プロジェクト概要

生きづらさ、働きづらさを感じる多くの人へ。社会につながる一歩を応援する場所「やどジョブ」をつくりたい

 

はじめまして、西村純子です。私は重度知的障がいを持つ長女と、特別支援学校教員を目指す二女、そして小学生の三女の母親です。長女を育てる中で、社会・地域との認識のギャップに大きな課題感を覚え、現在は障がいのある人が働く場所・生活する場所の確保と自立や社会参加を支援する活動をしています。

 

そして、この度、障がい者支援という枠組みを超えて、より広く「(不登校や引きこもりの子などを含め)働くことが難しい人たち」が、就労へ向けた一歩を踏み出せる場所、そこまでいかなくても、社会とのつながりを持てる場所をつくるという挑戦を千葉県野田市でスタートします。

 

場所、一緒に取り組んでくれる仲間、実施していくところまでは決まりました。しかし、利用される方々を受け入れる状態にする、安心して利用してもらうためのリフォーム費用が不足しています。多くの方の協力であと一歩のところまできたこのチャンスをカタチにするために、どうか皆さま、応援していただけないでしょうか。

 

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夫と三姉妹と私

 

勉強会の限界。こんなにも理解されていないのか

 

長女が特別支援学校在学時にPTA会長を2期務めました。先生方や他校の役員さんとお話しをする機会も多くあり、そこでよく挙がるのが、「施設や作業所が足りない」「就労できても一緒に働く人に理解されず長続きしない」という2つの課題感と、「社会とつながり、地域の一員として生きがいをもって暮らしてほしい」という願いです。そこで、待っているだけではいけないと思い、特別支援学校卒業生・在校生の保護者と一緒に、勉強会や情報交換会を開催する「team 関宿」を2014年に立ち上げました。

 

しかし、ある出来事が勉強会だけではダメだと思わせてくれました。勉強会を開催し始めてから少し経った時のことです。参加していた保護者が、近所の子どもに「●●ちゃんは、いつ治るの?」と聞かれたそうです。その時、私の二女が小学生のとき「お姉ちゃんが障がい者って嫌じゃない?」と友達に言われたことを思い出しました。

 

長女が特別支援学校中学部1年の運動会の様子

 

また一歩。障がいを抱える子たちを支援するために

 

当事者や関係者だけで集まっていては何も変わらない。誤解や偏見は減らない。この社会でわが子たちが親亡き後はどうやって生活していけるのだろう。そんな不安を払拭していくために、NPO法人スマイリシェルを設立しました。現在は障がいを持った子どもとその保護者はもちろん、そうではない地域のご家族の方も参加して、一緒に野菜をつくっています。

 

NPO法人スマイリシェルとは……

NPO法人スマイリシェルは、障がいのある人の働く場所・生活する場所を確保し、個々のニーズに合わせ、自立や社会参加を支援する活動しています。また、「子どもたちと家族が、笑顔でその地域で暮らすすべての人々と共に暮らせる地域社会」を目指し、地域で生活している方々へ啓発活動を行っています。

 

現在は、会員さんからお借りしている農園で、障がいを持つ人が農作業するための工夫について専門家に学びながら土づくりから野菜の収穫をしています。この農園では、1年を通して子どもたちへの体験プログラムも実施しています。

 

また、手作りのドリームキャッチャーを市内各所で展示頒布したり、特別支援学校の文化祭に参加するなど、法人の紹介と障がい者への理解を深めています。さらに障がい者とその家族を取り巻く地域環境の発展・地域活性化を目指しています。

 

 

障がいだけではない。生きづらさを感じる多くの人たちがいます

 

この活動をしていく中で、気付かされたもう一つの視点があります。実は、理解されにくさ、生きにくさを感じているのは、障がい者だけではない。例えば、さまざまな事情で不登校になってしまった子や働きに出ることのできない子も一緒なんだ、ということでした。

 

出会いの中で考えが広がり、活動の場を広げ、さらに新たな考えが生まれ、そんな時に出会ったのが、『やどっこふぁみりー』です。

 

やどっこふぁみりーは、人と出会い・人と学び・ともに成長するコミュニティ広場です。子どもたちは遊びや学びを通して思考力・協調性・自立性を身につけていきます。大人向けには教育や福祉に関する情報の提供できる場として、また憩いの空間として利用できるスペースがあります。また、ヨガやアロマ、英語カフェ、料理、エステなどのワークショップで興味や可能性を広げることができます。それぞれの悩みや社会の問題について語り合いながら成長し、たくさんの出会いがある毎月の交流会も魅力の一つで、市民活動団体やNPO、地元企業の方々を繋ぐ役割もしています。

やどっこふぁみりーはこんな場所です

 

「社会・地域との接点」「就労の足掛かり」をつくっていくために

 

やどっこふぁみりーの方々の話を聞き、意気投合しました。そして、代表の荒井美鶴さんと未来を語るうちに、一緒にやどっこふぁみりーをつくっていこうという話になりました。

 

これまで荒井さんがやっていた、大人も子どもも出会いや学びを通じてつながっていく場所を「やどスタ」として。NPOの活動とは別に、これから私が始める、障がいの有無に関わらず働くことが難しい人たちに、「社会・地域との接点」と「就労の足掛かりとなる機会」を与える場所を『やどジョブ』として。そして、それらを大きく括る「やどっこふぁみりー」という枠組みをもってスタートさせます。『やどジョブ』はいわゆる就労支援とも違う、一般就労とも違う、地域の一員としての生きがいと、生きるスキルを身につけることのできる居場所です。

 

『やどジョブ』ご利用対象者

・障がいをお持ちの方

・引きこもりがちで社会と繋がる勇気があと一歩欲しい方

・不登校などで居場所を求めている方

そして、そのご家族。

 

もっといえば、手や体を動かしながら情報交換したい方・興味が持てることをお探しの方。シニアの方や子育てしながらちょっと仕事をのぞいてみたい方、生きづらさを感じている方の力になってくださる方、たくさんの方に利用していただきたいと思っています!

 

『やどジョブ』でできること

例えば……

▶地元企業からの多岐にわたる仕事(チラシ折り・テープ貼りなど)を通し、一人一人が自分の特性や興味を見つけられます

▶パスケース製作では、作業工程を分けることで誰もが達成感を得る事ができます

▶やどっこふぁみりーのみなさんと交流することで、視野が広がり、地域で暮らすことに自信が持てるようになります

▶同じような悩みや思いを共有したり情報交換の場となります

▶お互いに仕事のサポートをしあいながら、人の役に立つ喜びや働く喜びを実感し、目標への第一歩を踏み出せます

▶工業用ミシン導入によるランドセルのリメイクを通して、子どもたちに物の大切さを伝えます

▶地元企業の情報を多くの人へ発信し、街を盛り上げていきます

 

やどジョブは

『来て・見て・知って・やってみる』そして『一歩踏み出してみる』

そんな場所にしていきます。

 

やりたいこと、やらなければならないことが見え、実施できる場所も見つかりました。しかし、それを実行に移すための場所を、多くの方が安心して使える場所にしていくための一部資金が足りていないのが現状です。

 

『やどジョブ』拠点の今……

 

誰かが動き出すことで少しずつでも変わっていってほしい。地域を巻き込んだチャレンジを応援してください。

 

このプロジェクトには大きく2つの目標があります。

 

ひとつ目は、今の社会で理解されないことによる生きづらさを解決しようというものです。『障がいの有無に関係なく、援助が必要な方や社会的に弱い立場の方』には、この場所での交流を通じて、地域の一員として生きることを実感してほしい。そして、『地域の方』には、生きづらさを感じている人がいることを知ってほしいですし、ほんの些細なアクションでも、支え見守りともに歩むことができることを知ってほしいと思っています。

 

そしてふたつ目は、そのような社会を地域の人や企業みんなでつくっていくということです。行政にまかせっきりになるのではなく、暮らす人みんながいきいきとできる地域を、自分たちでつくりあげることができると思っています。

 

お互いを認め合い、支え合う場所、優しい地域の実現に向かって。ほんの小さな一歩ではありますが、全力を尽くしていきますので、皆さまよろしくお願いします。

 

「やどスタ」の荒井さんと一緒に!皆さんよろしくお願いします

 

やどっこふぁみりー(やどジョブ/やどスタ)

住所:野田市東宝珠花247-2 鶴岡ビル3階

アクセス:東武野田線 川間駅より

 ①朝日バス いちいのホール入口下車 徒歩1分

 ②まめバス いちいのホール下車 徒歩3分

オープン時間(やどジョブ) : 平日9:30~15:00(予定)

オープン時間(やどスタ) : 10:00~19:00(講座により21:30まで)

 

 

◇◆◇ご支援金の使用用途◇◆◇

皆さまからいただいたご支援金は、免疫力が弱い方や子どもたち、シニアの方に安心して快適にご利用いただくための「空気清浄機能(ホルムアルデヒドや空気中の化学物質などを中和)を持った内装塗料」「業務用エアコン・空気清浄機などの設備費」「広告費」に充てさせていただきます。

 


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