昨日、筑波大学で行われた、日本国際保健医療学会東日本地方会にて、ポスター発表を行いました。

 

今回は発表した内容について簡単にご紹介したいと思います。

 

(発表の様子)

 

マケニ村での診療所建設は、村人自身で立ち上がったことから始まりました。

私たちも村人の熱い思いに感銘を受け、ぜひとも建設に協力したいとザンビア・ブリッジ企画をスタートさせました。

 

しかし、企画発足1年がすぎた現在、一つ大きな問題が出てきました。

村人の主体的に診療所建設に関わろうという意識が低下してしまったのです。

住民建設委員会を自ら立ち上げ、レンガを4万個も自ら作った彼らの意識はどうして下がってきてしまったのでしょうか?

 

その原因は以下のものがあるのではないかと私たちは考えています。

・お金を出してくれる支援者が入ることで依存の意識が芽生えた

・現地NGOのMECや私たち、政府の動向の情報が村人に入ってこない

・伝統的な区分の影響により柔軟な対応が難しい

・支援している私たち自身は年に2回しか村人と直接話す機会が少ない

 

診療所の建設とその運営を実現するためには、村人の協力が必要不可欠です。

そのためには建設途中から村人自身が「これは自分たちが作る診療所だ」という強い意識を持つことが不可欠です。

建設後、その意識が「この診療所は自分たちのために自分たちが守っていく診療所だ」という意識に結び付くことで、その診療所がマケニ村にとってより意味のあるものになることでしょう。

そのためにまずは村人たちが建設に、主体的に関わっていくことをサポートしていく必要があります。

 

遠く離れた地に住む私たちが様々な関係者と協力し、村人に主体的に関わってもらうようにするにはどうしたらいいか、今後の大きな課題として取り組んでいきたいと思っています。

 

今後も現地の声を聞くとともに、アカデミックな内容も勉強していきながら村での活動にいかしてきたいと思います。

 

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