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支援総額
目標金額 1,100,000円
- 支援者
- 0人
- 募集終了日
- 2021年5月10日
(上)の抜粋。その40。「一歩を踏み出せなかった」
ニックはわたしから消えた二人目の男。
わたしはそれを振り払った。
ニックはわたしに告げた。
『待っていて下さい』
わたしは待つ他ない。頼りない。
早朝にメールの着信音。ギリシャの日本大使館からだった。
ー紹介依頼の沢田研一氏は三日前にギリシャに入国しました。三人の家族と共にコス島のイミグレーションに保護されています。これは確認情報です。此処での滞留期間は二週間。この間に収容された方々は身の振り方を決めなければなりませんー
生きていた。生きていてくれた。
家族が一人欠けている。亡くなったのは恐らく赤ちゃん。
わたしはメールに向かって合掌。
やりきれなくて涙がポロポロ落ちた。
嬉しくて嗚咽を繰り返した。
出社するとプリントした大使館からのメールを支社長に渡した。
「やはり生きていたか。家族が一人少なくなっている。悲しい知らせでもあるな。でも喜ぼう。細川君。ギリシャまでのチケットを用意する。休暇は三日間です」
気づくと中村君とフローリカが傍に居た。フローリカがわたしの手を握った。彼女からも涙の雫が。「のぞみ。良かったね。良かった」。中村君が「僕と同期入社の山本和正がアテネ支社に居ます。連絡しておきますので存分に使って下さい」。
わたしは中村君とフローリカの手を握って「ありがとう」。
深々と頭を下げた。顔がグチャグチャのわたし。
支社長がハンカチを差し出してくれた。
「美人は人前で涙を見せてはいけない」
ヨーロッパを旅すると感じることが在る。アメリカ合衆国とほぼ同じ面積に国々が密集している。陸路ではなく空路で国々を飛び越える計画を建てると何かしら酷く遠くへ赴くと感じてしまうけれど実際に移動してみると意外にも近い。空路だと直ぐに着く。ヨーロッパの国々の面積が小さいから。わたしの近いと思う意外感は「ヨーロッパでの時間が短いから」とフローリカに言われた。
翌日、コス島の収容所の前に立った。
受付の手続きを済ませると警備兵に案内された。
肩からライフルを下げている。
「シリアからのボートピープルはNO3の黄色いテント」
テントの外では子供達がサッカーで遊んでいた。
彼と眼と眼が合った時にわたしはどうするのだろう。
ギリシャまでの機内で想いを巡らせていた。
「良かった。無事で本当に良かった」
彼に走り寄って抱きついてしまう。恐らく、こうなってしまう。こればかりが連続して湧き上がってくる。シアワセな瞬間を数回繰り返すとひとつの懸念が襲ってきた。四日前にギリシャに着いたのなら連絡する時間が在った。それなのに無かった。何故だろう。連絡しない、できない事情とは何だろう。家族に異変があったのは伝わっている。赤ちゃんが亡くなった。それが理由なのだろうか。赤ちゃんが亡くなっても連絡できる。他に事情があるのだろうか。
逢うとすべてが分かる。結局ここに落ち着いた。
黄色のテントは出入口が開いていた。
饐えた臭いが放出されている。
恐る恐る中を覗いた。
居た。
テントの中央奥にニックが居た。髪も髭もボウボウ。まさに髭ダルマ。風貌が変わっていても間違いなくニック。その隣には女が居た。彼の右手に抱かれ、彼の胸に頬を寄せている。左側には男の子と女の子が折り重なって居る。みんな眠っている。安心して眠っている。女は母。母はアラブ系。わたしより若い。
中に入ろうとした時に足が動かなかった。
前に進もうとする一歩を踏み出せなかった。
逆に後ずさりしてしまった。
此処はわたしが居てはいけない処。
わたしが入ってはいけない処。
ニックは三人の家族を選んだのだ。
母も男の子も女の子もわたしを見たら必ず敵意の眼差しに変わる。それも激しい敵意に。…ニックを獲られる。絶対に渡せない…。
一瞬にして敵意から憎悪に。
ニックはわたしを見た瞬間に困った表情になる。次には迷惑そうな顔になる。
わたしはそれに耐えられない。
いたたまれなくなり此処から逃げ出してしまう。
逃げ出してしまうのなら此処から離れよう。
何時か落ち着いた時には連絡が来る。
そう信じよう。
ニックはわたしが選んだ男。
ニックはわたしに想いを寄せていたのだから…。
ニックは生きていた。
生きてくれていた。
眼の前の三人はニックが居なければ生きられない。
現に赤ちゃんが居ない。
まだまだ未来を見据え拓く旅の途中。
二人の幼子はニックの左腕を枕に眠っている。
妹の左腕はニックの胸に置かれていた。
お兄ちゃんは妹に寄り添い小さな肩を抱いている。
安らいだ眠り。此処まで辿り着いてやっと得た安らいだ眠り。
わたしは、四人を、起こさぬよう、そっと、離れた。
世界にはわたしが入り込めない処が在る。わたしが在りのままのわたしで居ては拒絶される場所が在る。そこに入るにはわたしを捨て、わたしのすべてを賭けて、そこの情況に身を委ねなければならない。そこで生き延びるにはすべてを賭けなければならない。
わたしは安全な場所に居て、そこで泣き、笑い、糧を得ている。
わたしはそれらのすべてを捨てられない。ニックはわたしが拒絶される世界に踏み込んだのだ。そこで三人の命を繋ごうとしている。自分を含めて四人の命。
…これからどうするのだろう…
わたしはアテネからマドリッドまでの機内で四人のこれからを想い続けた。何時かわたしが拒絶されない日常がニックと三人の親子に訪れるのを願っていた。訪れなければニックとの再会は絶望的。胸が締め付けられているわたしの恋路は命を繋いだ後の行方。そうであったとしてもわたしは三人の親子に敵視されてしまう。ニックからは迷惑そうに疎まれてしまう。ニックは三人の親子を選んだのだ。
…これからどうするのだろう…
わたしは失意よりも四人のこれからに想いを馳せた。これからをイメージできるなら失意が和らぐ。どう考えてもわたしの恋の成就よりも三人の親子の命が重いから。そう考えないとわたしを支える術が無かった。三人の親子の身の振り方が決まり安定するまで四人の情況は変わらない。安定した時にニックはどうするのだろう。わたしの処に戻って来るのだろうか…。戻ってきて欲しい。これが今のわたしに残された唯一の細い糸。
ギリシャでの定住は無理。国の経済が立ち直ってはいない。隣国のイタリアもギリシャより少しマシなだけ。ギリシャ政府に難民認定された三人を引き連れた日本人を受け入れる余裕など無い。だったらドイツ。けれどドイツも難民の受け入れに反対する極右勢力の台頭により情況の厳しさが増している。特にアラブ系には厳しい国情。ドイツに辿り着いたとして安心できるか否かは行ってみなければ分からない。これは四人にとって避けなければならないリスク。このリスクを犯すほど四人に余裕は無い。
…これからどうするのだろう…
ニックなら何処かで今の閉塞を抉じ開ける。面倒で手間暇がかかる方法は取らない。望みが在るドイツに行ったとしてもニックは余所者の日本人。勝手が分からない。言葉も通じない。先ずは落ち着ける場所を確保しなければ次に挑めない。アパートの一室を借りようとしても様々な困難が待ち受けている。ましてニックとアラブ系の三人の親子は赤の他人。警戒されるのは明らか。
現状を打開する一手とは…。想い浮かばなかった。こうした時にはわたしが最も嫌な、認めたくない、ニックの方策を考えるに限る。
わたしは今までも先が見えなく、ドン詰まりに陥り、袋小路に止め置かれた時には、最悪を考えて、そこからの脱出を試みて来た。それでこれからを決める方針まで達するのに時間を要してしまった。例え時間がかかっても、グズグズしていたとしても、わたしは最悪を考えなければ、脱出する手立てを見つけられなかった。
三人の親子と命を繋ぐには落ち着ける場所の他にお金を稼がなければならない。ドイツでも就労証明書を取得するには時間がかかる。取得できないかも知れない。東京にはニックの部屋が在る。日本にはカメラマンとしてのキャリアが在る。
東京なんだ。しかしパスポートを持っていない三人の親子が難民のまま日本に入国するのは極めて難しい。この困難を解決できるのはナニ。…何だろう…。…そうか…。ようやく分かった。母親との結婚。ニックが母親と結婚したならば三人の親子は日本国籍を取得する。日本への入国は何ら問題が生じない。三人の親子が落ち着ける場所も確保できる。ニックはカメラマンとしての再スタートを始められる。シリアでの数々の写真、子供たちの写真は必ず胸を打つ。そして三人の親子を連れている。結婚してまで日本に連れ帰り命を助けた。これを知ったマスコミは放って置ない。ニックの知名度は上がりお金も稼げる。
こうなると、わたしの出番は、未来永劫、訪れない。
わたしの細い一本の糸は途切れてしまった。
ニックはわたしから消えた二人目の男。
わたしはそれを振り払った。
ニックはわたしに告げた。
『待っていて下さい』
わたしは待つ他ない。頼りない。
早朝にメールの着信音。ギリシャの日本大使館からだった。
ー紹介依頼の沢田研一氏は三日前にギリシャに入国しました。三人の家族と共にコス島のイミグレーションに保護されています。これは確認情報です。此処での滞留期間は二週間。この間に収容された方々は身の振り方を決めなければなりませんー
生きていた。生きていてくれた。
家族が一人欠けている。亡くなったのは恐らく赤ちゃん。
わたしはメールに向かって合掌。
やりきれなくて涙がポロポロ落ちた。
嬉しくて嗚咽を繰り返した。
出社するとプリントした大使館からのメールを支社長に渡した。
「やはり生きていたか。家族が一人少なくなっている。悲しい知らせでもあるな。でも喜ぼう。細川君。ギリシャまでのチケットを用意する。休暇は三日間です」
気づくと中村君とフローリカが傍に居た。フローリカがわたしの手を握った。彼女からも涙の雫が。「のぞみ。良かったね。良かった」。中村君が「僕と同期入社の山本和正がアテネ支社に居ます。連絡しておきますので存分に使って下さい」。
わたしは中村君とフローリカの手を握って「ありがとう」。
深々と頭を下げた。顔がグチャグチャのわたし。
支社長がハンカチを差し出してくれた。
「美人は人前で涙を見せてはいけない」
ヨーロッパを旅すると感じることが在る。アメリカ合衆国とほぼ同じ面積に国々が密集している。陸路ではなく空路で国々を飛び越える計画を建てると何かしら酷く遠くへ赴くと感じてしまうけれど実際に移動してみると意外にも近い。空路だと直ぐに着く。ヨーロッパの国々の面積が小さいから。わたしの近いと思う意外感は「ヨーロッパでの時間が短いから」とフローリカに言われた。
翌日、コス島の収容所の前に立った。
受付の手続きを済ませると警備兵に案内された。
肩からライフルを下げている。
「シリアからのボートピープルはNO3の黄色いテント」
テントの外では子供達がサッカーで遊んでいた。
彼と眼と眼が合った時にわたしはどうするのだろう。
ギリシャまでの機内で想いを巡らせていた。
「良かった。無事で本当に良かった」
彼に走り寄って抱きついてしまう。恐らく、こうなってしまう。こればかりが連続して湧き上がってくる。シアワセな瞬間を数回繰り返すとひとつの懸念が襲ってきた。四日前にギリシャに着いたのなら連絡する時間が在った。それなのに無かった。何故だろう。連絡しない、できない事情とは何だろう。家族に異変があったのは伝わっている。赤ちゃんが亡くなった。それが理由なのだろうか。赤ちゃんが亡くなっても連絡できる。他に事情があるのだろうか。
逢うとすべてが分かる。結局ここに落ち着いた。
黄色のテントは出入口が開いていた。
饐えた臭いが放出されている。
恐る恐る中を覗いた。
居た。
テントの中央奥にニックが居た。髪も髭もボウボウ。まさに髭ダルマ。風貌が変わっていても間違いなくニック。その隣には女が居た。彼の右手に抱かれ、彼の胸に頬を寄せている。左側には男の子と女の子が折り重なって居る。みんな眠っている。安心して眠っている。女は母。母はアラブ系。わたしより若い。
中に入ろうとした時に足が動かなかった。
前に進もうとする一歩を踏み出せなかった。
逆に後ずさりしてしまった。
此処はわたしが居てはいけない処。
わたしが入ってはいけない処。
ニックは三人の家族を選んだのだ。
母も男の子も女の子もわたしを見たら必ず敵意の眼差しに変わる。それも激しい敵意に。…ニックを獲られる。絶対に渡せない…。
一瞬にして敵意から憎悪に。
ニックはわたしを見た瞬間に困った表情になる。次には迷惑そうな顔になる。
わたしはそれに耐えられない。
いたたまれなくなり此処から逃げ出してしまう。
逃げ出してしまうのなら此処から離れよう。
何時か落ち着いた時には連絡が来る。
そう信じよう。
ニックはわたしが選んだ男。
ニックはわたしに想いを寄せていたのだから…。
ニックは生きていた。
生きてくれていた。
眼の前の三人はニックが居なければ生きられない。
現に赤ちゃんが居ない。
まだまだ未来を見据え拓く旅の途中。
二人の幼子はニックの左腕を枕に眠っている。
妹の左腕はニックの胸に置かれていた。
お兄ちゃんは妹に寄り添い小さな肩を抱いている。
安らいだ眠り。此処まで辿り着いてやっと得た安らいだ眠り。
わたしは、四人を、起こさぬよう、そっと、離れた。
世界にはわたしが入り込めない処が在る。わたしが在りのままのわたしで居ては拒絶される場所が在る。そこに入るにはわたしを捨て、わたしのすべてを賭けて、そこの情況に身を委ねなければならない。そこで生き延びるにはすべてを賭けなければならない。
わたしは安全な場所に居て、そこで泣き、笑い、糧を得ている。
わたしはそれらのすべてを捨てられない。ニックはわたしが拒絶される世界に踏み込んだのだ。そこで三人の命を繋ごうとしている。自分を含めて四人の命。
…これからどうするのだろう…
わたしはアテネからマドリッドまでの機内で四人のこれからを想い続けた。何時かわたしが拒絶されない日常がニックと三人の親子に訪れるのを願っていた。訪れなければニックとの再会は絶望的。胸が締め付けられているわたしの恋路は命を繋いだ後の行方。そうであったとしてもわたしは三人の親子に敵視されてしまう。ニックからは迷惑そうに疎まれてしまう。ニックは三人の親子を選んだのだ。
…これからどうするのだろう…
わたしは失意よりも四人のこれからに想いを馳せた。これからをイメージできるなら失意が和らぐ。どう考えてもわたしの恋の成就よりも三人の親子の命が重いから。そう考えないとわたしを支える術が無かった。三人の親子の身の振り方が決まり安定するまで四人の情況は変わらない。安定した時にニックはどうするのだろう。わたしの処に戻って来るのだろうか…。戻ってきて欲しい。これが今のわたしに残された唯一の細い糸。
ギリシャでの定住は無理。国の経済が立ち直ってはいない。隣国のイタリアもギリシャより少しマシなだけ。ギリシャ政府に難民認定された三人を引き連れた日本人を受け入れる余裕など無い。だったらドイツ。けれどドイツも難民の受け入れに反対する極右勢力の台頭により情況の厳しさが増している。特にアラブ系には厳しい国情。ドイツに辿り着いたとして安心できるか否かは行ってみなければ分からない。これは四人にとって避けなければならないリスク。このリスクを犯すほど四人に余裕は無い。
…これからどうするのだろう…
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現状を打開する一手とは…。想い浮かばなかった。こうした時にはわたしが最も嫌な、認めたくない、ニックの方策を考えるに限る。
わたしは今までも先が見えなく、ドン詰まりに陥り、袋小路に止め置かれた時には、最悪を考えて、そこからの脱出を試みて来た。それでこれからを決める方針まで達するのに時間を要してしまった。例え時間がかかっても、グズグズしていたとしても、わたしは最悪を考えなければ、脱出する手立てを見つけられなかった。
三人の親子と命を繋ぐには落ち着ける場所の他にお金を稼がなければならない。ドイツでも就労証明書を取得するには時間がかかる。取得できないかも知れない。東京にはニックの部屋が在る。日本にはカメラマンとしてのキャリアが在る。
東京なんだ。しかしパスポートを持っていない三人の親子が難民のまま日本に入国するのは極めて難しい。この困難を解決できるのはナニ。…何だろう…。…そうか…。ようやく分かった。母親との結婚。ニックが母親と結婚したならば三人の親子は日本国籍を取得する。日本への入国は何ら問題が生じない。三人の親子が落ち着ける場所も確保できる。ニックはカメラマンとしての再スタートを始められる。シリアでの数々の写真、子供たちの写真は必ず胸を打つ。そして三人の親子を連れている。結婚してまで日本に連れ帰り命を助けた。これを知ったマスコミは放って置ない。ニックの知名度は上がりお金も稼げる。
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リターン
5,000円
応援してくれた方には直ちに感謝のメールを送らせてもらいます。
『どうせ死ぬなら恋してから(上)(下)』の書籍を郵送します。
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10,000円
10000円の方へ。御礼と感謝のメールを直ちに送らせてもらいます。
『どうせ死ぬなら恋してから』の書籍を郵送します。それと拙著の『未来探検隊』(圧縮ワープロ原稿)を添付メールで送ります。
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15,000円
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『どうせ死ぬなら恋してから』の書籍を郵送します。それと拙著の『未来探検隊』『スパニッシュダンス(上)(下)』をワープロ圧縮原稿を添付メールで送信します。
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20,000円
20000円の方へ。御礼と感謝のメールを直ちに送らせて頂きます。
『どうせ死ぬなら恋してから(上)(下)』の書籍を郵送します。次に『未来探検隊』『スパニッシュダンス(上)(下)』『』アンダルシアの木洩れ日』のワープロ圧縮原稿を添付メールで送ります。
- 支援者
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