第9回山寺コンサート終了の報告
3月18日日曜日、天気予報がずっと曇りで、どうなるか心配しましたが、何とか朝から晴れてくれ、興隆寺での開催ができました。
午前中から会場の準備やリハーサルを済ませ、12時ごろから多くの方、地域の方やわざわざ遠方からもたくさん集まってくださいました。
13時になり、主催者の挨拶が終わるとこども狂言からスタートしました。
たくさんのセリフ、所作をしっかり覚え、一人一人が自信を持って演じてくれました。
こども狂言「引括(ひっくくり)」
こども狂言「文荷(ふみにない)」
こども狂言「不毒(ぶす)」
童舞「迦稜頻」も5人のこどもたちが練習の成果を精一杯発表してくれ、来場者からは大きな拍手が起きていました。
童舞「迦稜頻(かりょうびん)」
さて、ここからは大人の舞台です。
雅楽の舞、舞楽「陵王」は、山寺コンサートでは初上演でした。仮設舞台で所作が難しい中で、さすがという舞を披露いただきました。山口だけではなく、東京、広島、鳥取などから舞人、奏者が集まっての上演でしたが、素晴らしいの一言でした。
舞楽「陵王(りょうおう)」
続いて、鷺流狂言「清水」は、地元の皆さんには見慣れた演目ではありますが、初めての配役、組み合わせで多くの人が笑い、楽しんで観てくださっていました。
狂言「清水(しみず)」
最後に今回のゲスト出演者、琴鼓'n管(きんこんかん)の演奏は来場者の多くが初めて触れる世界観でした。涙を流しながら聞いている方もおられ、多くの皆様の心に触れた事と思います。
琴鼓'n管(きんこんかん)
主催者として、本当に感謝の一日でした。夕方には少し曇りだし、肌寒いなかでもほとんどの方が最後迄残ってくださり、帰る際も良かったよ、楽しかったよと声をかけてくださいました。
今回、このように盛大にできましたのも、このクラウドファンディングでご支援下さった皆様のおかげです。改めて感謝申し上げます。
ご支援下さって、当日も来場くださった方、遠方だったり、ご予定があり来場が叶わなかった方も、その支えてくださった思い、深く深く受け止めております。
なかなか至らないことも多く、ご迷惑、ご心配をかけた方もたくさんおられたと思います。
今回9回目で、無事に興隆寺妙見社で仮設舞台を建て開催することができました。次回の10回目も同地でできるようこれから準備を進めていきたいと思います。引き続き多大なご迷惑をおかけすることと思いますが、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
ご来場叶わなかったご支援者様にはこれから改めて当日のパンフレットをお送りさせて頂きたいと思います。今少しお待ちいただければと思います。
本当にありがとうございました。
平成30年3月31日
二月会再興実行委員会
委員長 米本太郎