支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 40人
- 募集終了日
- 2023年12月22日
サラワク州東部のバラム河上流のプナン人コミュニティ
いま、SADIA Mukahは州東部のロング・ララン(Long Lellang)という村に滞在し、住民たちと一緒にコミュニティマッピングの作業をしています。ロング・ラランはバラム河の支流のひとつ、トゥートー河上流域にある山間地の村です。クラビット人とプナン人のコミュニティです。ミリという都市から四輪駆動車に乗って一日がかり、それも土砂崩れによる危険がつねに伴います。自分は昨年8月にミリから友人の活動家が運転する四駆車でロング・ラランを目指しました。トゥートー河上流域は企業の伐採施業がいまなお続いていて地元の住民たちはこれをなんとか阻止しようと日々、闘っています。そうした現場を視察したかったのです。しかし、荒天による土砂災害があちらこちらで起こっていて、結局あきらめざるを得ませんでした。
州東部のバラム河上流には元々、遊動型の狩猟民プナン人が多く暮らしていました。彼らはイノシシなどの狩猟や野生サゴの採取によって生活を維持してきましたが、いまでは、森林伐採に伴って野生動物もサゴも減ってしまい、半定住を選んで農業を始めるグループが増えてきました。
バラム河上流のプナン人はいま深刻な苦境に立たされています。狩猟採集民の彼らは定住型の農民とは違い、耕作地や墓地、住居といった決まった領地を持っていません。先住慣習地を明確に示す物的な証拠が少ないためにコミュニティマッピングでデータを集める作業もそのぶん、難しくなります。プナン人にとって最も大きな脅威は彼らが生活の拠り所としてきた熱帯林の伐採です。JATANとキャンペーンを協働したオーストラリアのNGOが制作したつぎのビデオがプナン人の苦境を活写しています。
【ビデオ】フローリングへと変貌する熱帯林: 苦境を強いられているサラワクの狩猟・採集民
【参考(JATANのレポート)】日本にやってくる熱帯林産物の原料生産にともなう土地収奪と森林破壊―サラワク(マレーシア)と西カリマンタン(インドネシア)の現場から―
SADIA Mukahのロング・ラランでの活動は次回の「活動報告」でお伝えできると思います。
リターン
3,000円+システム利用料
お気持ちコース
・感謝のメール
・SADIA Mukah活動報告
感謝のメールを送等せていただくとともに、SADIA Mukahのフィールドワークのアップデートをお伝えしたいと思います。
- 支援者
- 12人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
10,000円+システム利用料
SADIA Mukah特製のシャツもしくはキャップ
・SADIA Mukah特製のシャツもしくはキャップ
・感謝のメール
・SADIA Mukah活動報告
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
10,000円+システム利用料
JATAN・SADIA Mukah応援コース
・JATANのホームページ上に支援者様としてお名前を掲載(希望者のみ)
・感謝のメール
・SADIA Mukah活動報告
感謝のメールを送ります。SADIA Mukahの活動報告を送ります。
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
30,000円+システム利用料
JATAN・SADIA Mukah全力応援コースA
・JATANのホームページ上に支援者様としてお名前を掲載(希望者のみ)
・感謝のメール
・SADIA Mukah活動報告
感謝のメールを送ります。SADIA Mukahの活動報告を送ります。
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
50,000円+システム利用料
JATAN・SADIA Mukah全力応援コースB
・JATANのホームページ上に支援者様としてお名前を掲載(希望者のみ)
・感謝のメール
・SADIA Mukah活動報告
感謝のメールを送ります。SADIA Mukahの活動報告を送ります。
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年2月
350,000円+システム利用料
サラワクの先住民コミュニティを訪問・滞在 現地ツアーコース
●熱帯林行動ネットワーク(JATAN)の現地調査に同行していただきます。
サラワク州の州都クチンを起点として、河川上流域の先住民コミュニティを数か所訪問、滞在します。ロングハウスで住民たちと一緒に滞在し、彼らと膝を交えて語り合います。また、民族舞踏、食事や狩猟活動など彼らの伝統的文化や生活を体験する機会もあります。JATANの現地カウンターパートのSADIA Mukahをはじめ先住民支援をする地元のNGOの活動家、弁護士とも交流する予定です。
訪問・滞在予定地:州西部ラジャン河上流域のイバン人の伝統的集落、州東部バラム河上流域のプナン人、ケラビット人の伝統的集落、ほか
※実施予定日:2024年3月~4月。日程等は別途、調整させていただきます。
※現地集合・現地解散です。現地への渡航費・ホテル宿泊費等、必要経費は別途ご負担をお願いします。
※詳細は、クラウドファンディング成立後、2024年2月中にご連絡します。
●感謝のメール
●SADIA Mukah活動報告
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年4月