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「動く絵―新しい映画の形」

山田啓己

山田啓己

「動く絵―新しい映画の形」
支援総額
50,000

目標 50,000円

支援者
15人
残り
終了しました
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2011年04月18日 00:26

水中砂ディスプレイと平和への思いについて

こんにちは。お世話になっています。

 

 

 

ここの情報は毎日更新したいのですが、今日はうまく実験映像がとれなかったので、別の技術トピックを。

 

 

 

去年から「水中砂ディスプレイ」というのを開発しています。

名前の通り、水中の砂の表面に文字を出す、というものです。

http://www.youtube.com/watch?v=42n2GS7ChJo

 

 

 

うすく水が張ってあるのですがわかりづらいですね。。

 

 

 

砂は御影石を砕いた砂、

インクは示温インクという、温度によって変化するインク(ChronoPuzzle:http://www.youtube.com/watch?v=RvymkkZwE-kと同じものです)

にペトロールを混ぜています。

 

 

 

書いてある文字について、少しお話しさせてください。

 

 

 

去年から、本郷にあるわだつみのこえ記念館さんのご協力のもとで、戦争を体験された方の手書きのメッセージを集める活動をしています。

この文字は、その活動の一環でお会いした方に、平和への思いをこめて直接手書きしていただいたものです。

 

 

 

僕は数年前「きけわだつみのこえ」という本を読んで、とても衝撃を受けました。

それは、当時特攻隊などで亡くなられた方が、自分と同世代であったこと、

死を目前に綴られた想いが、とても生々しく深いものであったからです。

 

 

 

そのため、今生きている自分に何ができるのか、を考えていたのですが、

それはやはり「テクノロジー」を使い、そうした声や想いを残していくことだと思いました。

手書きの文字は、デジタルの文字にはない強いメッセージ性があります。

こうした文字を電子制御することは、いろいろと賛否両論あると思うのですが、

僕が「CMYKディスプレイ」で実現したいことは、デジタルの情報に失われている「人の温もり/温かみ」を、

デジタルで残す、という一見逆説的なものです。

 

 

 

僕は川端康成が大好きなのですが、

以前、大阪の茨木の川端康成記念館の直筆原稿を見て、全身が震えるぐらい感動しました。

「眠れる美女」の原稿だったのですが、小説の活字からは感じられない圧倒的迫力がありました。

 

 

 

そうした、生の手書き文字の強い存在感を、何とかしてデジタルの領域に残したいと思っています。

 

 

 

戦争を体験された方のメッセージを集めることも、僕のCMYKディスプレイ技術を最大限生かせるものを考えた結果です。

 

 

 

はじめReadyForさんのプロジェクトには、「動く絵」ではなく、こちらの「戦争体験者の手書きメッセージ」を応募する予定でした。

でも、そのとき大きな地震があり、人の命が大勢失われていく中で、

自分が戦争という重いテーマを扱っていいものか、すごく悩みました。

それでテーマを「動く絵」に変えました。

今でも、こうした重いテーマに自分が入っていっていいのかはわかりません。

ただ、僕は自分の技術を正しく使いたいと思っています。

それはエンターテイメントなどの一過性のものではなく、

人の心にずっと残る形でです。

まだまだわからないことが多いのですが、テクノロジーに携わる生き方を選んだので、

ずっと自分の技術が何のためにあるのか、を追求したいと思っています。

 

 

次回は動く絵の新しい実験映像をUPします!

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リターン

1,000

ショートフィルムのクレジットにスポンサー様のお名前を掲載させていただき、フィルムのデジタル版をダウンロードできる権利をメールでお届けします。

支援者
6人
在庫数
制限なし

3,000

ショートフィルムのDVDを郵送でお届けします。また、フィルムの完成披露イベントを都内で開催し、スポンサー様にそのイベントの招待券をお送りします。

支援者
8人
在庫数
42

5,000

映像中に出てくる「動く絵ミニ作品」(名刺サイズ)を1点お届けします。

支援者
4人
在庫数
2

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