能登半島地震　奥能登の医療介護を担う病院再建のご支援をお願いします

全壊判定となりました柳田温泉病院の建物につきましては各所と相談させて頂きながら今後のスケージュール調整を進めております。皆様からのご支援のおかげで再建に向けての方向性などを考える機会を頂けております。

建物がなんとか使用できる状態のグループホームぽかぽかでは本格的な改修作業に入って頂いております。なんとか早い段階で全館使用再開を目指したいと思います。

過日となりましたが3月11日、東日本大震災から13年が経ちました。当時、テレビから流れてくる映像が信じられませんでした。あの大災害から、この13年間、東北の方々がどんな思いで過ごされてきたのか、今、私たちが被災者となり思うのは想像を絶する困難な状況を過ごされてきたのだろうということ。

震災を特集したニュースを見ると未だに2万人以上方々が避難先で生活されているという現実、そして2000人以上の行方不明の方々がいるということ、その事を知り被災地で感じるのは「震災を乗り越える」そんなことはできないのではないかということ、一部の強い方々は乗り越えられるのかもしれません。ただ多くの被災者は乗り越えるのではなく「震災を受け入れる」ということなのかもしれません。

震災を受け入れた中で自分たちが歩むべき道を見出していく。焦らず抗わず今ある状況とこれからやってくるだろう少し先の未来を冷静に判断しながら進みたいと思います。

私たちが進む未来への鍵は東北の方々が13年間で経験されてきた中に必ずあると思います。もう少し状況が落ち着いた時には東北の方々のお話も聞いてみたいと思います。

今週も一歩一歩です。