知的障がいのある方の自立のためのコインケース開発

今夏、米国でのセミナーに出席したことを契機に北米の皆様と交流が生まれ、前川は北米フォイヤーシュタイン・アライアンス（NAFA https://thinkingconnections.org/ )のメンバーになっています。そして今朝は、NAFAの月次会合で、前川から夢育て農園の活動やその成果、ニコニコインの発展等について、プリゼンテーションをしました。説明３０分強、質疑３０分といった感じです。

前川の下手な英語に関わらずしっかりご理解頂けたようで、いくつか的確なご質問を頂きましたが、特に議長のDavid Martin博士から、

①　夢育て農園での認知発達結果に関心を持って下さった方々が、日本の各地で、成長を諦めない人生づくりのための取組みを始めようとしていること（以下の図）

②　認知発達だけに留まらず、その１年後に家族にしたアンケートで、当人の行動の変化を家族が明確に感じていること（以下の図、及び職リハ論文参照　https://yume-sodate.com/download/34_rehabilitation_change-2/?wpdmdl=2779&masterkey=7bTkTHqaTI35iVIF2eK10-T_P-BqNz8Zm9Zqko8uW9MElMVqqSpAoc9wri-LWqTjvlHJWSfIhBcSLmOLC9_wNDUw3nb5X94OcbAgQarEH2k　）

の２点に、大きな関心を寄せて下さいました。特に後者については、英語の資料を用意していなかったので、ご質問に答えるために慌てて千葉大学で使った日本語の説明資料を開いて、一つ一つ説明しました。

とっても緊張しましたが、こうして日本の取組みを知ってもらうことで、人的資源の面でも、取組の歴史や広がりの面でも、遥か先を言っている米国の方々との交流を深め、我々が困った時に色々と相談にのってもらえたり、参考にさせて貰える関係を築いていきたいと考えています。

ということで最後に記念撮影をパチリ（HP等への掲載はご快諾頂いています！）大御所Louis Falik博士もほぼ全体を聞いて下さいましたが、最後の写真撮影の時には別のオンライン会議出席のため退席されていて残念！共同議長のJeanne Zehr博士は本日イスラエルに出張中で時差が大きくて（AM3:30だったそうです）出席はかないませんでしたが、必ず録画をみるとメッセージを頂きました。