首席で合格いたしました!
12月27日・28日の2日間、「2030SDGsファシリテーター養成講座」受講のため、東京へ行ってまいりました。ファシリテーター資格取得のためにクラウドファンディングを立ち上げたのが約3ヶ月前。準備期間を含めると約4ヶ月とかなりの長丁場でしたが、高校生活史上最も充実した4ヶ月間を過ごすことができました。この講座に参加するまで(多分)他の参加者の方々以上に準備してきた分、当日は緊張で心臓バクバクでしたが、終了後はこれまでに体験したことないほどの開放感を味わうことができました。
このプロジェクト達成まで、Ready forでの資金援助のみならず、SNSでの情報共有やSDGsに関する情報をご教授していただくなど、たくさんの方から様々な形でご支援をいただきました。皆様、本当にありがとうございます!
タイトルの方にも書きましたが、見事首席で合格することができました。
1日目の講習では、主にファシリテーションの行い方を学びました。2030SDGs自体は過去に何度か体験したことがあったのですが、ファシリテーター目線で2030SDGsを体験してみると、ゲームの質を高めるために細かいところまで配慮がなされており、カードに完全に頼るだけでは成立しない、思った以上にファシリテーターの技術が求められるゲームであることが判明しました。
そんな高度な技術が求められるファシリテーションの一部を実際に30分間模擬する、というのが二日目に実施される試験の内容だったので、知り合いのファシリテーターの方にご協力いただき事前に何度も練習したにも関わらず合格する自信を完全に喪失し、1日目の講習終了後は即ホテルに戻り、夜ごはんも食べず、前日に新大久保で買ったハニーバターチップスだけで凌ぎました。
その甲斐があってか、試験当日は緊張が最高潮に達していましたが、ミスもほとんどなく試験を終えることができました。しかし、何度か言葉が詰まってしまった箇所があったので、個人的には満足のいくファシリテーションとは言い難かったのですが、この時に得た達成感と開放感はここ最近で一番気持ちよかったです。
参加者全員の試験が終わり、結果発表が行われました。この試験は落とすためのものではなく、「assessment(評価) 」という形でファシリテータの質向上を目的として行われたものであることを付け加えておきます。しかしながら、不合格の方が毎回数人はいるらしく、最後の最後まで不安に押しつぶされそうでした。そして、ついに結果発表の時。なんと参加者全員合格でした。参加者全員が合格したのは過去に1度か2度しか無かったそうで、他の参加者の方にもたくさん支えていただいた分、全員で合格できたのは本当に嬉しかったです。
そしてその後、試験の質が一番高かったファシリテーターとして私の名前を挙げていただきました。授業でプレゼンテーションを何度も練習してきた成果がここで現れたのかなと思うと、これまで眠たい目を擦りながら授業の準備をしてきて良かったなと強く身に染みました。
↑ファシリテーターのみに与えられるカードキットと、講習会で使用した資料、イマココラボさんから特別にプレゼントして頂いたカード、そしてクラウドファンディングを通して出会った方に頂いたSDGsバッチです
【収支報告】
皆さまから頂いた資金は、
・2030SDGsファシリテーター養成講座受講料(一部)
・Ready for手数料
に充てさせていただきました。
セカンドゴールでご支援頂いた資金は、これからのファシリテーションの質向上のために使用せていただきます。
【リターンの発送について】
サンクスメール、スライドショー、ムービーはready forアカウントご登録の際に使用されているメールアドレスの方に、サンクスレターにつきましては、アカウントご登録の際に使用されているメールアドレスの方で住所を確認したのち郵送いたしますので、その際はご確認のほどよろしくお願いいたします。
予定では、ファシリテーションを数回実施した後に活動報告も兼ねて今年の3月中にお送りしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
「支援者さまのアクションも拡散!」コースでお申し込みいただいた方には、ご登録されたメールアドレスに支援者様が広告したい内容について確認するメールをお送りしますので、少々お待ちください。
「2030SDGsを体験!」コースでお申し込みいただいた方には、ご登録されたメールアドレスの方でスケジュール、規模、場所等を確認し、ファシリテーションの実施日を決めていきたいと考えておりますので、メールが届くまで少々お待ちくださいませ。
【今後について】
これからの展望としては、夏休み前まで学問と両立しながらSDGs推進活動を行い、夏休み以降は一度勉強に専念、受験終了後に活動を再開していきたいと企てています。受験終了後は、昨夏参加したサマーキャンプ(HLAB)で出会った全国の仲間と共に、さらに大きな規模でSDGs推進活動を行っていく予定なのでぜひご期待ください。
ここで一つ皆さまにお伝えしたいことがあります。2030SDGsを実施するにおいて、企業、営利団体等向けにファシリテーションを実施する機会があった際には、交通費等とは別に費用を徴収させていただきたいと考えています。なぜなら2030SDGsをツールにして、留学するという中学生からの夢を叶えるためです。
私は小学校高学年から英語を習い始め、それからというもの英語を学ぶことが私の趣味、英語を話すことが特技となり、中学校三年生の時に出場した福岡県英語スピーチコンテストでは最優秀賞を獲得、高校は英語系の学校に進学することを決意しました。
高校に進学し、私の英語に関する次元は一つ上がり、英語をツールとして何かを学ぶことに楽しさを覚えるようになりました。中学生の頃から高校では必ず留学したいと考えていましたが、中々機会に恵まれず、未だ留学したことがありません。ましてや海外に一度も行ったことがありません。主な理由は、金銭的な事情です。国際バカロレアというハードなプログラムを受けている、学校がアルバイトを禁止していることから、これまでの自分には留学費用を集める手段がありませんでした。
↑学校の心理学の授業(国際バカロレアのカリキュラムの一部)で使用している教科書と、授業内容をまとめたノートです。
英語をツールにして何かを学ぶことは高校に入って初めて得た体験で、自分にとって大きな刺激、そして自信となっています。
しかし、2030SDGsファシリテーター資格を取得した今、このゲームを使ってSDGsを広めて人々をアクションへと導くと同時に、自分の夢である留学を叶えることができるのではないかと考えました。ここで徴収させていただく費用は、言い換えると講演料に当たります。高校生が企業等から講演料を徴収することに対して疑問を抱かれる方もいらっしゃると思いますが、私は「使えるものはとことん使う」をモットーとしています。人聞きの悪い言葉かもしれませんが、性別にしても、容姿にしても、能力にしても、親が授けてくれた、もしくは自分で努力して手に入れたものを最大限に活用しない理由はないと考えています。
また私は、AO入試もしくは推薦入試で大学を受験するのですが、これらの入試方式は一般受験に比べて受験時期が早く、順調に進めば年内で受験が終わることになります。つまり、三学期は学問以外の面でも自らの成長に時間を費やすことができるということです。この時間を確保したいことも、私がAO入試もしくは推薦入試での受験を決意した理由です。私はその期間に、英語圏の国に留学したいと考えています。なぜなら、受験という重荷が無い分、”英語で学問をすること”に十分な時間を費やすことができるので、より質の高い学びが得られると同時に、学問以外の学びにも多く触れることができると推測するからです。
以上の理由から、私は受験終了後すぐに留学準備に入れるよう、可能な限り事前に資金を集めておきたいと考えています。そのための手段として、私はアルバイトではなく2030SDGsでファシリテーションを実施することを選択しました。
長くなりましたが、もし会社や団体で2030SDGsを実施したい!という方やここで綴ったことに賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡いただければと思います。
最後に長々と私のセカンドゴールについて書かせていただきましたが、この選択肢が自分の中に生まれたのも、プロジェクトを支援してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!