福島原発被災地域でドローン撮影を!プロジェクト終了のお知らせ
【プロジェクトご支援に対しての御礼】
この度は、「故郷の思い出を映像へ」福島原発被災地域でドローン撮影を!にご支援、ご協力頂きまして誠にありがとうございました。
3月24日に目標金額の80万円を達成し、最終的に93万円のご支援が集まりました。
心より御礼申し上げます。
【プロジェクト結果】
半年間のプロジェクトにおいて、原発被災地40名の方々へ故郷の景色を収めたDVDと写真をお渡しすることができました。
被災された方々へ直接お渡しをして回り、顔見ながら故郷の景色を見ながら様々な思い出話を聞きました。
「昔はこんなお祭りがあった。」
「今は故郷へ帰れないし、無くなってしまう景色なので本当に有難い。」
「家宝にする。」
「こんな良いものを頂いて良いものか?」
など、本当に心から喜んで頂けました。
避難中の方へ直接お届けできたことは、心の寄り何処である故郷の景色をいつでも見て頂け、各人の心の支えになったと確信しております。
また、併せて各地域を広域的に撮影することが出来ました。
今回、申し込みがあった福島原発周辺地域では約5600件もの家屋解体予定の家屋があります。
今回申し込み頂いた40件という数は少なく感じられるかもしれません。
次の動画をご覧ください。
動画内には市街地を含めた多くの地域の”いま”を収めさせて頂きました。
かなりの住宅や施設などが多くを保存することが出来ました。
個人宅だけでなく、地域や街並みを含めた「ふるさとの思い出保存プロジェクト」の成果です。
【福島原発被災の様子】
原発周辺地域として、福島県の浜通り地域に位置する双葉郡の広野町、楢葉町、富岡町、大熊町、双葉町、浪江町の現在の様子をドローンで撮影しました。
※帰還困難区域内(大熊町、双葉町)での撮影では、地権者立ち合いの元、自治体、警察署、公安委員会、海上保安部、福島第一原発所など必要な許可申請を行って撮影しております。
※国土交通省の許可申請済みです。
映像の最後にクラウドファンディングにご賛同して頂いた方々のお名前を記載させて頂きました。
今回の映像撮影、映像編集、音楽制作など全て私が担当しました。
【収支報告】
皆さまからご支援頂いた資金は、福島原発周辺地域で被災され避難している方々へ、個人宅の撮影の写真制作と映像制作に使用させて頂きました。
また映像の質向上、安全性向上の為、新規ドローン機材の購入費に充てさせて頂きました。
クラウドファンディング手数料20万円、交通費30万円、写真プリント代10万円、写真額縁代6万円、DVDメディア代1万円、DVDケース代1万円、ドローン購入・維持費21万円返礼品発送代1万円、返礼品制作費3万円の総額93万円となっております。
【リターンの発送状況】
3,000円支援コース サンクスメール4月24日に発送済み。また再度9月12日にエンドロール記載についてご案内メールを送付済みです。
10,000円支援コース サンクスレター9月13日に発送済み。同封用紙にエンドロール記載についてのご案内済みです。
10,000円支援コース サンクスメール4月24日に発送済み。また再度9月12日にエンドロール記載についてご案内メールを送付済みです。
30,000円支援コース エンドロールお名前記載、サンクスレター、ポストカードは9月13日に発送済みです。
30,000円支援コース エンドロールお名前記載、サンクスレター、DVDは9月13日に発送済みです。
50,000円支援コース あなたの自宅/会社の写真を撮ります。は各実施済みです。
100,000円支援コース エンドロールお名前記載、サンクスレター、DVD、ドローン操縦体験、被災地域の見学同行につきまして、ご案内させて頂きました。
100,000円支援コース あなたの自宅/会社の映像を撮ります。につきまして、ご案内中です。
【今後について】
震災から6年半が経過し、福島第一原発周辺の市町村では警戒区域が徐々に解除され住民の帰還が進んでいます。
一方では帰還困難区域があり、戻れない方々も多くいます。
中間貯蔵施設の建設も始まり、先祖代々の土地を手放した方も沢山います。
津波によって帰る場所を失った方もいます。
それでも長年住んできた地域には、言葉では言い表せない愛着があります。
そんな福島の原発被災地域を、地元住民である私が故郷愛を持って撮影しました。
本当はこの地域へ、足を運んで見て感じて頂ければ幸いですが、遠方で来られない方、放射能が心配だけど様子を知りたいと思っている方々に、ありのままの原発周辺地域を映像で見て感じてもらいたいです。
最後に、本当にこの度のプロジェクトのご支援、ご声援を頂きまして誠に有難うございます。
クラウドファンディングでのプロジェクトは一旦終了となりますが、この活動は今後も継続して行っていきます。
地元の景色が変わっていく様子を記録し続けたいと思います。
このクラウドファンディングによって沢山のご縁が生まれました。
本当に感謝申し上げます。
今後とも『「故郷の思い出を映像へ」福島原発被災地域でドローン撮影を!』の活動を継続していきたいと思いますので、ご支援を継続して募集しております。






















