「学ぶことは生きること」岡山自主夜間中学校の新校舎移転に支援を!
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 181人
- 募集終了日
- 2022年7月12日
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 32,202,000円
- 支援者
- 2,018人
- 残り
- 44日
九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を
#国際協力
- 現在
- 7,430,000円
- 支援者
- 381人
- 残り
- 36日
緊急支援|モザンビークに直撃したサイクロン被害へのご支援を
#国際協力
- 現在
- 269,000円
- 寄付者
- 33人
- 残り
- 16日
名列車 白鳥|こだま型最後の原形食堂車、サシ481−48を守り抜く
#地域文化
- 現在
- 3,472,000円
- 支援者
- 181人
- 残り
- 16日
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ!
#国際協力
- 現在
- 4,370,000円
- 支援者
- 214人
- 残り
- 16日
【第1弾】福井城坤櫓(ひつじさるやぐら)復元プロジェクト
#観光
- 現在
- 711,000円
- 支援者
- 80人
- 残り
- 16日
広島市安佐動物公園|マルミミゾウの赤ちゃん誕生をみんなで支えよう!
#子ども・教育
- 現在
- 23,512,000円
- 支援者
- 1,610人
- 残り
- 9日
プロジェクト本文
終了報告を読む
プロジェクト本文
岡山に夜間中学校をつくる会は、義務教育を十分に受けられなかった方々の学びを支えます。夜間中学校は、義務教育未就学者、形式卒業者、外国籍、外国につながりのある方など、もう一度、学び直したいと考えている人が、読み書き(国語)をはじめ、数学(算数)、英語、社会、理科などを学ぶ場所です。以前より「もっと勉強したい、授業回数を増やしてほしい。」という生徒さんからの強い要望がありました。新型コロナウイルス感染症の影響で、設立当初より教室として使用していた公共施設が閉鎖となり、学びの場を確保することが難しい状況が続きました。そこで学びの場の確保と充実のために、常設の校舎への移転を決意しました。一方で、スタッフの会費や支援者の方のご寄付で、なんとか岡山自主夜間中学校の運営をしている現状の中で、常設教室の開設は、自己資金のみでは内装工事費等を用意することができないために本プロジェクトを立ち上げました。
1.岡山県初の自主夜間中学校
設立2017年4月に、岡山県下初の自主夜間中学校は誕生しました。設立当初は、作成したチラシを配布したりして呼びかけをしたものの約半年の間一人教室で生徒を待ち続ける日々が続きました。それでも、粘り強く生徒の掘り起こしやスタッフの募集を行う中で、徐々にドアを叩いてくれる人が現れてきたのです。まだ成長過程ですが、2022年3月では生徒数は270人超の規模となり、10代から80代の義務教育未修了者、形式卒業者、現在不登校の生徒、外国籍など多様な背景を持つ生徒が通学しています。ボランティアスタッフは2022年3月現在で260人を超え、現職の教員、退職教員、民間企業、自営業、主婦、学生など様々な立場のスタッフで構成されています。夜間中学校に関わる方々は生涯学習としての学びの場をすべての人と分かち合うために集まっています。
2.すべての人に学びの場を提供することをお約束します
岡山に夜間中学校をつくる会の城之内 庸仁(しろのうち のぶひと)です。学びたい方すべてに教育の機会を確保し、共に学び、成長していく学びの場をつくります。年齢、国籍は関係ありません。さまざまな事情により十分に学ぶことができなかった人すべてが対象です。中学校を卒業していても、「もう一度学んでみたい、学びなおしたい」という方、現在、中学校に学籍はあるけれども、さまざまな理由により学校に行くことができない人も参加いただけます。私たちは、学習者と共に学び続け、歩み続ける存在でありたいです。
3.学ぶことの意義
設立の動機の一つは、ある不登校の生徒との関わりでした。その生徒は、ほとんど3年間学校に通うことなく中学校を卒業しました。卒業して数年後、私を訪ねてきて、「先生、働こうと思うても、自分は字が読めんし、計算もできん。勉強しようと思うても、どうやっていいかわからんし、教えてくれる場所がない。どうしたらええんじゃろうか。」と話してくれました。このときの言葉がずっと胸に突き刺さっていました。
また、ある人は風邪をひいて病院に行くのに、いつも右手に包帯を巻いて行きます。なぜなら病院の受付で、まず問診票を書かないといけません。しかし、その人は、文字が書けないのです。受付の方に、「利き手を怪我しているので、問診票を書いてもらえますか?」といつもお願いします。文字が書けない自分を恥ずかしく思って、病院にもなかなかいけず、どうしても行かなければならない状況の時は、“利き手にケガをしているフリ”をせざるを得ないのです。
また、ある人は、やっとの思いで就職されました。仕事内容は流れ作業の単純労働でした。一所懸命に働き、職場で信頼も高まり上司から班長にならないかと言われ、昇進することが決まりました。しかし、彼女は、次の日から仕事を休み、家に引きこもってしまいました。今まで欠勤したことのない彼女を心配して、同僚や上司が何度も訪ねてきました。しかし、彼女は同僚の励ましの甲斐なく、仕事を辞めてしまいました。
なぜ、職場でも信頼の厚く昇進をした彼女は、仕事を辞めてしまったと思いますか?
班長の立場になると毎日、班の報告書を書く必要があります。彼女は字が書けなかったのです。字が書けないことがばれる…。それでやっと見つけた仕事も辞めざるを得ませんでした。
このような人々の話を知れば知るほど、学びの機会、学びの場所をつくらなければ、という思いが日に日に大きくなってきました。
「学ぶことは、生きること」「学習権は、生存権につながっている」
2011年に東日本大震災の学習ボランティアの活動をする中で、福島自主夜間中学校に出会ったことがもう一つの大きな動機です。そこには、震災に負けることなく学びを求めて様々な人が集い、誰もが学びを取り戻そうとしていました。この様子を目の当たりにし、学びを必要とする方々のために、岡山にも夜間中学校をつくろうと決意しました。その後、全国の夜間中学校への視察や代表者らとの面談を重ねながら情報収集に努め、ようやく2017年4月に『岡山に夜間中学校をつくる会』を立ち上げることができました。
4.学ぶことで、人生が豊かになる
80代の女性
義務教育を終える前にお家や周りの農業のお手伝いを始められました。働いて、働いて、大好きで得意だった算数がいつの間にか自分の中から消えていってしまっていることに気づかれたそうです。「いくつになっても学びたいという気持ちは捨てたくない」そんな彼女がある新聞の片隅で見つけたのが夜間中学校でした。毎回、シルバーカーを押し、徒歩で40分以上かけて学びの場に来られます。
70代の男性
幼くして肉親を亡くし、韓国では日々の生活をするために、勉学よりも仕事を優先させてこられました。成人して、日本に渡航すれば勉強ができると思い、日本に来られましたが、ここでも日々の生活を維持するためになかなか勉強をすることはできなかったそうです。何十年も学びたくても学べない状況が続く中で、新聞で夜間中学校の記事をみつけ、「通ってみては?」と伴侶が提案されたそうです。彼は今、若い頃できなかった勉強を、岡山自主夜間中学校で勉強できる喜びを味わっています。
30代の男性
幼い頃の大病で学校に行くことができませんでした。形式的に中学校を卒業し、土木関係の仕事につきますが、病気のために離職しました。字が読めない、字が書けない、計算ができない。仕事に就きたくてもなかなか見つからない自分に焦りを感じました。そのような中、病院の先生の勧めで夜間中学校の知り、通学することを決意しました。かなり時間はかかりましたが、なんとか自分の名前をローマ字で書けるようになりました。現在の目標は、パソコンを使えるようになり、就職することがです。
●生徒さん スタッフさんと一緒に、少しでも予算を抑えるために、作業をしています。
5.資金使途
新校舎移転にあたり、商店街の上層部で長い期間眠っていた場所を片付けて有効利用するという条件で家賃を出来るだけ抑えてお借りできる事になりました。皆で協力してDIYも実施しましたが、沢山の生徒に集まって頂ける広い空間となるため、工事は想定以上にかかりました。
今回のご支援は全て新校舎の改装及び備品購入に使わせていただきます。資金使途は以下の通りを予定しております。差額分については自己資金にて対応する予定です。
資金使途
①教室改装費 5,090,000円
②備品費用 100,000円
③クラウドファンディング手数料 412,500円
④返礼品費用 100,000円
合計 5,702,500円
調達計画
本クラウドファンディング 2,500,000円
自己資金 3,202,500円
合計 5,702,500円
下記URLは当会代表の城之内と表町中之町商店街片山理事長より本プロジェクトのお願いの動画を掲載しておりますので是非クリックしていただきご覧いただければと存じます。
6.リターンについて
リターンについては当会特製の記念品及び今回移転先の表町中之町商店街様のご協力の上、各種取り揃えることが出来ました。
7.最後に…
最後までお読みいただき、ありがとうございます。ご支援、SNSのシェア、周りの方々への共有していただければ幸いです。一人でも多くの方に私たちの取り組みを知っていただき、ご支援していただけるならば、学びを必要とされる方々への直接的な支援となります。「学ぶことは生きること」あなたの小さな一押しが、私たちの、生徒さんたちの大きな勇気に変わります。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 城之内庸仁(岡山に夜間中学校をつくる会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
新校舎の改装工事を完了させ、新しい校舎で必要な備品を購入します。集まった資金は内装工事費及び備品購入費用と利用致させて頂きます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填致します。万が一自己資金にて補填が出来ない場合には備品の水準を下げる、金融機関からの調達等にて対応いたしますので返金はいたしかねます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
応援コース(3,000円:ステッカー)
岡夜中特製のステッカーを3枚お送りします。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
3,000円+システム利用料
応援コース(3,000円:サンクスカード)
サンクスカードをお送りいたします。
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
3,000円+システム利用料
応援コース(3,000円:ステッカー)
岡夜中特製のステッカーを3枚お送りします。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月
3,000円+システム利用料
応援コース(3,000円:サンクスカード)
サンクスカードをお送りいたします。
- 申込数
- 31
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年8月