クーちゃんの死

2022年５月に東京都武蔵村山市から

飼い主さんの死亡と施設入所の為に、

引き取りました15歳との事

 

引き取り当初は、大変な子でした

仕方なく、１匹になれる場所の

お風呂場と洗面所の六畳ほどが

お気に入りになりました

 

 

が、どうしても外に出たい

お外自由で飼われていたのです

 

昨日の夜の記入になるので、

１日、ずれますが･･･････

 

昨日の朝、１時間掛けて、

クーちゃんとお散歩しました

フラフラで歩いては、倒れるの繰り返し

 

 

それでも行きたいところを

必死に行こうとします

河川敷の草むら

 

 

猫達の死に場所になっている空家

どうしても行きたくて

ネットで囲っていても

頭突きして何とか出ようとしました

 

抱き上げて、連れて来ると

鳴いて嫌がりました

どこかで亡くなっては大変

 

 

鳴いても連れ帰ります

そして、お昼頃から、

全く動けなくなりました

 

それでも立ち上がっては、転ぶの繰り返し

昨夜は、私も玄関土間の踊り場で、

一緒に寝ました

 

最期だと思いました

が、とてもクーちゃんは嫌がりました

寝ながら、手をさすったり、

足をさすったり、

 

同じ布団の上では嫌なようで、

冷たい土間に転がり落ちます

ふっと、探すと居ない

 

暑いからトイレも開けていたら、

トイレの中に横たわっていました

 

懐中電灯で何度、探した事でしょう

それだけ、転がっていたのです

 

喉をさすると、

気持ち良さそうにしていました

頭を撫でると眼を細めました

 

水をシリンジで少し飲みました

点滴は、とても嫌がるのでしない

穏やかに、のんびりと痛みがない

 

そんな最期を願っていました

腎不全の最期は、そんな最期です

そんなに苦しむことも無く、

えっと思う時に息が絶えていました

 

 

いつ、心臓が止まったの～と

思うほど、穏やかでした18歳

 

 

何だか、笑っているような顔

ありがとうといっているような顔

本当に穏やかな最期でした

 

クーちゃんには、幾つもの寝床を作っていました

４ヶ所はあったでしょう

アンカ入りの場所、電話台の横

猫用ドーム型の寝床

 

あちこち、変えながら

幸せそうに寝ていました

 

 

ありがとうクーちゃん！！

たくさんの楽しい思い出を頂きました

15年も飼われていた元の飼い主さんと

あの世で会えたのかな～

 

精一杯のたくさんのご飯を

食べてもらいました

１日、何度も何度も･･････

 

必死で食べる姿は、

生きる最期なんだと感じました

何でもウェットなら食べました

 

３時間置きだったので、

とても辛かった

新生児のミルクの３時間置きと同じでした

 

夜中にも食べたがりました

これはとても辛かった

 

私の寝ている部屋の前で

クーちゃんは、寝ていました

私が起きれば

いつでも食べられると

思っていたのでしょう

 

眠くて、眠くて、ゴメン！！

と言って、トイレを済ませて、

寝てしまった事もありました

でも朝まで待ってくれていました

 

あの時は、ゴメンね～

１日中、働いているので、

いつも爆睡しています

 

クーちゃんに迷惑を掛けてしまいました

それだけは、後悔するばかり

でも最期に声を出して呼んでくれました

 

私の事を大好きだと思ってくれていた

最期に呼んでくれた

それだけで涙・涙で号泣

 

 

３年前に来た時のクーちゃん

忘れないよ～いつまでも

わがままで、難しく、それでいてベタベタ猫

 

もっと、母屋の通路で寝て欲しかった

真冬の段ボールを片付けたばかりでした

お外が大好きで、とても室内飼いにならない

 

そんなクーちゃんが大好きでした

ありがとう～！！

 

 

そんな悲しみの中でも捕獲出来たとの知らせ

 

 

前回の仔猫の保護場所に

たくさんの未手術猫達がいます

捕獲器を掛けて頂いていました

 

クーちゃんの事を

悲しんでばかりはいられない

去年春の子かもしれません

 

まだ若いオス

１匹でも不妊手術を無料でして、

少しでも小鹿野町のノラ猫を

増やさない努力は惜しみません！！