まだ本を知らないアジアの子どもたちへ10万冊の絵本を届けたい!

まだ本を知らないアジアの子どもたちへ10万冊の絵本を届けたい!

支援総額

3,651,500

目標金額 3,500,000円

支援者
163人
募集終了日
2016年6月30日

    https://readyfor.jp/projects/35_bookproject?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2016年04月06日 18:31

心に刻まれた文化

みなさんこんにちは。シャンティ国際ボランティア会の神崎です。

応援ありがとうございます。

 

難民キャンプでは伝統舞踊教室が開かれていました。

カンボジアの文化に接することのできる機会を作ることは、彼らのアイデンティティを保つうえでも重要なことです。文化が否定されたポル・ポト体制下で生き残った数少ない王立民族舞踊団の一人、ムア・ソーカナラットさんが伝統舞踊を披露してくれました。

 

学習や技術習得の機会も与えられず、祖国と呼ばれる国さえ持たない人々に残された民族の誇りを、自らの言葉で次の世代へ伝承してほしいとの願いがそこに込められていました。

伝統舞踊を舞う女性たち

 

将来、難民が第3国へ出て行くにしても、祖国カンボジアに戻るにしても、彼らがこの世にいる限り、クメール民族の誇りと文化を忘れて欲しくないのです。

第3国定住、本国への送還プログラムが始まっているなか、キャンプに残されている人々こそ、教育・文化支援を必要とする状態でした。

 

伝統舞踊の中にはアプサラの舞があります。

アプサラは天界に住む美しい女性たちのことで、伝統楽器の演奏が始まると、ゆっくりとした柔らかい動きをしたアプサラの踊り子達が登場します。

 

アプサラの踊り子は、片手の5本の指を使い「花」を表現します。もう片方の手で指をさします。これは「伝えること」、「述べること」を表しています。

 

アプサラの舞は、カンボジア人の人格。

やさしく、明るく、強い肉体と心を持つカンボジア人であり、カンボジアの文化です。

 

伝統舞踊を教えるリーダーたちは口々に言いました。

 

「自分が教えた仲間がアメリカや日本でカンボジアの文化を伝えてくれるとしたら、こんなにも嬉しいことはないよ。生あるものはやがて死に、形あるものはいつか壊されてしまう。でも僕たちの心に刻まれたクメールの文化は、永遠に不滅さ。」

 

「たとえ暮らしぶりがどうなろうと、僕たちの文化は残り続ける。これが自分の文化なんだ!子どもたちにもそう言わせてみせるさ。」

 

「だがキャンプで産まれた子どもたちは分かってくれるだろうか。あの子達が、どこにも拠り所のない根なし草になってしまう気がして・・・・」

 

キャンプの人々のこれまでの半生は、まさに苦しみの連続でした。もうこれ以上苦しんでほしくないのです。流された血や涙があまりに多過ぎました。誰もが普通の生活を望んでいるのです。

 

あたり前の幸福をつかんで欲しい。

これからの人生を探っていって欲しい。

ポル・ポト時代のことを笑い飛ばす、その勇気をいつまでも忘れないで欲しい

 

それがスタッフの祈りのような願いでした。

踊りを撮影したビデオにみんな興味深々

 

現地の文化を伝承する支援活動は、現在も引き継がれています。

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプでは、毎年1回様々な民族が集まって「難民子ども文化祭」を開いています。

 

日中の部では、異なる民族の子どもたちが1つのチームを構成し、それぞれのチームが協力してレクリエーションに取り組みます。夜の部では各民族のチームが、それぞれの伝統舞踊や歌を披露します。

 

面白くって転がっちゃった

 

様々な民族が共存しているキャンプの中で、自分たちの文化を大切にすること、異なる民族への理解を深めることを目的としています。

各民族の子どもたちが交流することによって、自らのアイデンティティを再確認する機会となっています。

 

毎年違うテーマを掲げて開催する難民子ども文化祭ですが、大切にしているのは「共生」ということです。

 

それぞれの民族が異なる文化・慣習・言語を持っていて受け継がれています。それらの違いは素晴らしいものであり、多様性を尊重することの大切さを子どもたちに知ってもらう機会にしています。

 

難民子ども文化祭は、将来「シャンティ(平和)」な社会を築く上で、欠かすことのできない「互いを尊重し、共に生きる」ということを、未来を担う子どもたちに伝えています。

文化祭が終わる時は涙、なみだ

 

子どもたちに必要なのは、学校で得られる「学び」だけではありません。

難民子ども文化祭のようなイベントも、子どもたちにとっては貴重な「学び」を得ることができる場なのです。

 

シャンティの使命である「共に生き、共に学ぶ」の実現に向け、ご協力をお願い致します。

 

 

 

リターン

3,500


子どもからのお礼の手紙が届きます

子どもからのお礼の手紙が届きます

・子どもからの手紙
・年次報告
・ポストカード

支援者
85人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

10,000


あなたの思いをメッセージに込めて

あなたの思いをメッセージに込めて

・3,500円のリターン内容
・シャンティのFacebookであなたのメッセージを発信

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

10,000


alt

ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!

・子どもからの手紙
・「ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!」

支援者
55人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

35,000


アジアの女性たちのフェアトレード商品

アジアの女性たちのフェアトレード商品

・「あなたの思いをメッセージに込めて」10,000円のリターン内容
・ラフ族の女性たちが作ったケース

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

35,000


alt

ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!

・子どもからの手紙
・「ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!」

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

50,000


子どもたちが読んでいた本が届きます

子どもたちが読んでいた本が届きます

・「アジアの女性たちのフェアトレード商品」35,000円のリターン内容
・子どもたちが実際に読んでいた絵本
※サンプル写真「おおきなかぶ」福音館書店

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

50,000


alt

ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!

・子どもからの手紙
・「ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!」

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

100,000


あなたが作った絵本が子どもたちの手に届きます

あなたが作った絵本が子どもたちの手に届きます

・「子どもたちが読んでいた本が届きます」50,000円のリターン内容
・絵本に翻訳シールを貼って、自分の名前を書いていただきます。その絵本が現地に届きます。
※写真「わたしのワンピース」こぐま社
※タイトルや言語はこちらにお任せください。返送していただく場合は送料負担をお願いいたします。翻訳シール貼りはシャンティでも請負います。しっかりと届けさせていただきます。
・ビデオメッセージ
・スペシャル報告会~現地とのスカイプで

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

100,000


alt

ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!

・子どもからの手紙
・「ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!」

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

350,000


35年間の現地の移り変わりを見れます

35年間の現地の移り変わりを見れます

・「あなたが作った絵本が子どもたちの手に届きます」100,000円のリターン
・35年前の活動の様子を特別閲覧できます。
・現地の様子がわかる機関誌「シャンティ」が永久に届きます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

350,000


alt

ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!

・子どもからの手紙
・「ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!」

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

1,000,000


図書館のスペシャル館長!

図書館のスペシャル館長!

・「35年間の現地の移り変わりを見れます」350,000円のリターン内容
・子どもたちに直接本を届けられます。(渡航費などは含みません)
・図書館のスペシャル館長。あなたの写真とメッセージを図書館に飾ります。

支援者
1人
在庫数
1
発送完了予定月
2016年10月

1,000,000


alt

ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!

・子どもたちの手紙
・「ご支援のすべてが10万冊の本を届ける活動に使われます!」

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2016年10月

記事をシェアして応援する

    https://readyfor.jp/projects/35_bookproject/announcements/36919?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る