支援総額
目標金額 700,000円
- 支援者
- 278人
- 募集終了日
- 2021年11月30日
④柴犬2匹を保護するなったきっかけ
ご支援の皆様には心より感謝致します。
私が柴犬2匹を保護するようになったきっかけは、
ほんの目先にペットショップがあり、吠え声と糞尿の臭いが周囲に立ちこもっていました。昨年の10月にいつもより吠え声が大きいので、ショップに行ってみると防護服を着た保健所の方たちが5~6人いたので、まさかコロナ・・と思いビックリでした。聞けば、犬全頭に皮膚病の薬の注射と犬舎内の消毒と言う事でした。
全頭とは、150匹もの小型犬がいるということで、多頭飼育してることが分かり、調査に入られたのでした。
翌日に私も犬舎に入らせてもらったら、目もくらむような激臭といっせいの吠え声に驚かされました。
ケージは積み重ねられ、糞尿がへばりついたかのように蓄積している中に2~5匹ほど一つのケージに詰め込んでおり、ほとんどが毛が無くて、目が真っ白でした。その中に柴犬を見つけた時は、やはり目が白く、尻尾はねずみのように毛が無い状態でしたので、見るも無残な姿でした。
まったく外にでられず、こんな中にずっーといたかと思うと、ただ餌を食べて生きながらえてきたことに涙が出る思いでした。
オーナーは女性従業員一人に任せっぱなしだったので、手が回らず、餌も行き届かなく、あばら骨の出ている犬も数頭いました。
あきらかに多頭飼育による虐待行為であり、資格はく奪となり営業停止となりました。
その後150匹は、愛護犬施設の方が引き取りに来られ、いきなり全部を連れていくとオーナーが寂しいだろうということで元気な小型犬4頭と柴犬2匹を残していかれました。
ショップも犬がいなくなれば、従業員も辞められ、残った6匹は、80過ぎの老いたばあさんオーナーの家の部屋に入れられ、やはりケージに閉じ込めていました。それを見ていていたたまれず、オーナーにこれは虐待ですよと怒鳴っては、玄関口のケージから柴犬2匹を出してやり、店の空いた部屋に移してやりました。小型犬4匹は、部屋の奥に入れてるので、どうにも出来ませんでした。しばらくはオーナーとも葛藤が続きました。
保健所にも徹底して処罰してほしいと申し入れたりして、毎日がどうやって救い出そうと考えるまでなりました。
昨年12月にショップの事務所に移すからとオーナーに言って、餌も私がやるからと言って、この日から毎日朝夕は、餌の世話を始めました。
事務所も汚くて、ネズミは出るは、ゴキブリはバルサン炊いたら50匹ほど出るわで、虫だらけでした。そこに住ませるわけですから床にペンキ塗ったり、消毒したりで、他人の店なのに随分と時間と手間をかけました。
ウンチは、部屋の中にするので、これではまた汚くなると思い、散歩に連れ出すようにしました。
初めての散歩は、ケージ生活が長かったので、脚力が弱ってて100mほどしか歩けなくて悲惨でした。
今年1月から朝夕欠かさず散歩を始めました。
2匹は歩く速度もちがうので、とても難しい散歩でした。
1ヶ月ほどすると私も慣れてきて、散歩に連れ出すと飛び跳ねるしぐさを見せ、やはり外に出られたことがうれしいのだと感じました。
これを見たとき、もっと自由に伸び伸びさせて今までの分を取り返すぐらいしてやりたいと気持ちにかられ、短い命と付き合っていこうと決意し、保護することを決意した次第です。
引き取られた150匹と家の中にいる4匹はどうなったかと言うと、次回にお知らせします。
写真は、昨年12月から今年8月まで、2匹の住まいとしていた事務所の部屋です。あちこちペンキも塗りたくりですが、冬はべニア壁だけに凄く寒いでした。↓
リターン
1,000円
感謝のメール
感謝のメールを写真などで送りたいと思います。
- 支援者
- 278人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月