「 茶の湯cafe 銀河の船」 離陸プロジェクト

「 茶の湯cafe 銀河の船」 離陸プロジェクト

支援総額

13,000

目標金額 1,000,000円

支援者
2人
募集終了日
2021年12月26日

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プロジェクト本文

 

▼自己紹介

 初めまして「茶の湯cafe銀河の船」亭主の木下です。どうぞよろしくお願いいたします。「茶の湯cafe 銀河の船」は、今年2021年1月に東京スカイツリーから徒歩3分の場所にオープンいたしました。浅草通りの業平交差点から店舗の緑の日除けが目に入ってきますので、近くをお通りの際には、ぜひお立ち寄りくださいませ。

 

「茶の湯cafe」とは、早い話しが「和風カフェ」です。私はそれを「カジュアル茶の湯」と呼んでいます。そして「茶の湯cafe」の暖簾をくぐったお客様に「和み」という「心にゆき渡る、お茶」をお淹れいたします。

 また「カジュアル茶の湯」を、チェーン化していくプロジェクトを「茶の湯ルネッサンス」と呼び、地域社会に「和み空間」を広げてゆきたいと望んでいます。

 

 〈洋風カフェ〉が隆盛を極める昨今、〈和風カフェ〉は特定の地域以外で目に見えて減少の傾向にあります。わたしは、このプロジェクトで「カジュアル茶の湯」を再構築し「茶の湯ルネッサンス」により、クールでオシャレな〈洋風〉と心なごむ〈和風〉で、カフェ(憩いの場)の相互補完を為したいと希望しております。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

 年々歳々、かけがえのない日本古来の文化「茶の湯」が、私たち一般市民の目の届く場所から消えていってる様に感じております。反対に洋風カフェのコーヒーショップは、老若男女問わず今や誰もが気軽に利用できる市民憩いの場となっております。

 いつからこの様な情況になったのか。本来なら「日本の茶室」は数百年来、庶民から貴人にいたるまで市井のあるいは露地を通りぬけて、そこにある憩いの場であった筈なのに、まるで日本狼や朱鷺のように消え去ろうとしています。

 

「茶の湯ルネッサンス」は、カジュアル茶の湯~「和風カフェ」の再構築プロジェクトです。   古来格式も様式美もなくてはならない「茶の心」に触れるための大切な道標ではありますが「茶の湯ルネッサンス」では、格式、様式それ自体が目的ではありません。VIPのサロンでも、

象牙の塔の一室に収斂し茶室の純度を究める空間でもありません。むしろ日常の塵芥の一隅に、誰もが気軽に利用できて、「一服のお茶」に平静とか安穏とかを取り戻してもらうための場所なのです。

 

 史実である我が国の戦国時代、生死の狭間に暮らしていた人たちが、一服のお茶に「ホッと」心を和ませていた場所、亭主と客との間に置かれたお茶を通して、微笑を交わしながら「わび、さび」を体験していたその空間を、まさに現代に蘇らせるプロジェクトです。

 

 私は以前京都の博物館で、初代長次郎の黒楽焼茶碗を拝見したことがありますが、あまりの衝撃にその場で身震いした事を今でも忘れられません。その黒塗りのシンプルな楽焼碗の中に森羅万象とも云える無限の色彩が映って見えたのです。それは人の喜怒哀楽のようでもあり、花鳥風月のようでもあり、あたかも漆黒に渦巻く銀河のようにも見えました。私見ですが「わび、さび」とは初代長次郎さんが一切の装飾を省いて焼き上げた、碗の中の広大な世界へ通じる道と云えるものではないでしょうか。

 

「茶の湯cafe 銀河の船」で為そうとしている事は、目に見えてクールでオシャレな〈洋風カフェ〉を補完する、「わび、さび」の如く目に見えない「和み、癒し、憩い、安らぎ」に誘う和風空間の復興なのです。「洋」だけでなく「和」との両輪で現在、過去、未来の波間に船を漕いでゆく「一服」の提供なのです。

 

 この新事業は私個人では、到底なしえません。けれども賛同してくださる多くの仲間がいれば決して手に届かないものではないのです。是非たくさんの皆さまのご協賛、ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

 私は30年に渡って飲食チェーン店に従事してまいりました。これまでの経験を振返ってみますと、外食チェーン企業ではスタッフ一人一人が作業の効率化をはかり、生産性を向上させ、いかに利益を追求するかが、リアルなところチェーンの第一義でした。

 

そのため、店内の空席を一定時間内に速やかに埋め込み、客席回転率を上げる修練に重きを置き、それに徹することが従業員の能力を最大限に発揮させるものと会社は教示していました。それは、100名あるいは1000名ご来店されるお客様を、いかにしてそつなく捌くかを目的とした考え方です。まるでお客様が、店舗、会社の製造ラインに乗っているかのようでした。

 チェーン店に従事していた当時から私はその手法に疑問を持ち、会社の方針とは真逆のサービスを責任者として展開していました。

 

 わたしはその真逆のサービスを「一期一会のおもてなし」と名付け、パートナーの皆さんと営業の目的を共有しておりました。(胸の中では、そのサービスを「ジャストインタイム」とも呼んでいました)。

 そして結果として固定客の裾野を広げ、売上の向上に繋がっていたのは、会社の求める生産性の追求、効率の重視ではなく「一期一会のおもてなし」の方でした。

 もちろん「一期一会(ジャストインタイム)」サービスのメカニズムも理にかなった大変自然なものですが、説明には多くのページを枚挙する必要がありますので、ここでは割愛させていただきます。(ぜひ皆さまと「一期一会のおもてなしとジャストインタイム」についてじっくりお話ししたいものです)

 

 要旨は「一期一会のおもてなし」では、お客様を一番目、二番目…百番目ととらえる事は決していたしません。いつ、いかなる時でも、その日最初に来て下さったお客様も最後にご来店くださったお客様も、常に第一番目のお客様としてお迎えするものなのです。

 

 また「茶の湯cafe」では、商品そのものより商品を通してお客様に伝える気持ちを店舗存在理由の主たるものとしています。

 昔、松下幸之助さんが「松下電機は、人をつくる会社です。ついでに電化製品も作っております」と云った逸話がありますが、それに近いものだと考えています。

 ご来店くださったお客様が「一服のお茶(商品)に物足り」「一服のお茶(商品)に歓び」「一服のお茶(商品)に時を忘れ」「一服のお茶(商品)に和む」ひと時の永遠を味わってくださる体験をしていただく事、それが「茶の湯cafe 銀河の船」出帆の目的です。

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

「一服の和み」を提供する日本固有の文化「茶の湯」を特定の茶室ではなく「市民憩いの場」として復興を目指す「茶の湯ルネッサンス」プロジェクト。

 現在、洋風カフェ、コーヒーショップ、ティールームが市場の大半を占めており、茶舗自体減少し、私たちがお茶に触れる機会の多くは、自販機、コンビニのペットボトル購入によるものとなっております。

 市民の憩いの場から見えなくなりつつある「和風カフェ」は、しかしそれ故に遊休地化しているとも云える大きな空間を「憩いの場」に再構築する事のできる可能性にも充ちています。

それは地域社会にとどまらず、あまねく世界に通じる光景だろうと私は考えています。

 

 

【READYFOR事務局からのご案内】
このクラウドファンディングは、「SHOP SMALL飲食店クラウドファンディング」内で実施されています。
「SHOP SMALL飲食店クラウドファンディング」は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い飲食店業界全体として売上低下等の厳しい状況に追い込まれていることを踏まえた飲食店支援プログラムとなります。
このようなプログラムの目的に照らし、仮にプロジェクト実行者である飲食店様の営業継続が困難になった場合でも、ご支援者様に対する支援金の返金は行われませんので、あらかじめご了承ください。

 

 

プロジェクト実行責任者:
木下 勝己(茶の湯cafe 銀河の船 亭主)
プロジェクト実施完了日:
2022年5月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

「茶の湯cafe銀河の船」が、1号店を軌道に乗せるための運転資金です。

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リターン

3,000


感謝のメール

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感謝のメールをお送りします。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

10,000


サポーターカード

サポーターカード

「茶の湯cafe銀河の船」にご来店くださり喫食をしていただきましたお客様に、カード発送日より1年間イートイン20%割引き、お土産10%割引きとさせて頂きます。(掲載写真はイメージです)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

30,000


サポーターカード&自家焙煎ほうじ茶1袋(100g)

サポーターカード&自家焙煎ほうじ茶1袋(100g)

鹿児島産茎茶を店内で自家焙煎した「ほうじ茶100g袋」です。懐かしい香味が、一服のいやし時間を運んでくれます。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年1月

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