【ゆめのば。熱血合宿】大成功でした!【終了報告】
支援者の皆さまへ
この度は皆さまの温かいご支援のお陰で、沖縄の生徒20名という限定的なものではありましたが、素晴らしい環境の中で『ゆめのば.熱血合宿』を無事開催することができました。
この合宿は、数年前に【ゆめのば.】プロジェクトを考え始めた当初からの『夢』であり、今回それを叶えることができました。
ご支援頂いた皆さまに心から感謝申し上げます。
【結果報告】
夢は持つものじゃなく、叶えるもの。
夢を叶えたいと想い続け、夢の実現のために熱狂的な努力を継続させること。
そのためには、自分の中にある弱さに打ち克ち、乗り越えなければなりません。
でも、子どもたちにとってそれは本当に大きな苦痛を伴う試練です。
人はみな弱いものであって、辛い時や悲しい時、周りにいる人に、子どもたちは良くも悪くも影響を受けます。
私たち【ゆめのば.】は、頑張りたい気持ち、今の自分を何とか変えたいという気持ちを持っている子どもたちの最初の一歩を後押ししてあげられる人になりたいと思っています。
私たちが本気になってその想いを伝えることによって、子どもたちの目が真剣に、本気になる瞬間があります。
今回の合宿でも、それを感じることができました。
今回の合宿テーマは、
『限界突破の挑戦!自分の弱い心に打ち克て!』
です。
最近では、このような努力・根性・熱血というワードが敬遠されるようになっています。
でも、今の子どもたちにとって一番必要なものもまた、これらのワードであると、今回の合宿を通して改めて実感しました。
12月21日(土)合宿1日目
沖縄本島から合宿場所(国立沖縄青少年交流の家)のある渡嘉敷島までは、高速船を使って子どもたちを連れていきました。
この日は偶然にも、新しくなった高速船の初出航の日で、セレモニーが盛大に行われていました。
【ゆめのば.】の初合宿をお祝いしてもらっているようで嬉しかったです。
当日は波浪警報が出ており、船が大きく揺れた時もありましたが、参加者全員が気分を悪くすることなく渡嘉敷島へと移動できました。
ちなみに、一番船に弱いのは、ゆめのば.の拓ちゃんでしたが、デッキ後方に出ることができたのでかろうじて大丈夫でした(笑)
渡嘉敷島に着き、国立沖縄青少年交流の家まで送迎バスを出して下さった西原さんは、今回の合宿参加生のお父さんです。
ゆめのば.を始めてから多くのご縁を頂きましたが、今回もそれを実感しました。
残念ながらこの日の天気は曇り時々雨。
それでも生徒たちは元気いっぱい、気合充分です!
さて、子どもたちの気合に負けることなく、私たち【ゆめのば.】メンバーも激烈な気合と情熱を伝え、合宿のメインである『勉強を通して自分の弱さに打ち克つ』というテーマに沿って進めていきます。
最初は20時間近く勉強するという初めての経験を前に緊張感と嫌悪感を抱いていたように思えた生徒たち。
それが、時間の経過とともに真剣な眼差しへと変わり、
最終的に、
「先生!休憩いらないから勉強を進めたいです!」
という、恐らく教育関係者であれば信じられないような言葉が聞こえるように。
休憩時間も、友人と一緒に数学の問題を考える男子生徒。
今回の合宿をやって本当に良かったと思いました。
授業や漢字1000題サドンデスアタックが終わった後、夜の時間帯では私たちの想いを生徒たちに伝えるイベントを実施しました。
【ゆめのば.の集い】です。
「ほしてぃ」こと、ゆめのば.代表 星野智と「拓ちゃん」こと高崎拓也の出会いと別れ、そして再会までの長い道のり。
想いを強く持ち続ければ、いつか必ずその想いは届く!
夢を夢で終わらせるな!
今は苦しく悲しい現状だとしても、どこかで誰かが手を差し伸べてくれるその日まで、あきらめずに進んでいこう!
私たち3人からの熱いメッセージは、しっかりと生徒たちに届いたようです。
子どもたちの涙に、嘘などありません。
きっと、心にしまっておいた苦しみや悲しみ、どうしていいかわからない不安などがシンクロしてしまったのだと思います。
こんなにも素直な子どもたちが、自分の頑張りたい気持ちをしまい込まざるをえない状況が、この日本にはたくさんあります。
とにかく無事に、初日のプログラムが終了しました。
翌日の勉強に向かう表情が、さらに真剣なものとなったのは言うまでもありません。
12月22日(日)合宿2日目
朝6時に起床して朝食を済ませ、午前中は昨日を上回る真剣さで勉強した後、野外炊飯でカレーライス作りに挑戦しました。
と言っても、私たち3人はごちそうになっただけでしたが、、m(_ _)m
とても美味しかったです!!
ご馳走様でした!!
やはり女子の手際の良さが目立っていました。
普段からお手伝いをしているとのこと。
同じ釜の飯を食う、という言葉がありますが、やはりみんなで作ったご飯をみんなで食べると、一気に距離が縮まったように思います。
本音を言うと、あと1日だけ合宿の日程が欲しかったです。。
(今回は土日を利用したので仕方がありません)
昼食の後、渡嘉敷島の透き通った美しい海で少し遊びました。
交流の家に戻ってから、またしばらく勉強に集中し、同時進行で生徒一人ひとりに今回のクラウドファンディングでご支援頂いた方へお礼のメッセージを撮影し、合宿終了となりました。
合宿を終えて
私たち3人とも、自身が経営する学習塾で同様の合宿をずっと開催してきましたが、正直なところ、初めて会う生徒、しかも1泊2日という短い時間の中で、果たして私たちの想いが伝わるのかという不安がなかったわけではありませんでした。
でも、それは杞憂でした。
映像を通してではありますが、普段【ゆめのば.】で授業を受けている生徒たちにとって、私たちは決して他人ではなく、むしろいつも画面の中にいる先生に会えたという喜びの方が大きいように感じました。
そして、私たちのような大人が、本気の想いで正面からぶつかれば、子どもたちはちゃんと受け止めてくれます。
この2日間で、子どもたちのピュアな笑顔と涙、そして一生懸命な姿に触れ、私たち3人、改めて【ゆめのば.】の活動をこれからもしっかりと続けていかなければならないと強く思ったしだいです。
以上です。
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、今回の【ゆめのば.熱血合宿】開催のために以下のとおり使用させて頂きました。
施設利用料(食事代含む) 20万円
渡嘉敷島までの交通費(船代)12万円
講師3人(神戸・群馬・福島)の交通費・宿泊費 15万円
運営スタッフの人件費・交通費・宿泊費10万円
教材費・備品 10万円
なお、残りの支援金に関しては、リターン作成費等、全て【ゆめのば.熱血合宿】関連活動のために使わせて頂きます。
【リターンの発送について】
2月下旬より、順次リターンの発送を開始する予定でおります。
DVD作成にはお時間をいただきたいので、3月下旬を予定しております。
講師とのオンライン面談については、スケジュール調整のうえご連絡させて頂き、購入者様と最終調整のうえ通話アプリを使用してご提供する予定です。
それ以外のリターンについては郵送いたします。
もうしばらくお待ち下さい。
【今後について】
今回のプロジェクトはこれで一区切りがつきますが、私たち【ゆめのば.】の活動や夢はこれで終わりではありません。
日本全国にこのような素晴らしいプロジェクトを届けられるよう、引き続き情熱を持って活動していく所存です。
これからも皆様の温かい応援を、どうぞよろしくおねがいします。
皆様のお陰で、日本の子どもたちを元気にする第一歩を踏み出すことができました。
まだまだやります!
この度は本当にありがとうございました。
ゆめのば.
星野智
島崎仁
高崎拓也