よしこたんのアップルパイでシニア起業への道（16）

 

こんにちは！
プロジェクト起案者・よしこたんの娘、マーサです。

 

今日もご支援やシェアをいただき、本当にありがとうございます！

お店でも毎日、ご来店のお客様と今回の挑戦について話す機会が増えてます。

 

尊敬する登山家の、故・栗城史多さんが生前、"この冒険は登山だけではなく、「冒険の共有」という挑戦における失敗や挫折を共有して、自分と同じように見えない山に向かっている人達にエールを送り、否定の壁を乗り越えるのが最終目的です。" と仰っていたのを思い出します。

 

よしこたんのアップルパイを広める「冒険の共有」・・・！！

今日も臆せず公開していきます。

クラウドファンディング終了まであと36日。

 

「よしこたんのアップルパイでシニア起業の道」8年間の軌跡...というか奇跡のような巡り合わせと、これからを事細か～に、この場に残しはじめてようやく5年目のところまできました。

前回のお話しはこちらです。

ではさっそく・・・

 

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グランドオープンから数日は、連日仲間や知り合いの方、そこからの口コミなどでご来店いただくお客様に支えられて1カ月、2カ月と営業を続けてくることができました。

 

その間も、さすが県庁所在地。新聞や雑誌などのメディアも多く、新規オープンを記事で紹介いただいたりして。次第に地元の「はじめまして」のお客様が増えてきたのは有難かったです。

 

ですが、この場所での店舗オープン制約、"ビルの外装はそのままに看板などの取り付けはダメ" が、新規のお客様を迷わす思わぬ足かせとなり。看板がないためお店が分かりづらく、また事務所のような殺風景さが残る店内で「ここは何屋さん？お花屋さん？」と間違われたり。

 

 

これは、なんとかせねば・・・！

 

 

 

外に、りんごの椅子を置いてみたり。

ビルに元々ついていた小さな看板をアレンジさせてもらったり、オープン中だけ看板を出させてもらったり。少しずつ、少しずつ、オーナーさんとの心の距離を縮めながら工夫していきました。

 

 

とにかくお店を軌道に乗せること。

 

オープンから3カ月、帰宅はほぼ夜中・・・。

 

夢中になりすぎてたよしこたんと私をみかねて、仮住まいのアパートにひとり電車に乗って先に帰る父。

 

家族を犠牲にしてでも、とにかくお店を軌道に乗せること。

 

"必死過ぎると、本当に大事なことが見えなくなるもの" そんなことにも気付かず、父の酒量が増えていたことにも気が付かずにいました。

 

 

 

結城のかかりつけの主治医に診てもらうため、月に数回通院していたのですが、血糖値も肝臓の数値も正常だと言っていたのを真に受け。私たちは父が肝硬変になる初期症状を見逃していたのです。

 

ほとんどアルコール中毒症状を起こしている中で、見知らぬ土地で新しい友達をつくれだなんて・・・今思えば酷なことをしてしまったと思います。

寂しさから酒量が増え、よしこたんと私が帰る頃には泥酔状態。テレビドラマや映画で見たアルコール中毒患者の様、そのものでした。

 

昼間はお店の営業であれこれ頭を使い、作業に没頭して。夜アパートに帰ると父が暴れている・・・これは夢なの？何が起きてるの？

 

 

過労による食物アレルギー反応（アナフィラキシーショック）で病院に運ばれることもあったよしこたん。

 

このままでは、家族みんなダメになる・・・

 

 

アルコール中毒患者を診る専門外来で、父の入院を勧められていたものの、本人の治療の意思が得られず。結局、父だけ結城へ帰り、「別居」という選択をとることに。

 

2015年8月、夏の終わりを感じる日のことでした。

 

 

（つづく）

 

 

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この頃の、恐怖に怯え続けた日々を思うと、今はなんて平和なんだと思います。それと同時に、慣れない環境に追い込んでしまい、父を救えなかった後悔もあります。生きるって・・・

 

 

さて、お話しはまだまだ続きますよ～
次回も楽しみにお待ちください。

そして最後には、このお話しをぎゅっと凝縮して、リターンの1つ「クーポン付きオリジナルStory Book」として編集・製本し、お届けとなります。

こちらもどうぞお楽しみに！

引き続き、応援・ご支援、シェアのほどよろしくお願いいたします！
　
　
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