寄付総額
目標金額 500,000円
- 寄付者
- 66人
- 募集終了日
- 2020年3月27日
OB,OGからの応援メッセージ、第3弾
IVYyouth初代代表の佐藤友梨(さとうゆり)と申します。
カンボジア算数教育支援プロジェクトを発足させたメンバーの一人です。
現在は、企業向けの人材研修会社でIT技術分野の講師をしています。
私が大学生だった2010年にIVYyouthが組織化し、それからなんと10年(!)、このイチ大学生たちが立ち上げた支援活動が続いています。正直なところ「ここまで続くとは・・・」と驚きと感謝があると共に、毎年このReadyforでプロジェクトの告知メールが届くたびに、「カンボジアの教育は一体どうなるのだろう」ときになりつつ、色々な感情が込みあげます。
私が現役大学生だった頃、国際協力における教育支援は、「Education for All(万人のための教育)」や「ESD(持続可能な開発のための教育)」といったキーワードが流行していた(?)時代でした。
いわゆる「途上国を含めてすべての人たちへ基礎教育を」というスローガンをもとに、どちらかというと「教育の量の拡大」、例えば、学校建設、学校運営にまつわる事業への寄付などを行う団体がたくさんあった、と個人的には記憶しています。
しかし、ハコモノだけあっても中身が伴わないと意味がない、との思いを強く抱いていました。そう考えるきっかけは、色々ありました。例えば、発展途上国の教育についての文献や、大学教授や、青年海外協力隊OB、OGの話からもそうです。
また一方で、とても個人的な経験ではありますが、私自身大学入学までに浪人を経験し、学習の仕方や試験に対して苦い体験もしています。「学ぶ環境はもちろん、教師・教材・試験、これらが密接に関連し合う事を、私は人より多少すくなくとも実感している」という妙な自負を当時抱いていました。
つまり、途上国の教育支援も教育の量だけでなく、質の確保も同時にアプローチする必要があるだろう、と。そんな素朴な考えからIVYの門を叩き、同じような想いを持った大学生や高校生がyouthに集まりました。「カンボジアの教育の質に対して、どのように関われるのか?しかも、私達のような東北の大学生という心許ない立場として・・・」メンバーで勉強会を重ね、色々悩んだ末、この算数教育支援プロジェクトにたどり着きました。この経緯については、詳しくはIVYyouthのプロジェクトページやIVYのHPにて改めてご確認ください。
2010年当時のカンボジアの小学校での授業観察風景
このプロジェクトは、「カンボジアで算数ドリルを配る」ことだけが重要なのではありません。最も大事にしているプロセスがあります。それは、「日本の大学生が現地へ赴き、支援校の先生や翻訳ボランティアとともに、子供達の学習に役立つ算数ドリルについて話合う事」です。
日本の私たちの当たり前と、カンボジアの学校にある当たり前は異なります。見聞きして分かったようであっても、現地に行って生の声を聞かないといけないとわからない事はたくさんあります。
算数ドリルという、教育現場においては非常に限られた要素ではありますが、顔を合わせて教材についてぶつかる行為は「なぜその学習が必要なのか?どのように教えたらわかりやすいか?どんな場面で使えそうか?」といった学びの根本を考えるきっかけにもなります。
支援として際立った効果はすぐには表れないかもしれません。しかし、この地道な交流を通し、10年続いた事は、日本とカンボジアそれぞれで関わった人たちの心のどこかに、プロジェクトを通して何かしらの思いが根付いているからこそだと思います。
現在、私はIT技術研修の講師をしていますが、この職に就く前に、青年海外協力隊でアフリカのザンビアおいう国でPCインストラクターとして従事していました。職業訓練校という専門学校のような場所で、18から50歳の生徒を対象に、ICTの理論やエクセル等のOfficeソフトの操作を教えていました。印象的だったことの一つに、生徒が演算の理解にとても時間がかかったり、文章から一次関数を組み立てる事ができなかったり、という現状です。カンボジアとザンビアという国の違いこそあれ、「前段階の教育課程で正しく算数や数学を学ぶことができなかったのだな、、、」とはっとさせられました。今や当たり前のように使われるIT関連の技術の基礎は、算数や数学です。断片的ではありますが、算数教育にアプローチするこのプロジェクトは意義がある、と感じた瞬間でもありました。
10年続くIVYyouthによるカンボジアの算数教育支援、現役大学生世代が、最新のカンボジアの状況を肌で感じ、各種アップデートをしながら現在進行形で精一杯のプロジェクト運営をしています。
各世代、色々なドラマがあります。私が現役世代だった頃もそうでしたが、途方もない思いに駆られることもしばしばありつつも、「どうにかカンボジアのあの子の為に、近い将来社会人として世に出る自分の為に、、、」という思いで活動しています。この思いを支えてくれるのは、応援してくれる方々がいてくださるからです。この点は、どの世代もずっと変わらないと考えています。
ですので、皆様温かいご支援を引き続きお願いいたします。
皆様のご支援を糧に、現役世代が今回の3年プロジェックトをしっかりやり遂げてくれます。
どうぞよろしくお願いいたします。
佐藤友梨
ギフト
3,000円
心からの御礼コース
・サンクスレター
・プロジェクト実施報告書
(共に紙媒体で郵送いたします。)
(※2020年3月9日にコロナの影響により発送予定月を5月から11月に変更しております。)
- 寄付者
- 48人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年11月
10,000円
オークンコース
・サンクスレター
・プロジェクト実施報告書
(共に紙媒体で郵送いたします。)
・「算数ドリル」にお名前を掲載させていただきます。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、
リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
(※2020年3月9日にコロナの影響により発送予定月を5月から11月に変更しております。)
- 寄付者
- 18人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年11月
30,000円
スペシャルオークンコース
・サンクスレター
・プロジェクト実施報告書
(共に紙媒体で郵送いたします。)
・「算数ドリル」にお名前を掲載させていただきます。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、
リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
(※2020年3月9日にコロナの影響により発送予定月を5月から11月に変更しております。)
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年11月
50,000円
ウルトラオークンコース
・サンクスレター
・プロジェクト実施報告書
(共に紙媒体で郵送いたします。)
・「算数ドリル」にお名前を掲載させていただきます。
*注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、
リンク先 (https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の
「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
(※2020年3月9日にコロナの影響により発送予定月を5月から11月に変更しております。)
- 寄付者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年11月