プロ演奏家との室内楽交流サロン・シーズン2023

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

　音楽作りの現場を愛好家の方々に提供するプロジェクトです。

　仲間とのアンサンブルでハモる楽しさ！　憧れの曲を初めて合奏できた時の感動！　何度も練習して初めて友人を招待できた演奏会！

　こうしたアンサンブルの楽しみは、プロの方々の指導を受けると、あっ！と突然道が開けたり、やはり地道な日々の積み重ねであったり、様々な気づきで深まっていきます。

　開催中の「プロ演奏家との室内楽交流サロン」は昨年6月から本年３月まで毎月、私たちの合奏にプロ演奏家に参加頂き、かつ愛好家の方々にその場に立ち会って頂いています。この活動を通して、愛好家の皆様とご一緒のこの体験の有効性が証明されつつありますので、本年も継続開催致したく、「シーズン2023」を立ち上げました。

▼プロジェクトの内容

　毎回1-2名のプロ演奏家をゲスト招聘して、メンバーに加わって頂く形のミニコンサートを開催します。そこでは演奏法の指導や音楽作りに関する経験談などを語って頂きつつ、演奏者と来聴者との双方向の交流を10回程度予定しています。

　３か月以上前に日程・会場・招聘ゲストを当法人のホームページで告知して、ゲストと共演を希望する演奏者（参加費有り）と20名ほどの来聴者（無料）を一般公募します。

　当日は、ゲストに加わって頂く１時間の公開練習の後、ミニコンサートと交流サロンとなります。ミニコンサートは、ゲストと愛好家との３~５重奏、およびゲストの短いソロ演奏で合計30分を想定しています。その後、ゲスト・演奏者・来聴者による60分程度の懇談会(サロン）です。

■目標金額：60万円

■目標金額の使途及び実施する内容：支援金は、会場費・ゲスト謝礼・広報費に充当致させて頂き、交流サロン10回程度の開催を目指します。

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、概ね１回当たり5-6万円の目安で、頂いたご寄付分だけの開催回数となりますが、最低でも１回の公演は現時点でも可能です。

■社会情勢など止むを得ない事情で予定期間内での開催が困難な場合は、状況が改善されるのを待っての開催となります。

　日常生活においても、音楽の原点である室内楽が、もっと私たちの身近に感じられるように、微力を尽くして参りたいと思いますので、多くの皆様方の賛同をお願い致します。

＜2022年度の開催実績＞

・プロ演奏家との室内楽交流サロン#1（2022/6/10ヴァイオリン小林朋子先生とハイドン弦楽四重奏曲作品20-4）

・プロ演奏家との室内楽交流サロン#3（2022/8/19ヴィオラ大島路子先生とモーツァルト弦楽五重奏曲K.516）

・プロ演奏家との室内楽交流サロン#4（2022/9/9チェロ田崎瑞博先生とベートーヴェン弦楽四重奏曲作品18-3）

・プロ演奏家との室内楽交流サロン#5（2022/10/22ヴァイオリン梅原真希子先生とベートーヴェン弦楽四重奏曲作品18-4）

・プロ演奏家との室内楽交流サロン#6（2022/11/11ヴァイオリン若松夏美先生とハイドン弦楽四重奏曲「ひばり」）

・プロ演奏家との室内楽交流サロン#7（2022/12/19チェロ古川展生先生とドヴォルザーク弦楽四重奏曲「アメリカ」

＜今後の予定＞

2023/1/27（金）ヴィオラ百武由紀先生とスメタナ 弦楽四重奏曲「我が生涯より」

2023/2/25（土）チェロ大友肇先生とモーツアルト 弦楽四重奏曲K.575「プロシャ王第１番」

2023/3/10（金）ヴァイオリン西野ゆか先生とベートーヴェン 弦楽四重奏曲第７番「ラズモフスキー第１番」　　

▼プロジェクトの展望・ビジョン

首都圏からスタートしましたが、将来は開催要望のある地域での開催も想定しています。

▼自己紹介

　NPO法人日本アマチュア演奏家協会（略称エイパ・APA)は、アンサンブルを愛好する方であればどなたでも参加できる我が国で唯一の全国ネットワークです。1974年設立、2008年にNPO法人化、2021年に認定NPO法人資格を取得しています。設立以来の累計会員数は4300名ですが、現在の活動会員数は約900名（首都圏600、関西200、その他全国100）。活動は首都圏・関西を中心に地域別や楽器別、編成ジャンル別など40以上の月例会や発表会例会があり、会員の方々は自分の好みや、レベルに合った例会を選んでアンサンブルを楽しんでいます。

以下に主な活動の数コマを紹介させて頂きます。

・2022年度サン=サーンス没後100周年記念演奏会から、「動物の謝肉祭」

・2022年９月掛川市・つま恋リゾート室内楽合宿での「ブランデンブルグ協奏曲」