歯ブラシで守るインドの子供たちの笑顔と未来

歯ブラシで守るインドの子供たちの笑顔と未来
目標金額を達成した場合のみ、実行者は集まった支援金を受け取ることができます(All-or-Nothing方式)。支援募集は10月13日(日)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

▼自己紹介

インドでインターンを行っているヒンディー語専攻の学生です!

ページをご覧いただきありがとうございます!!はじめまして、大阪大学外国語学部外国語学科ヒンディー語専攻二年の三浦茉湖と申します。英語教師だった母の影響で国際的に活躍できる人材になりたいという思いがありこの学部に進学しました。なぜヒンディー語を選んだのかと色んな人が聞いてくださるのですが、恥ずかしながら特に理由はないんです(笑)阪大外語は25ある専攻語の中から四年間学ぶ言語を受験の段階で決めなければならず、受験の大詰めで専攻語どころじゃなかった私はヒンディー語を大阪大学か東京外国語大学でしか学べないレアな言語で、最近人口がのびてきていて日本とも関係性が深いインドの公用語であるという理由だけで選択しました。文字がかわいかったのも大きいですね。

 

そんなぺらっぺらな理由でヒンディー語を学び始めた私ですが、徐々にインドの虜になっていきました。しかし、インドの魅力にはまっていくと同時に、インドには様々な問題があることも学びました。教育格差や男女差別、カースト制度や宗教の違いから生じる軋轢。インドのリアルを知りたい、インドで少しでも誰かに貢献したいと強く思い、今年の八月中旬からインドのKarma foundationというNGO団体でインターンシップを行っています。生理用ナプキンを配る活動を行う傍らスラムにある学校で子供たちに英語を教える活動にも参加させてもらっています。日々新しいことに出会い、とても刺激的な生活を送っています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 

インドで衛生環境を目の当たりにする

プロジェクトを行う中で私は毎日違ったスラムに行っているのですが、実際に自分がスラムを多く見て回る中で衛生環境に対して問題意識を持つようになりました。スラム地域ではインフラ整備が進んでおらず、適切な廃棄物処理へのアクセスが少ないため蚊やハエなどの虫が湧きやすく、動物の排泄物やそれに伴うにおいが処理されないまま放置されています。たしかにスラムの衛生環境は改善点が多いですが、それよりもスラムで暮らしている人々が生き生きと暮らしていることに強くインスピレーションを受けました。なので、今回の一連の歯ブラシ配布プロジェクトは助ける、というよりかはおすそ分けする、という気持ちが大きいです。

なぜ歯ブラシなのか

このように漠然と衛生環境を向上させたい、と思いましたが、実際何から始めればいいのか、そもそも私がプロジェクトを作ることは出来るのかすらわかりませんでした。そこで自分がプロジェクトに求める要素のうち何を大切にしたいかを考えてみたところ、一度のアクションでできるだけ大きく、長期的な影響を与えられるようなプロジェクトを作りたいと思いました。私は日本から来たただの大学生で、なにか政策を打ち出せるわけでも州全体を巻き込めるような大きな影響力を持っているわけでもありません。だからこそ、自分が起こした行動で一人でも多くの人にいい影響を与えたいという思いが一番強いです。自分が残された4週間の間で一番効率よく、長期的にインパクトを残せるのはKarma Foundationのナプキン配布活動のコネクトが利用できて、配布した人に毎日の習慣をつけてもらえる歯ブラシの配布活動だという結論に至りました。学校で英語を教える中で、子どもたちの中には歯が欠けていたり虫歯が多かったり、歯のケアが十分でない子がいることに気づいたのも理由の一つです。子どもたちだけでなく街中でもタクシーの運転手が血を吐いていたり、口がはれて話しにくそうな人を何人も見かけました。インドの歯の事情について興味が湧いて調べてみると、85%~90%の成人、60%~80%の子どもが虫歯を抱えている一方で歯ブラシを使って定期的に歯を磨いている人は全体の51%にすぎない層です。このデータが示すようにインドでは予防歯科や口内環境に関する意識は持っている人が少なく、虫歯などが進行して取り返しのつかない状態になって初めて歯医者に行く人がほとんどだそうです。そして、インドでは学校などで日本のように歯の健康について学んだり歯科検診を受けたりする機会がないということも知りました。虫歯や歯周病は糖尿病などの病気のリスクを高めるし、歯を失うことは食事をすること、コミュニケーションをとることを難しくすることを意味します。歯の健康、歯を磨く習慣は子供たちの未来にとって貴重な財産です。私はインドに一カ月しか滞在できませんが、その少ない期間の中で一人でも多くに歯磨きの重要性を伝えることで一人でも多くの人の未来をより明るいものにしたいです。

 

▼プロジェクトの内容

 

 

クラウドファンディングで得た資金は歯ブラシの購入に充てる予定です。歯ブラシはイギリスのDCAが手掛けるSensodyne Daily Care toothbrushを購入しようと考えています。30ルピー(約46円)という価格でありながらも人間工学に基づいて設計されているので子どもも簡単に安定して歯を磨けるデザインになっています。

インドでは歯ブラシで歯を磨く習慣が浸透しておらず、スラム街の子どもたちは歯ブラシさえ持っていません。少しでも多くの子どもに歯を磨く習慣を身に付けてもらうためにKarma Foundationのこれまでの実績やノウハウの力を借りながら、グジャラート州を中心に※学校やスラム地区で歯ブラシを配る活動を行います。歯ブラシをただ配るだけでなく歯の磨き方、歯を磨くことによる効果、虫歯の危険性などを紙芝居などで分かりやすく伝えるワークショップも行うことでこどもたちにはを自発的に磨いてもらうよう試行しようとも考えています。

 

※「Prayas school」様より寄贈を行うことおよび名称記載の許諾を取得しております。

 

私はあと4週間しかインドに滞在できないのですが、私が日本に帰ってからもこのプロジェクトか続くように体制を整えるつもりです。100人ほどの子どもたちに集まってもらい行うワークショップを十回行う計算で、この4週間の間にまず1000本の歯ブラシを配布することが目標です。1000本の歯ブラシを購入するには30000ルピー(約51000円)必要で、現在目標に掲げている10万円のクラウドファンディングに成功した場合手数料と税込みを差し引いて84600円振り込まれる予定なので、実現可能な目標だと考えております。なお、このクラウドファンディングはAll or nothing型ですのですべて自己投資で立て替えて歯ブラシは購入しようと考えております。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

私がインドにいる間に達成する目標は1000本の歯ブラシを配るというものですが、このプロジェクトをKarma Foundationで継続して行っていけるように体制を整えようと思っています。まずは歯ブラシを私がインドにいる間に配るのと同時に配布した学校やスラムに歯ブラシ配布によってどのような変化が起こったかについての事後インタビューも行います。これらすべてのデータ、そして歯ブラシの入手ルート、ワークショップの原稿をKarma Foundationに提供しようと思っています。このクラウドファンディングは私の渡航中に配布する歯ブラシの購入が目的ではありますが、成功させることができたらこのクラウドファンディングは今後のKarma Foundationの活動につながっていきます。未来への一歩を踏み出すために、ご協力お願いします。

 

 

※「Karma Foundation」様からプロジェクトを行うこと、名称記載の許諾を取得しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
三浦 茉湖
プロジェクト実施完了日:
2024年10月1日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

集まった資金は一本30ルピーの歯ブラシ1000本程度購入、そしてリターン購入のために利用します。歯ブラシを配布すると同時にワークショップを行います。

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