵が少なくなる夜間に行動をおこします。
この時期は、日が沈み暗くなると、繁殖地の島の周りのあちらこちらから、抱卵を交代するため島の近くに戻ってきた親鳥たちの鳴き声が聞こえてくるようになります。しばらくすると、海から巣を目指して飛び立ちますが、彼らは羽が短く小回りが利かないので、ドスンっと音がしそうな勢いで巣の近くに着地します。その後は、短い脚で懸命に歩いて、連れ合いと鳴き交わしながら巣に向かいます。

 

ある月の明るい夜、調査で彼らが戻ってくるのを島で待っていたことがありました。ところが、海から鳴き声がするのにちっとも陸に戻ってきませんでした。不思議に思いながら待っていると、月が山陰に隠れ暗くなった頃、ようやく島へ戻りはじめました。
どうやら、月明かりを使ってハヤブサがハンティングをすることがあり、彼らは危険な明るい時間帯をさけているようでした。懸命に生きる彼らの知恵を垣間見られた1日でした。


手嶋洋子(自然保護室室長代理兼プロジェクト推進グループチーフ)

ギフト

3,000+システム利用料


【リターン品なし】お気持ちコース(3,000円)

【リターン品なし】お気持ちコース(3,000円)

【郵送】
●お礼のお手紙
●寄附金受領証明書

【PDF形式でメール送信】
●R4年度とR5年度の活動報告書
---
特別なリターン品をお届けしない分、いただいたご寄附ををできるだけ多く取り組みに充てさせていただきます。

申込数
230
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

5,000+システム利用料


【リターン品あり】写真コース

【リターン品あり】写真コース

【郵送】
●お礼のお手紙
●寄附金受領証明書

【PDF形式でメール送信】
●R4年度とR5年度の活動報告書

【画像データをメール送信】
●保護活動中に撮影した写真セット(6枚) ※カンムリウミスズメ3枚、生息地写真3枚

申込数
62
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

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【リターン品なし】お気持ちコース(3,000円)

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●R4年度とR5年度の活動報告書
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申込数
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【リターン品あり】写真コース

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●お礼のお手紙
●寄附金受領証明書

【PDF形式でメール送信】
●R4年度とR5年度の活動報告書

【画像データをメール送信】
●保護活動中に撮影した写真セット(6枚) ※カンムリウミスズメ3枚、生息地写真3枚

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