りんご園を守りたい！　豊栄町のTheおじいちゃん

▼自己紹介

広島県東広島市の最北部「豊栄町（とよさかちょう）」でお米を中心に農業を営んでいる「賀茂プロジェクト」と申します。平均年齢７５歳を超えるおじいちゃん軍団ですが、やる気だけは若者に負けていません。子・孫、担い手の若者へバトンを渡せるように、新しい農業を実践しております。

現在、穀物事業（お米・麦）9割、果樹事業（りんご・ぶどう・キュウィ）0.9割、地鶏事業0.1割をおこなっています。

昨年廃業する観光りんご園の事業継承を行い、新たな農業の柱にする為、手探りで頑張っております。

 

新しい農業とは？　

　①お米に頼らず、新しい農業の柱を作る。

　②いまのお米つくりは、補助金無しではやっていけません。年々補助金は減っており、補助金に

　　頼らず、付加価値の高いお米を作る。

　③中山間地の田んぼは1つ1つが小さく、変形した形のため効率が悪く、耕作放棄地が増え、

　　太陽光や産業廃棄物置き場等里山風景が変わってきております。お米に向かない田んぼを

　　畑に変えていき、自分たちで里山を守っていく。

　④なれないコンピューターですが、少しずつIOT技術を導入していきます。

　⑤お米作りだけから、幅広い農業・6次化をめざし、1年間通して仕事を作り、サラリーマンより

　　稼げる農業にする。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

昨年、３代つづく観光りんご園のオーナー様がガンでお亡くなりになりました。廃業予定を我々が事業継承をいたしました。しかし、我々はお米のプロではありましたが、りんご園は素人でした。地域を守りたいとの一心で継承しましたが、昨年は散々な結果となりました。今年は、詳しい方を招き、改善を行っております。お米だけに頼らない、農業を目指します。

 

 

▼プロジェクトの内容

観光りんご園の草刈り作業の効率ＵＰのため、乗用草刈機を購入する。

現在、自走式草刈機を利用しておりますが、3.7haあり、草刈りになかなか時間がさけていないため、今回のプロジェクトで乗用草刈機を購入する費用に活用させていただきたいです。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

お米作りは補助金なしではやっていけません。また我々のように中山間地では、とても効率が悪く、手間ばかりかかっております。そのため付加価値の高いお米を中心に生産しておりますが、補助金も下がってきております。お米に頼らず、新たな柱を作っていきたいと考えております。

また、付加価値の高いお米の生産を増やし、安定購入先を確保することにより、儲かる農業のレールを

引いて、担い手にバトンを渡す。

また、このプロジェクトをきっかけに多くの方とお取引きをさせていただきたいと考えております。

 

 

▼プロジェクト終了要項

プロジェクト実施完了日：2020年09月30日(水)