カンボジアの子ども達にサッカーユニフォームを届けたい

目標金額はユニフォームのみでしたが、レギュラー分の試合用シューズも揃えられそうです。まだまだがんばります！

さて、今回はOGでミッション参加経験者のサッカー女子からです。

カンボジアサッカーといえば、、、
世界で活躍している本田圭佑選手がカンボジア代表監督に就任しましたね！一人で勝手に運命を感じてしまいました…。（実はリターンの「地元サッカーチーム」も本田選手が実質的オーナーです）

はじめまして！舛谷ゼミ2017年度卒業生、唯一カンボジアミッションに3回も参加した、サッカー大好き佐藤です。
「ユイナ！」と名前を覚えて無邪気な笑顔を向けてくる子どもたちにやられてしまい、気づいたら毎回行ってました…。
私たちの代から愛情をもって育ててきた、シェムリアップの教育支援プロジェクト。今やどんどん成長して後輩がクラウドファンディングに挑戦するまでになりました。
そんな思い入れのあるカンボジアの子どもたちのために、可愛い後輩たちの応援も含め、少しでも尽力したく私が参加したときの内容を紹介したいと思います。

>2016年夏
第1回目は農村観光ツアーの視察だったので、サッカーはプロジェクトではなく、子どもたちと放課後に好きなようにやる流れでした。小さな円からパス回しが始まり、どんどん人が集まってきて試合をしました。みんな裸足です。雨季のため地面には水たまりがあるし滑るし転ぶし、最後は泥んこ状態です(笑)
ボールがあれば言葉なんていりません。お互いに仲良くしたいけどどうやって距離を埋めようか、なんていうもどかしさは、パス1つで消えてしまいます。スポーツの力って素晴らしいですよね。そんなサッカーのプロジェクトは、ただ単に遊ぶ、交流するといったことからのスタートでした。
 

>>2017年春
女の子が現地公立中学の部活でサッカーをがんばっている！？まだまだ女子サッカーの人口が少なかった小学生時代を経験しているので、この噂が耳に入ったときはとても心が高鳴ったことを覚えています。
もちろん今回もみんなでボールを蹴りましたが、その他に実際の公立中学女子チームの練習を見ることができました。走り込み、シュート練習、試合など…暑い中よく走っていました。
体育の先生が指導をしていたのですが、やはり日本のほうが技術も知識も経験もレベルは上です。生徒のみならず先生にも練習内容や戦術等を共有できるといいなと感じました。また写真をよく見ると、スパイクを履いている子が少数、裸足の子が多数います。ミニゲームのときは特に怪我しないかヒヤヒヤしました。
幸せの定義は人それぞれで、環境が整ってなくとも彼女たちは全く構わないと思うかもしれません。しかし競技としてやっていく上では、指導者も靴もユニフォームも整えられている、それなりの環境は必要だと感じました。
 

>>>2017年夏
また行くの！？と聞き飽きるほど言われた3回目。
フリースクールでのサッカー指導のはじまりです。公立中学では、市の大会で優勝したと噂の女子サッカー部を指導してきました。コーチがイケメンでした。
言葉の壁は高くも、私たちの必死のジェスチャーを彼女たちが理解してくれてなんとかやり遂げました。身体能力が高く理解力もある彼女たち。環境を整えれば、将来ここからサッカー選手がでてもおかしくない。サッカー選手になりたい！という夢をもってがんばる姿は、村を活気づけ、次の子供たちにも選択肢の幅の広さを伝えられるんじゃないかと思います。
 

「一緒に楽しくサッカーをする」コミュニケーションの手段だったスポーツから、「サッカーの技術・知識を指導する」スポーツ競技に発展したサッカープロジェクト。チームワーク、目標設定・達成、勝った負けた嬉しい悔しい感情、リーダーシップ、互いに尊重し合うことなどをスポーツで学び、いろんな未知の世界を経験して教養のある大人になり、次世代のカンボジアを引っ張っていってほしい。
そのために必要な過程の一つとして、皆様のお力をお借りしたいです。
目標金額には達成しましたがまだまだ募集していきます…どうぞよろしくお願いします！