妊娠中の猫を捕獲する事

前回の活動報告で紹介した三毛猫のママ。

子どもたちも少しずつ大きくなり、初めてママとケージ外に・・・・・

好奇心旺盛で、ちょろちょろする仔猫と、こちらを見つめるママ。

この子は、野良猫で保護されましたが、最初から警戒心があまりなく、すぐにこちらに馴染みました。出産後も警戒するわけではなく、のびのび子育てをしていました。

穏やかな子ですが、ちょろちょろする子どもたちがバラバラになり、ちょっと厳しい顔をしています。

うろうろしながらも、ママの母乳が気になる赤ちゃんもいます。

こうして少しずつ大きくなっていきます。

捕獲担当のところに、妊娠していると思うので早く保護してほしいと連絡が入ったことで、保護して出産することができました。こちらに来たときはかなり大きなお腹でした。警戒心が少なくても、簡単に捕まるわけではありません。妊娠中だということで、捕獲に失敗すると、場所を変えてしまい、せっかく見つけた出産場所も失いかねません。慎重に、刺激せず、捕獲する計画を立て保護しました。

捕獲するときはいつも神経を使いますが、妊娠中の猫と、母猫と仔猫を捕獲するときは特に気を遣います。

こちらで出産した猫や、母猫と一緒に保護された仔猫。

いろいろな子たちが、母猫に甘え、母猫と遊び、時には少し叱られながら、大きくなり新しい家族のもとへと巣立っていきます。

３ヶ月を過ぎるころには、兄弟でもそれぞれ個性が出てきます。

その個性を受け止めてくださる家族のもとで幸せな生活が始まります。

人にも猫にも素敵な時間が広がりますようにと、写真を見ながら嬉しく思い、願っています。

仔猫だけではなく、成猫にもたくさんご縁を頂いています。

これからも、いろいろな場所に、家族を待っている猫たちをお連れしたいと思っています。

月曜日が最終日となります。

よろしくお願い致します。