口腔内ポリープの再発を繰り返す保護猫の治療費にご協力をお願いします

 

まずはクラウドファンディングの成立について、ご報告させて頂きます。

 

延べ56人（2/27時点）の方にご支援頂いたおかげで、2月27日20時を持ちまして当プロジェクトが成立致しました。

 

多くの方のご支援と応援、本当にありがとうございました。

 

クラウドファンディングを始めるにあたって、ツイッターで情報拡散をお願いしたのですが、そちらにもご協力頂いた方が多く、プロジェクト成立に大きく寄与して頂きました。

 

他の難病の猫さんと比べると小さなプロジェクトではありましたが、最後までご支援と応援を頂いて感謝の言葉しかありません。

 

特に新着情報に共感の声を寄せてくださったことは、私にとって大きな励みになりました。

 

文章力に乏しく拙い内容ではありましたが、新着情報を通じて保護猫活動について応援の声を頂けたことは本当に嬉しかったです。

 

この場を借りていくつか、みなさんにお伝えしたいことがあります。

 

まず、ご支援頂いた方の多くが「少しですが」「わずかですが」という言葉を添えていたことに心苦しく感じております。

 

これらは日本特有の謙譲表現だとは思いますが、私のプロジェクトは最低でも1口500円からで、決して「少し」「わずか」という金額ではありません。

 

特に保護猫活動においては、500円というのは貴重すぎるほどの金額です。

 

例えば、私が外猫のお世話に買っているウェットフードは1個税込み40円が目安なので、500円あればウェットフードが12個は買えます。

 

保護猫活動の現場に身を置いている私からすると、12個のウェットフードがどれだけの猫の命を繋ぐか、痛いほど実感しています。

 

クラウドファンディングは成立しないと受け取れないお金ではありますが、500円という金額は決して「少し」「わずか」ではなく、多くの猫の命を救う金額だということを理解してもらいたいのです。

 

また、金額の大小に関わらず、ご支援頂くお金はみなさんが労働の対価として得たものです。

 

なかには辛いお仕事を通じて手にしたお金を、私のためにご支援くださっている方もいるかと思います。

 

そのような大切なお金を私に預けてくださったのですから、責任を持ってみなさんのお気持ちと共に、より多くの猫へ届けることをお約束致します。

 

リターン品についてですが、まずはREADYFOR上のメッセージ機能からご支援者さまへ個別にお礼をお伝えする予定でおります。

 

その際に、リターン品についての詳細についてもお伝えしますので、内容をご確認頂いたうえでご返信頂ければ幸いです。

 

最後に外猫について、少しだけ書かせてください。

 

今の人間社会では、どうしても野良猫は厄介者として扱われてしまいます。

 

そのため、保護猫活動や地域猫という概念は認められにくいのが現状です。

 

しかし、野良猫という存在は人間が生み出してしまったものですし、野良猫が過酷な生活を強いられているのもまた、人間が作り出した社会の歪みによるものです。

 

当然ながら、私ひとりの小さな力ではこのような社会の構造を変えることはできませんが、自分の周りにいる外猫だけでも野良猫という厄介者扱いではなく、同じ社会で暮らす一員として過ごさせてあげたいのです。

 

外猫たちはみんな毎日を懸命に生きていますが、今の人間社会で安らかに暮らすことはできません。

 

だからこそ、外猫にとって人間は敵ではなく、同じ生命として寄り添う関係であるべきだと思います。

 

猫は人間の言葉を理解できず、人間へ言葉で物を伝えられはしませんが、猫にとって一番の味方となるのはやはり人間なのです。

 

私は今回のプロジェクトの成立を経て、多くの人の厚意に支えられていることを自覚するようになりました。

 

そして、頂いたご支援は決して無駄にはできない、と思いを新たにしたのです。

 

プロジェクトの成立によって頂いたご支援はこてつの治療費と保護猫活動のみに使用することをお約束して、ご支援のお礼に代えさせて頂きます。