息子の入学式を終えて4クラスの小学1年生が集い、学ぶこととなりました。

塾で教えている小学3年生の子供たちと共に、明るい沖縄の近未来を感じている自分がいました。沖縄は所得が低く、塾に通えない子供たちが経済格差と学力格差に悩んでいます。

 

名護市大北小学校では、全国的に少子高齢化が叫ばれる中、4クラスの子供がいます。やがて大きな未来につながる予感がしたのです。これからの日本企業は、労働力不足に悩み文化と宗教の異なる海外労働力を、ビザ5年延長の実習生として充足させなければなりません。そのときマンパワーを秘める沖縄は、観光立県でなく農業・工業のバランスの良い島になると信じています。

 

海上輸送のコストがかかる点、消費地としては人口が少ない点から沖縄は設備投資には向かないと考えられていますが、アジア新興国のフロンティアとして地政学的に企業の求める良好な土地であり、そのとき必要なのは優秀な地元の存在です。塾生の中からやがて近い将来、沖縄の振興発展に寄与できる有為な人材が育つことを信じて、私には夢があります。

 

少人数でスタートした塾生が増え続け、場所と機材の確保が困難になってきましたが、そのマンパワーに必ず本土の企業が頼らざるを得ない日がやってきます。過去にも集団就職という形で求められたことがありますが、これからは定着する労働力として就職可能な状態が生まれると信じています。労働力不足を移民・ロボットに移行させる考え方が一部であるようですが、責任ある最終判断はやはり人間に頼らざるを得ないと思っています。沖縄に企業が押し寄せてくる、そのとき塾出身者が持てる力を発揮し、リーダーとなって必ず沖縄の振興発展を担うことができると信じているからです。

 

この塾の目的は、本土並みの学力向上を目指すだけではなく、就職進学に本土に行かなければならない現状を逆転させることにあります。時間に追われながら私が日々課題をこなすことができるのは、入学式に臨み率直に感じた沖縄の近未来に思いをはせたからです。現在は労働力をアジア近隣諸国に求め生産拠点まで移した日本企業が、人件費の高騰により費用対効果が得られなくなり、撤退を余儀なくされています。出生率が全国平均より高い沖縄に優秀な人材が求められる日が必ず訪れます。この塾を立ち上げた最大の理由はここにあるのです。

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