FIP（猫伝染性腹膜炎） ヂュンペイの闘病に力をおかしください！

明日3/27で投薬の折り返し地点、42日目を迎えます。

あと半分、経過によってはさらに42日間必要になる可能性は０ではありませんが、あっという間の6週間でした。

今回は、この6週間を振り返り、当初の悩みとそれへの対策について綴ります。

 

＜投薬開始時の悩み＞

①手の震え

投薬開始時は怖いわけでもないのに手が震えて、ヂュンペイを捕まえることも難しかったです。捕まえても手が震えているので狙った部分（犬歯付近）をつかみにくく、つかめたところで力が入りませんでした。

 

②力が強く、ツルっと逃げる

本当にツルリと逃げます。タオルなどでくるんでもいとも簡単に抜け出します。それは今でも変わりません。

 

③肩に乗って降りない

どこかに逃げるよりも、肩の上にいれば捕まえにくいことがわかっているようです。

あと、必死でよじ登ってくるので爪が痛い。

 

④手の大きさが足りない

頭の後ろからしっかりと固定できれば良いのですが、手の大きさが足りず、顔を押さえている状態です。なので後ろに逃げます。

 

こういった状態でしたので、口を開けさせるのも困難でした。

今でも、すぐに閉じてしまうことがあります。

 

⑤相棒のナツキが見学に来る

彼女から見たら二人で遊んでいるように見えるのでしょう。

必ず見学に来て、ヂュンペイにちょっかいを出して遊びに誘います。

 

⑥ヂュンペイはペースト状おやつに興味がない

空腹時投与の薬ではありますが、飲みにくい場合、少量であればおやつを使ってもよいとのことでした（でも、なるべく使わないように）。

しかしながらヂュンペイは体格の割には食への興味が薄く、一般的に猫が大好きとされているペースト状のおやつを使っても投薬が楽になることはありませんでした。

一方で、そのおやつが大好きなナツキがどこからともなく飛んできて、おやつが付いた薬ですら食べようと奮闘するカオスっぷり。

 

 

＜対策／現在＞

①については慣れてくるにつれて治まりました。慣れるしか解決策はありませんが、しいて言えば、「夕飯の主食は米にする」のが有用かと思います。

こちらがしっかり食べていないと、力はでないです。

 

②ヂュンペイにリラックスしてもらうほか、ありません。

最近は投薬前になると本人も覚悟を決めているので、抱っこしてなだめて、「お薬のむのおじょーず」と褒めちぎりながら与えています。

ヂュンペイは2錠飲んだらインターバルを挟みたいようなので、移動した場合には座ったり、寝っ転がったりするまで泳がせます。

タオルを使う場合、包むよりもかけてあげる方が落ちつくようです。

 

③肩に乗っても降りるまで放置しています。

爪への対策として、肩にタオルを巻いています。普通のフェイスタオルで、爪の食い込みは無力化できます。

 

④犬歯の横を押さえて開かせるのが一般的なようですが、私の場合は犬歯の横部分を軽く持ち、反対の手で門歯（前歯部分）を開かせてから犬歯と臼歯の間に指を入れています。

また、ヂュンペイの場合はあまり大きく開けずに、薬がスライドして入る程度の隙間の方が飲みやすいようです。最近では、手前の方に薬が落ちても、自分で移動させて飲み込んでくれています（その分、味わってしまっているので、本人は気持ち悪いかと思います）

 

⑤⑥ナツキにはケージに入ってもらいます。

その際、「ヂュンペイが早く飲み切るよう応援していてね」と言うようにしています。

投薬後はすぐにケージを開けてお礼を言い、解放します。