クレアへの支援、ありがとうございました。
ご支援いただいた皆様へ
旧職場の元職員や元ＰＴＡの皆様をはじめ友人・知人の皆様、プロジェクトをご覧になって主旨に賛同いただいた方々より、目標額を超えて寄付を頂きクラウドファンディングが成立しました。寄付頂いた時に寄せて頂いた「応援メッセージ」は、クレアのスタッフの望外の喜びであり、活動の励みになっています。本当にありがとうございました。今後の活動については、ホームページにて掲載する予定ですが、ホームページの更新が不調のためできていません。申しわけありません。改善できしだい更新してまいりますので、末永くクレアをご支援いただきますようよろしくお願い申し上げます。
クラウドファンディングの終了報告にかえて
10万円の目標額を突破して、レディフォーよりクレアに１３１，０６８円をいただきました。
クレアに関わる「生きづらく困っている人」は、長期間引きこもり・不登校の方が多く、その大半は、携帯ゲーム・ユーチューブ中心の生活で昼夜逆転するなどの状態です。一人っきりの携帯依存から、スイッチ等で対戦型ゲーム(太鼓の達人やマリオカート他)やボードゲーム(野球盤やサッカー盤)を購入して、対戦型ゲームによって複数の関わりに広げることができました。クリスマス会では、ゲーム大会で盛り上がり参加者の交流もできました。
また、絵を描くこと・物づくりをすることに取り組んでいますが、作品を直接縮小コピーしたり写真に撮り、缶バッチを作って渡しています。(缶バッチ製造機器もクラウドファンディングの寄金を活用して購入しました)
個別の支援が中心のクレアの活動は、個に応じた教材を準備するために教材費は限りなく必要です。携帯ゲームを含む携帯電話から視線を離さなかった人たちが、スタッフと関われるようになり、相互に寄り添い・コミュニケーションができる関係を作りながら、一緒にプログラムを考えて取り組んできた中で、クレアが安心できる自分の居場所になったと思います。並行して、ゲーム以外の好きなことに取り組み、今できることの最近接領域の内容を教材にして取り組んで、本当に好きな子と・やりたいことを見つけてきました。それは、自分を見つけることであり、やりたいことをやりとげる体験は自己肯定感につながっています。閉ざしていた人との関わりと社会との接点を持てるようになり、今春３月に２人が自分の進路(進学)を見つけて在籍校を卒業しました。
一緒に考えた内容を教材にしますがその教材作成に追われています。また、作った教材の９／１０は失敗しては改善・作り直しをしています。利用者から上手くいかないのも楽しいと励まされ、上手くいったら共に喜ぶ日々を過ごし、変化を見逃さないようにして成長の過程を見守っています。
心身が不調になったりして会えない・関われない日々が続いても、皆様の支援に励まされ、「待つこと」の意味を考えて次の課題を手探りしています。それでも、クレアが楽しいと言ってくれることを目指して頑張っています。
収支報告
皆さまからご支援頂いた資金は、全額、利用者のために教材作成機器・教材費として使用させて頂きました
１．備品
缶バッチ製造機 ７５，０００円
太鼓の達人 １２，０００円
２．消耗品
(1)缶バッチ部品 ８，８００円
(2)ニキーチン知育ブロック ４，５００円
(3)野球盤・サッカー盤 １２，０００円
(4)ガラス絵具 ３，３５０円
(5)絵本・教材用図書 １５，４１８円
ご支援頂いた皆様には、お礼状と子どもたちが作成したプラバンのキーホルダーを返礼品とし送付させて頂きました。それをもつて、皆さまのお志にお応えできるとは思いませんが、クレアとしては今できる精一杯の気持ちを受け取りいただいたら幸いです。
READYFORのプロジェクトはこれで一区切りですが、クレアの活動は今後とも継続します。３月末には、区社協主催のシンポジウムでパネリストとして活動概要を報告し、参加していた方々から多くの励ましのことばを頂きました。
「生きづらく困っている人」のニーズに合った居場所、そして何より居場所そのものの絶対数も不足です。そんな山積する課題に目を向けながら、日々の活動を積み重ね、自分を見つけて自己肯定感を持って、明日に踏み出す支援を続けてまいります。今後ともクレアの活動を見守り・寄り添って頂き、厚かましいお願いですが、物心両面でご支援いただきますよう、重ねてお願いいたします。
つたない文で恐縮ですが、最終報告に変えさせていただきます。
