音を失いそうな弟を助けてください

皆様のご支援のおかげで、開始後2週間ほど経過した現在で当初の目標金額を超えて地道に弟の治療費が集まってきています。

新着情報にも目を通していただいて本当にありがとうございます。

これからは弟に色々話を聞きながら治療の経過などを新着情報として更新していこうと思います。

 

第2回目の今回は「何がなくともまずはじめにできること」についてお話できればと思います。

 

皆さんはご家族・恋人・ご友人…大切な人が大変な病になったと知らされたとき、

まずはじめに何をしますか？

私はとにかく真っ先に頭に浮かんだことは、「せめてお祈りしなければ」というなんとも非科学的な手段でした。でも代わりに病になることもできない、病を治してやることもできない、何かできることはと考えた時に頭にパっと浮かんだのはこんなことでした。いつか私と同じように、大切な誰かの病の知らせを聞いてお祈りに行きたいと思われる方がいるかもしれませんので、私も初めて行った神社でのご祈祷のことを綴ります。

 

▼関西の由緒ある奈良県の「大神(おおみわ)神社」へ

関西にはたくさんの由緒ある神社がありますが、日本最古の神社といわれる「大神神社」へ行きました。

境内に一歩足を踏み入れると空気が変わる趣ある神社です。

拝殿の向かって左側にある参集殿という建物で「ご祈祷」ができます。

拝殿に参拝した後に、私も初めてこの「ご祈祷」というもの行ってきました。

まずはじめにお札の大きさ・ご祈祷の長さ別に数種類あるご祈祷料から選びます。そして神様にお祈りを捧げる人の名前(私の場合は弟の名前)や住所と、祈りの内容を受付の方に伝えます。今回私は病気平癒という種類のお願いにしましたが、詳しく病名まで伝えないといけないそうで、初めてだった私は慌てて弟の病名をその場で調べることになってしまいました。

 

そしてしばらく待ち時間があって、同じくご祈祷の依頼をされた方々とともに、参集殿の昇殿へ向かい、ご祈祷が始まりました。

まず宮司さんが神様にお祈りを捧げるのですが、独特のイントネーションで非常に聞き取りにくかったです。ただ「～～～●●(弟の名前)を健やかなる身に戻したまへ。畏み畏み申す～」という言葉ははっきりとわかり、神聖な雰囲気とその後に続く巫女さんの踊りに思わず目頭が熱くなりました。

日本人でありながらこれまで「ご祈祷」をしたことがありませんでしたが、

日本古来の文化に触れたようで本当に貴重な体験をしました。

 

そして「ご祈祷」が終わった後におみくじを引きました。

なんと大吉で願い事は叶うとのこと。この神様の言葉と皆様のご支援を胸にクラウドファンディングを頑張ろうと思います。

 

これにて初めての「ご祈祷」は滞りなく終わりました。

 

▼「大神神社」へ向かうJR桜井線沿線の「今井町」へ

「大神神社」からの帰り道、利用したJR桜井線沿線の「今井町」へ寄り道をしました。「今井町」は江戸時代に「大和の金は今井に七分」と言われるほど栄えた町で、当時の建築物や街並みが今に残る場所です。大神神社に行かれる方は是非こちらも立ち寄られることをおすすめします。

 

観光地！というよりはまだこの町で生活されている方が大勢いらっしゃる生きた町の雰囲気がとても素敵です。

そんなに数多くはありませんが、中には町家を改修したカフェやフレンチレストランがあります。この日私は「うのまち珈琲店」というお店に行きました。中は町家を大胆に改修した天井の高い空間で、心地の良い音楽と彩り鮮やかな飲み物が可愛いお店でした。

「今井町」はずっと眺めていたいほど美しい日本に出会える素晴らしい場所でした。大神神社からの寄り道に本当におすすめです。

 

▼何がなくともまずはじめにできること

今回は皆様に病で苦しむ大切な人のために「何がなくともまずはじめにできること」として神社でのご祈祷のお話をさせていただきました。

病の告知を受けた時、私は本当に自らの非力さに胸が苦しくなりました。

そんな時、「ご祈祷」をしたいと思いましたが初めてだとあまり勝手がわからず少し困ったこともあったので、今後もし同じような思いをされる方がいたらと思いここに書かせていただきました。

 

病に苦しむ人の代わりにせめて祈りだけでも捧げたい。

きっとこれは昔から変わらない、大切な人に「何がなこともまずはじめにできること」なんだと今回改めて思いました。

 

今回は病気のことから少し道をはずれましたが、

次回からは治療の経過などご報告させていただきます。

最後まで読んでいただいた方本当にありがとうございます。

 

どうか1人でも多くの方に引き続きご支援いただけますと幸いです。

このクラウドファンディングを広めていただけるだけでも本当に嬉しいです。引き続きよろしくお願いいたします。