長野で3000人が障がい等を越えて感じあえるイベントを開催

協賛金、レディーフォー目標金額を達成しました！皆さんのご協力に感謝しております。

…私は、なぜか
おじいちゃんの事を思い出しました

おじいちゃんは、パーキンソン病でした。

パーキンソン病は、脳の幹にあたる黒質という部分の神経細胞が次第に減少し、その神経が働くときに使うドパミンという物質が減ることによって起こる病気です。



ドパミンは、脳で運動の仕組みを調節するような働きを担っていため、ドパミンが減ることで、動きが遅くなったり、体の緊張が強くなったりします。

おじいちゃんは、６０歳を過ぎた頃からその病気のせいで、いつもヒョコ、ヒョコと小刻みに家の中を歩いていました…



私は、幼稚園の頃 熱ばかり出して月の半分を園へは行かず家で過ごしていました。だから、おばあちゃんが居ない時は、おじいちゃんと二人でお留守をすることもありました。



私は、そんな時

ヒョコヒョコ歩くおじいちゃんが面白くて、廊下と扉がやたら多い昔の家のあちこちから、おじいちゃんへ向けて扉をノックして歩きました。



ヒョコヒョコとおじいちゃんは歩いて来ては



『はーい』と扉を開けて、誰もいない事を不思議そうにしては、扉を閉め、開けては、閉め、開けては閉め…



私は、そんな風にピンポンダッシュのように、おじいちゃんを

あちこちの扉に呼び出しては隠れクスクス笑って、逃げ回っていたのです。

私は、それをずっと申し訳なく思っていました…認知症の症状があり、わからない事が増えたおじいちゃんに酷いことをしたと、ずっと後悔していました…



でも、最近それを両親に話したら思わぬ答えが返ってきました



『あなたが幼稚園の頃、おじいちゃん、まだまだよくわかっていたわよ！？』



私は、病気のおじいちゃんで遊んでいたのだとずっと思い込んでいたのに



遊んでくれていたのは、おじいちゃんのほうだったんです…



私は、きっといつもそうやって誰かに大切にしてもらってきたから生きてこれたんだと、今更ながら感じています。



そして、今日



夜勤中の私に、レディーフォー達成の報告をしてくれた仲間達

応援して下さっている皆さんにも、きっと私は、私が思う以上に心配していただき、思っていただいているのだと



改めて感じました。



上手いお礼の言葉が見つからず申し訳ありません



イベント開催まで気持ちを引き締め、皆様からのご支援をムダにすることなく歩んで行きます！



心からの感謝を込めて



Happy Spot Club

代表 高山さや佳