杉玉づくり、はじめました。

こんにちは、大天狗酒造の小針沙織です。

 

酒蔵や居酒屋などに飾ってある、杉玉をご覧になったことがあると思います。

こちらはスギの葉を集めて丸くしたもので、日本酒の造り酒屋の軒先に緑の杉玉を吊るすことで、新酒ができたことを知らせる役割をしています。

 

新酒のできる冬の寒い時期に吊るした緑の杉玉は、時間が立つとともに色が変わり、徐々に枯れて茶色になってきます。この色の変化が昔はお酒の熟成具合を示していると言われていました(現在は気温も貯蔵方法も変わっているのでそうとは限りません)　

そして新酒ができるとまた新しい杉玉に取り替えます。

昨年の台風時、風で飛ばされてしまってはまずいということで、外して下に置いておいたところ、残念ながら泥水に浸かってしまい処分してしまっていました....

 

大天狗では杉玉も毎年手作りしています。

杉は安達太良神社の杉を許可を得て採らせていただいたり、今年は地元の方から譲っていただいて制作しています。

 

こちら、制作途中の写真です↓

まだ少し杉が足りないのですが、今月中には完成予定です。

完成したら出来立ての杉玉を見にいらっしゃってください！