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しまっけはとある地域で餌は貰えていました。しかしながら、彼を自宅で飼育したい、という人には出合えなかったようです。子猫のころなどはどんな猫も可愛いですよね。その頃良い出会いがなかったのかなぁ…などと子猫だったしまっけを想像します。５年１０年経てば彼も年を取った猫になるのでしょうけど、成猫の状態でも結構顔も可愛く、毛足が長めで触り心地がふわふわしています。

餌を貰えるのは実はかなりラッキーなのです。私達がひょっこり出会う猫達は皆餌が貰えるから一目につく場所に出てくるのだと思います。餌を貰えない、水をかけられたりして追い払われるような経験が何度か続けば人間や、人間の往来、住居が怖くなりますから、夜人間が寝静まったころ、食べられそうなものを漁り、拾い、狩ってどうにか飢えをしのぎます。そういう猫もいます。目で見えているものがすべてではありません。10軒のお家が隣り合っているとして、其のうち3軒が仲が良く、猫嫌いだったとします。あとの7軒は実は野良猫に餌をやりたい、としても3軒が勝ってしまうことがとても多いです。野良猫の餌やりが未だに無条件に悪と潜在的に思われていて、それに気圧されてしまうんですね。

実は、野良猫が嫌いなら餌付けは重要です。特に嫌いな人の家から少しだけ離れたところでやるんですよ。そして去勢不妊処置をします。それ以上増えませんし、わざわざ猫を嫌う人のところに行く用事が猫にもない。餌やりは法律では禁止されていません。自治体単位の条例で餌やり禁止など今時できるんでしたっけ？？環境省の方針に反しているのではないでしょうか。自治体にはトレンドを読んでいただきたいですね。女子高生が空気読むのを少しは見習ってほしいです。

★地域猫達