創作能「鳴門の第九」・ベートーベン第九の奇跡の初演


酷暑の中でしたが、初期の予定通り公演の実施致しました事をご報告いたします。
2024年7月5日(金)18時開演・19時55分終演 / 国立能楽堂
番組:仕舞「屋島」「玉之段」/ 解説「板東俘虜収容所とその活動」
創作能「鳴門の第九」
皆様の暖かいご支援により、300名を超えるご来場を頂きました。本公演に注目されて頂きました方はもとより、若年の方々も多く来られました。
殊には俘虜収容所の所長であられた松江豊寿様のお孫様、関係者の方々のご来場は嬉しいことでした。また地元徳島新聞は予告に続き、当日現地より取材に来られ7月7日付けで大きく報道されました。今日世界情勢が不安定な中で、合唱が伝える平和へのメッセージは大きく伝えられました。
今後の再演も既に望まれていますが、作品を更にブラッシュアップして参りたいと思います。ご当地鳴門での再演、熱海MOA美術館能舞台での再演が検討されています。
皆様からお寄せいただいたファンドは425,000円でした。Readyforの諸経費を差し引き、すべて公演の制作費用の一部に充当させて頂きました。
リターンにつきましては鳴門市ドイツ館よりお品を手配致しております。写真資料も完成次第、合わせてお届けいたします。しばらくのご猶予をお願い致します。
皆様方の厚いご支援に感謝申し上げますと共に、今後の活動もご期待頂ければ幸いに存じます。
2024年7月19日
観世流緑泉会 代表 津村禮次郎



















