キャンプ支援のお礼と、これからのために(長いです)

関 久雄

●「ご支援のお礼」
佐渡保養キャンプとレディフォー、「放射能被災地で暮らす子どもの心と体に元気を取り戻したい」プロジェクトに賛同、ご支援いただいた皆様にお礼申し上げます。8月21日、31日間行われたキャンプを無事、終えることができ、初めて挑戦したクラウドファンディングの募金集めも目標を達成し、終了しました。キャンプに参加された皆さん、野菜や物資の支援を寄せて下さった皆様、ボランティアの皆様、そして支援金を申し出て下さった皆様、レディフォースタッフの皆さん、見守って下さった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。今後はお礼の発送や決算など報告作業に入りますが、改めて今回のことを簡単にまとめさせていただきます。

 

●「福島の現実と保養の課題」
  6年目の福島は復興や帰還といった流れの中で、福島は問題ないのだから保養は必要ないとの声が出ています。しかし、放射能に不安を感じる人は多く休みには保養に出かけて思いっきり外遊びをさせたいと願う親も多いのです。こういった放射能に不安を持つ人は「放射脳」と小馬鹿にされたり、「まだそんなことやっているの」と言われたりします。中には回りに黙って保養に出る人もいて、そんな人を「隠れキニシタン」と呼ぶとの話もあります。いまは保養に対する支援も細っています。支援する側も疲れや財政難で保養をやめてしまうところもある中で私たちは何とか継続してきました。

 

●「レディフォーの取り組み」
  今回のキャンプの予算は参加費をひとり、1日1500円(食費、雑貨代)をいただき、一部、助成金を使い足りない部分をクラウドファンディングで集めようと、レディフォーを使って100万円の募金活動を7月25日にスタートさせました。しかし、募金集めが始まると思わぬところからクレームがつき、ツイッターで非難されたりしました。その内容は、福島はもう放射能の問題がないのに不安を煽ってお金を集める詐欺だといった内容でした。大変、驚きましたが、保養そのものを意図的に否定しようとする動きと分かってからは多くの人たちが支援に回ってくださり、無事100%達成することができました。本当にありがたかったです。

 

●「これからとお願い」
  キャンプが終わってから子どもやお母さん方から、行って良かった、また佐渡に行きたい、保養は最後の希望、継続させましょうと手紙やメールをいただいたり、中にはレディフォーに募金して下さる方も現れ感激しました。キャンプはがんばって続けます。さらなるご支援をお願いします。
 最後に皆様に、福島支援のお願いがあります。

① 県外の方は福島を見に来てください。
私は2012年から「福島のいまを知るスタディツアー」を実施しており、これまで150人ほどが来ています。福島で何が起きているか、そこで暮らしている人の話を聞いてください。
② 福島に来ることが難しい人は私、関久雄を呼んでください。お話会、詩の朗読、保養映画「むすんでひらくへっついの家 ぼくらは大きなかぞく」の上映会、保養の研修講座などがあります。交通費+日当でどこへでも伺います。

③ 佐渡「へっついの家」に来てください。キャンプのボランティアとして、あるいは家族旅行、研修会場としてご利用ください。一年中、使うことができます。移住の相談もできます。

④ 支援関連グッズをご購入下さい。関久雄が「福島のいま」を伝えるために書き綴っている詩集、「原発要らない命が大事の歌」、絵本「たましいになったブチ」と」紙芝居、だるま森とえりこさんのアート本「種まくひと」、国分妙子さんの「スタディツアーの写真集」、佐渡の草木染めの手ぬぐい、久野わかさんの絵葉書、山内若菜さんの絵コバッグなどがあります。これらをお買い求め下さることも支援の一つです。

次は冬の暮らし体験キャンプ、春休みキャンプと続きます。合間にへっついの家の手直し(古民家修復)もやっています。体験者も募集します。これからも関のFBや、「むすんでひらく佐渡へっついの家」のFBにご注目ください。最後に詩を貼り付けます。
ありがとうございました。

 

「佐渡さ 行くべ」(その2)
  2016・9・7

佐渡さ 行くべ
へっついの家さ行くべ
 タイサンボクの下 ゆらゆらのハンモック
風に あたりながら 流れる
 ドンデン山の白い雲 見るべな

陽が落ちたら 火 たくべ
 パチパチはぜる たき火にあたりながら 流れる
銀の河 見るべな

ああ 保養さ行くべ
海 山 野っぱら 走り回って 虫 追っかけて
 キラキラの 泥だんごこさえて 疲れたら
 草さ寝ころんで 空 見るべな

だからな 海の向こうにある
柏崎刈羽原子力発電所を 動かさせではなんねえ
佐渡から 逃げねばなんねえごどが あってはなんねえ
 へっついの家は福島を出た
 みんなの 小さなふるさとだもの

 

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