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ラオスのコーヒー生産者達を日本に!日本の消費者と交流します!

フェアトレードドリップパックプロジェクト

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ラオスのコーヒー生産者達を日本に!日本の消費者と交流します!
支援総額
438,000

目標 1,000,000円

支援者
25人
残り
終了しました
募集は終了しました
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2015年11月17日 00:17

⑤農家が運営する協同組合、再スタート!

輸出業者や仲買人ではなく、あくまで農家が作る農家のための組織と取引すること――これは、言うのは簡単ですが、ラオスの国家権力のあり方や取引の慣習を理解している人ほど難しいことだと分かります。一方で、こういった現地社会への理解がなければ、おそらく農家の組合との取引を、この5年間、続けることはできなかったと思います。

 

2010年8月にATJとJCFCとのパートナーシップが確立し、その年度の輸出予定量を確定させたわけですが、この確定までの道のりはたいへん険しいものでした。

 

この時期、わたしは新しく変わったATJの社長である上田さんとラオス事業の担当者となる酒井さんの3名でコーヒー生産地のパクソンを訪れました。この時点で、前回記したように旧JCFCは活動を休止し、ふたたび農家の人たちだけで集まり、ATJにティピカを売ってくれるのか、ほとんど未確定の状態でした。

 

この事業の直近の目標は、雨期の困窮期に農家が高利子で仲買人からお金を借りなくていいようにするためのサービスをJCFCの組合員に提供することでした。そのために、まずは輸出予定量と買取金額を8月中に確定させ、その金額の半分を同時期に前払いすることにしました。

 

現在ではとくに問題なく実現できているこの仕組みも、最初は相当な不安が付きまといました。すべての農家が仮に輸出予定量の半分以下しか豆を出さなかった場合、前払いした現金を取り戻さなくてはならなくなるからです。いわゆる持ち逃げ。しっかりと農家さんと信頼関係を築いていなければ、すぐに私たちが馬鹿をみる仕組みなのです。

 

このときラオスのコーヒーバイヤーのなかで、ATJのような雨季の真ん中あたりの時期に現金を前払いするような団体はどこにもありませんでした。みな持ち逃げされるのが怖いからです。農家のほうも必死です。とにかく農家はたくさんお金が貰いたいのだから、二枚舌作戦で、一方から前払いをもらっておいて、バイヤーがコーヒーを回収しに来た時には、「すでに別のところに売っちゃったよ」ということだってできます。こういう人たちは今でも一部にはいます。

 

こうならないようにJCFCはしっかりと権力を保持し、農家が約束を破らないようにしておくことが大事です。そのために必須なのが、郡政府からの活動許可です。

わたしたちは、カウンターパートであるJCFCの代表ウアンさんに、各村の組合長を招集するように伝え、買取の具体的な枠組みについて何度も話し合う一方で、郡政府の許可をもらうように伝えました。

 

しかし、当初、彼らはなかなか自分たち自身で役人に働きかけようとはしませんでした。ラオスの権力機構の中では、まだまだ農家の側から政府に何かを働きかける「下からのアプローチ」はほとんど認められていませんでした。彼らは「そんなことできるわけないだろう」という諦めモードで、なかなか動かなかったのです。

 

これでは埒があかないと思い、わたしが関係者をつなげる役割を担いました。まず友人の役人に新生JCFCの設立趣意書と幹部メンバーのリストを作ってもらいました。わたしは、そのリストに、念のためしっかり役人の協力者の名前も入れるよう指示しました。

 

そのうえで、農林局長、商業局長、郡長の3名からサインをもらうべく、友人の役人を通して連絡してもらいました。私たちの滞在期間はたった2週間で、このときすでに1週間は過ぎていました。わたしたちが帰ってしまえば、幹部は面倒臭がってサインをもらいにいかない可能性があったから、是が非でもわたしたちがいる間にこの仕事を終わらせなくてはなりません。

 

農林局長のサインはすぐにもらえたものの、商業局長はヴィエンチャンに出張中でした。そこで、パクソンに戻る日を見計らってサインをもらいに行きました。最後の郡長はなかでも一番手こずりました。当然、忙しい方なので、なかなかつかまりません。

 

すでにわたしたちが帰る前日になり、これはもう間に合わないか思っていたところ、ウアンさんが、「彼が帰宅するのを郡長の家の前で待ってみよう」と言い出しました。たしか夕方5時くらいだったでしょうか、車で家の前まで行き、いつ帰宅するかわからない郡長を待ちました。

 

1時間以上は待ったと思います。「来た!」――誰が言ったかは忘れましたが、帰宅した郡長をつかまえることができました。家に入れてもらい事情を話して、無事にサインをもらえたのです。

 

これで新生JCFCは、郡政府のお墨付きをもらうことができ、正式なアソシエーションとして活動できることになりました。この結果、もし組合員が規定量のコーヒーを出さなかった場合、罰則を課す効力を持てるようになったのです。

 

さて、一方で、ウアンさんたちは農家を再び集めることができたのでしょうか。このあたりは次回、お話しします。
 

 

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リターン

3,000円(税込)

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■ドリプロメンバーからのサンクスメール

■ドリップパック

支援者
13人
在庫数
制限なし
発送予定
2016年6月

10,000円(税込)

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■ドリプロメンバーからのサンクスメール

■ティピカ 中煎り 豆

■ティピカ 深煎り 豆

■生産者との交流会・講演会へのご招待

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送予定
2016年6月

30,000円(税込)

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■メンバーからのサンクスメール

■ラオスティピカ・ラオスティピカピーベリー・ラオスロングベリー飲み比べセット

■生産者との交流会・講演会へのご招待

■ドリプロ5期報告会へのご招待
(アフターパーティーは除く)

支援者
4人
在庫数
15
発送予定
2016年6月

50,000円(税込)

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■メンバーからのサンクスメール

■ラオスコーヒー5種類セット「ラオスティピカ・ラオスティピカピーベリー・ラオスロングベリー・ラオスロブスタ・ラオスカティモール」

■生産者との交流会・講演会へのご招待

■ドリプロ5期報告会へのご招待
(アフターパーティーは除く)


支援者
3人
在庫数
7
発送予定
2016年6月

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