「望まない妊娠に悩む女性の相談窓口」を東京で立ち上げたい!

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支援総額

3,080,000

目標金額 2,500,000円

支援者
241人
募集終了日
2015年10月30日

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2015年10月19日 21:21

福岡視察旅行記⑤ ~修道院訪問~

 熊本視察を終え、伊東と中島は夜のうちに福岡へ。翌朝はある修道院へ。駅を降りてキョロキョロしていると「ようこそ〜」と出迎えてくださったシスターTさん。


 その修道院は大きな通りを一本入った開けた場所にあります。庭には信者の方や近所の方が植えてねと持ち込んでくださった樹木がまだ小さくかわいらしく並んでいて、明るい光に包まれた特別な場所という佇まいです。
 シスターTさん手作りの、焼りんごと紅茶のおもてなしを受けながら、修道院のこれまでの歩みをお伺いしました。この修道院の役割は「祈りと共同生活の場」ですが、もうひとつ、シェルターとしての役割を果たしていらっしゃいます。

 


シェルターという言葉をみなさんは知っていますか?

 


 シェルターは配偶者からの暴力被害者を支援するための緊急一時避難所のことを言います。行政が運営する公的なシェルターは各都道府県に1か所ずつあるそうです。公的なシェルターの利用者は年間4000人を超えている(厚生労働省家庭福祉課による )という報告があります。民間のシェルターも全国に100か所以上あり、公的シェルターで間に合わないほど増加する被害者の受け皿になっています。


 昔でいうところの駆け込み寺です。実際には寺だけでなく教会や修道院がその役割をひっそりと担っている場合が少なくないそうです。逃げ込んでいる方の安全のためにもその存在はひっそりと秘密にする必要があるため、行政にも秘密のシェルターもあり、普段の生活ではその存在を知ることは難しいとも言えます。


 数週間から数ヶ月シェルターで過ごしている間に、身体と心を休めたり、支援者と繋がり、そのサポート受けて、生活を立て直すための手続きなどを行います。子どもを伴なった避難女性も少なくないそうです。


 熊本でも福岡でも感じたことですが、公的な制度だけで足りない部分を民間が補っている現状があります。こうした民間の福祉分野へのコミットメントは既に必要不可欠な社会資源となっています。補助金などの助成を受けていないシェルターも多く存在しており、制度が追いついてきていない現状を知りました。

 避難してきた女性の心と身体の傷への配慮から、多くを聞かず、相手のペースに合わせて寄り添うシスターTさん。「少しでも気分が晴れるように、廊下に明るい光が入るようお願いしたのよ」と教えてくださいました。ちょうど東京から祈りのためにいらしていたシスターOさんにもお会いでき、関東圏のシェルターについての情報も教えていただくことができました。是非関係機関として繋がり、再会したいです。

 ありがとうございました。

 

シェルターとしての機能があることから、ステキなシスターたちとのお写真は掲載できません。その代わりに、シスターの愛情たっぷりの焼きりんご(とーっても美味しかった!)と礼拝堂のお写真です。

 

 

リターン

3,000


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■サンクスレター

申込数
115
在庫数
制限なし

5,000


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3,000円に加えて、
■オリジナルクリアファイル

申込数
53
在庫数
制限なし

3,000


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■サンクスレター

申込数
115
在庫数
制限なし

5,000


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3,000円に加えて、
■オリジナルクリアファイル

申込数
53
在庫数
制限なし
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