大和橘は天然記念物にもなっており、太平洋岸の暖地に今でもごくわずかに自生している貴重な樹木です。

即位式などの重要な儀式を執り行うための最も格式の高い正殿である京都御所紫宸殿(ししんでん)には「西に右近(うこん)の橘、東に左近(さこん)の桜」がございます。お雛様のお飾りにも使われています。

また1937年に制定されました文化勲章は、橘のデザインがなされております。当初の意匠案は桜をデザインしたものでしたが、昭和天皇が桜は花も葉も散ることから、潔く散る武人の象徴となって来たのに対し、常緑樹の橘はいつ見ても変わらないから、永遠を現すものであり、永遠であるべきである文化の勲章としては、橘の方が望ましいのではないかという趣旨の意見を述べられました。その為、文化勲章のデザインが橘のデザインへと変更となりました。

            文化勲章(内閣府ホームページより引用)

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