プロジェクト概要

3月11日、東日本をおそった未曽有の大震災。
たえまない余震に恐怖を感じながら、誰しも不安にかられて過ごした一夜・・
翌朝、代表である横畠はパソコンを立ち上げると、世界中の友だちからメールが届いていました。
 
「スイス」のダニー、シシ、パスカル。「アメリカ・シカゴ」のジェームス。
「アメリカ・ニューメキシコ」のエリカ。「マイアミ」の舘。「メキシコ」のギャビ、ラウラ、シウ。「チリ」のステファニア。「アルゼンチン」のマリエラ。「オランダ」の聖子さん。「デンマーク」のクヌート&アニータ夫妻。「エジプト」のアハメッド。「スペイン」のパブロ。そして、「台湾」のピーターは携帯に電話をくれました。
 
彼らは、2年前に世界を旅行した私たち夫婦の、年齢も職業も、言葉も異なる友人たち。
 
「君たちは大丈夫だった?」
「できることがあれば、なんでも言って。僕たちにできることは何でもするから」
「僕の国の人々も、皆、日本のことを想っている」
「何だったら、国中の人々に呼びかけて、日本に対してできる限りのサポートをするよ」
「住むところに困っているならば、すぐにメキシコに来て。いつでもウェルカムだよ。」
「食べ物は大丈夫?」
 
次から次へと届くメールには温かな気持ちがこめられ、涙が出るほど嬉しかった。
こうして私たちのことを、日本のことを想ってくれている。
だから、“ひとりじゃない。世界の友だちが支えてくれている”と。
あまりの出来事に、呆然と立ちすくむ私に、彼らの想いがパワーとなり、前へ進むエネルギーを与えてくれました。
やがて被災地の様子が伝わるほどに、日本の友人たちからもメールが届き始めました。
 
「何かやりたいと思っているけれど・・」「私にできることは何でしょう?」
 
募金はした。節電もした。何度も泣いて、何度も祈り、何度も考えた。
「でも、自分にできることが出てこないんです・・」
 
いったい何をすればいいんだろう。どうすれば、皆の想いに応えることができるのか・・
頭のなかを駆けめぐる問いかけに、ふと、ひらめいたこと。
 
「世界の友人にお願いして、子どもたちに日本への想いを絵に描いて送ってもらおう!」
 
世界の人々が日本のことを想ってくれている。
だから、“私たちはひとりじゃない。世界の友だちが支えてくれている”。
 
そんな温かな気持ちを、日本の人々にも伝えたいと思ったのです。
世界中の子どもたちの絵を展示し、少しでも多くの人に見てもらうことで、
私が貰ったような元気やパワーを届けたい。
そして、その元気やパワーを、今度は形にして被災地への支援に少しでも生かせたら
 
・・と。
 
さっそく海外の友だちにメールを送ると、
「それはいいアイディアだ!」
「よし!やろう!
「子どもの小学校へ行って、美術の先生に相談してくる」
「友だちや家族にも協力してもらうよ」「校長先生に掛けあって、学校プロジェクトにしてもらった」
こんな嬉しいメールが続々と届きました。
そこで希望したのは、実際に紙に描いた絵を送ってもらうことです。
 
 
絵具の香りや元気な筆のタッチ、パステルの優しい質感にふれることで、
描いてくれた子の笑顔や真心も伝わるような気がするから。
 
「ただ、送料は払えないの。それでも大丈夫かな?」
 
すると、全員からこんな返事が返ってきました。
「心配、ご無用! 送料は私が持つ」
 
アメリカからの送料は60ドル近く。ちょっと高級なレストランでも二人で食事できる金額です。
メキシコからの送料は、高級アパートメントで一カ月の家賃の1/3に相当するほど。
それでも、誰もがこころよく希望に応えてくれたのです。
 
私たちにできることは何なのか。
世界(World)の仲間を温かな心(Heart)でつなぐことだと、私たちは考えました。
今、アメリカ、スイス、メキシコ、オランダ、ポーランド・・など、
世界の子どもたちからステキな絵が次々に届いています。
 
この温かな贈りものが世界と日本の人たちをつなぎ、
そこから明日へ向かう勇気と笑顔が生まれることを私たちは心から願い、
「世界の絵キャラバン隊」を始動させることとしました。
 
 

 

世界の人々が日本のことを想ってくれている。

だから、“私たちはひとりじゃない。世界の友だちが支えてくれている”。

 

そんな温かな気持ちを、日本の人々にも伝えたい、

世界中の子どもたちの絵を展示し、

少しでも多くの人に見てもらうことで、元気やパワーを届けたい。

私達は、早速「世界の絵キャラバン隊」を結成し、7月9日~18日の期間で、宮城県名取市の現地に入り、イオンモールにて展示会を実施しました。
そして、最終日には、被災地の想いを世界に伝えようと、被災地の子供たちによる「お絵かきワークショップ」を開催。130名もの子供たちが参加し、その絵は、8月13日に実施された「なとり鎮魂灯篭流し」にも使用されました。

次回のキャラバン隊(9月24日25日)では、この被災地の子供たちが描いてくれた絵を、名取市イオンモールにて展示会を行う予定であり、その費用を是非皆様にご協力いただきたく思います。

今後も、世界及び被災地の子供たちが描いてくれた絵を色々な方々に見て頂き、世界中が日本を応援している想いを伝えるべく、「世界の絵キャラバン隊」は、全国どこでも出動します。

ご協力いただいた資金は、キャラバン隊の交通費・宿泊費、絵の展示備品代、ポストカード印刷代、梱包料などに使わせていただきます。


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