世界遺産登録を目指す、北海道・北東北縄文遺跡群は17遺跡ほどありますが、

今回ご紹介するのは、三内丸山遺跡。

 

今回ワークショップを行う前にも、個人的に2度ほど訪れていました。

1回目は、奥さんと五能線で世界自然遺産白神山地にある青池を見て、

2日目に、棟方志功記念館と青森県立美術館に行ったついでに、

三内丸山遺跡へ。ついで気分のため、広かった記憶しかありません。

2回目は、会社の社員旅行。

こちらは仕事気分での観光のため、より一層記憶に残っておりません。

 

三度目の正直となった今回。

ワークショップの合間に見学するには、無理があったと初日から反省するくらいに、見所の多い遺跡でした。

 

三内丸山遺跡のすごさは、「大きい」「長い」「多い」なんだそうです。

 

その「大きさ」は、東京ドーム7個分。35ヘクタール。

広い敷地の中でもひときわ存在感を放つのは、

六本柱と呼ばれる「大型掘立柱建物跡」

 

 

今回は同じ高さまで、

クレーン車で乗せてくれるイベントがあったので、迷わず乗ってみました。

 

ちなみに高さ14m70cmなのだそうですが、

その理由は縄文人は35cmを1つの単位として考えていたからと、

ガイドのおじさんが教えてくれました。

 

 

パノラマビュー

 

次に「長さ」というのは時間の長さで、1500年もの間継続していたこと。

これは出土した土器の年代から知ることができます。

 

そんなに長く続いた歴史がなぜ終わりを迎えたのか、

気になるけれどそれは謎のまま。

 

最後の「多さ」というのは、出土遺物の多さ。

最初の三年間の発掘で「リンゴ箱4万箱分」。

この間、リンゴ農家さんは出荷用の箱を確保するのに、

苦労したに違いない。

 

 

出土した土器の大半は円筒土器で、煮炊きなどに使われていたそうです。

 

 

土偶はひとつの遺跡から一点でも出てくれば話題になるくらい珍しい遺物ですが、三内丸山遺跡では1600点を超える土偶が出ています。

 

有名な板状土偶は32cmもあるそうですが、

今回はまだ東京の縄文展から帰ってきていないのか、

はたまたどこかへ旅立ってしまったのかお目にかかれませんでした。

 

小ぶりな板状土偶たち

 

 

他にも、

縄文ポシェットやミニ土偶を作る体験学習ができたり、

縄文時代さながらの栗拾いができたり、

様々な角度から縄文時代を感じることの出来る幸せな遺跡でした。

 

現在も発掘調査が続いているということなので、

これからの新しい発見も楽しみです。

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