【閲覧注意】★しまっけの右前肢・頭部怪我治療費用ご助力お願い★

Cさんの地域猫活動のお話に戻ります。
Cさんと捕獲を1回だけご一緒したことがあります。Cさんと私以外にも3人ほどいらして、私以外の方々は本当に捕獲に手慣れた感じで、恐らく猫のストレスもなかったのではないでしょうか。一番良いな、とその時思ったのがワンボックスの大きな車でした。猫がとらわれた6台ほどの捕獲機を安定して積むことができ、TNRを応援している、安く去勢不妊手術をしてくれる病院まで運ぶことができます。私の場合電動自転車で病院まで移動でした。捕獲機をきれいに風呂敷などで包んでも道路の騒音や外気が入ってきます。猫はとても不安だったはずですが、この時は少し規模を広げて実施したため、車を出してくれた方がいらしたのです。もしこの記載をお読みくださった方々で「TNRは重たいけど何かお手伝いしてもいいな」と思った方は車の運転だけでも助かります。私は運転はできますが、車を持っていません。
普通だともっと何匹も捕獲するのかもしれませんが、病院の空き状況によっては捕獲だけたくさんしても、病院の手術手前でボトルネックが生じます。それですと、待ち状態の猫にストレスがかかりますから、病院の状況を見ながら調整するわけです。1匹、やせ細った真っ黒な猫が目も白濁、半分飛び出していてヨロヨロしていました。手で捕まえられるような状態で、私は「よっこらしょ」と抱っこして、自分が持ってきたキャリーに入れようとしたところヨロヨロなのに、必死で抵抗します。少々動揺したところ、Cさんが余裕たっぷりに「そういうときは人間の赤ちゃんを抱っこするようにして、お尻から入れるんですよ」と教えてくださいました。見事、その猫はキャリーに収まりました。勿論ある程度素早い所作は求められますが。あまりの弱り加減にボランティアの1人の方（このときはCさんではない）が「いくら何でもリリースできない」とおっしゃって、不妊手術後、20匹以上保護なさっているところにその1匹を加えて面倒みていらっしゃいました。獣医さんには大そうきつく言われたそうです、「それをやっていたらきりがない！TNRの進捗が悪くなる！」と。その先生を残酷だと思いますか？裁判のところを思い出してみてください。そういったことも避けながら兎に角飼い主のいない猫を減らしていく、心を鬼にしても、それが環境省などのガイドラインに従い、誰からも文句を言わせない地域猫活動なのです。私は黒猫をリリースできなかったボランティアさんと同じことをしたでしょう。いえ、実際しまっけで（間接的ではありますが）やってますよね。しまっけ以外にもやってました。しまっけは怪我のみですが、私がリリースできない！とそのまま保護した猫は原因不明の炎症やらWキャリアやらで「もう長くないなら、人に慣れているなら、畳の上の往生の方がましだよね？」という根拠で看取りました。当然、Cさんも人に押し付けられる猫も、自分がかわいそうになってリリースできなくなった猫もひっくるめて大勢をご自宅に保護する状態になったのでしょう。

★以前の家で、猫の餌の支度。全員一皿づつ。大きなお皿からみんなで食べて、は私はやらない主義です。お水も何か所にも分けておきます。このころは皆若かったので煮干しをつけあわせていますが、今は腎臓病持ちやら、歯肉炎が痛いやつやら、で煮干しは減塩＆減塩鰹節と一緒にパウダー状にして本当に少しだけトッピングです。