昨日(3月17日)はパリからリヨンの移動日、午前中、足早に束の間のパリ観光を楽しみリヨンに移動した。TGVが18日から2日ほど動かなくなるとのことでリヨン駅は通勤ラッシュ時並みの混雑だった。

この日から数日間、お世話になる杉田さんを代表とする遠くの隣人311の皆さんのご案内でホテルにたどり着くことができた。

そして今日(3月18日)はいよいよアニメ無念の第1回目の上映会だ。午前中は全員で会場に飾るバナー看板の制作、DVDの準備をホテルのレストランを借りての準備作業。その合間に地元テレビ局の取材が入ってくる。取材を受けるのはつたえ隊の岡さんだ。

地元メディアの取材を受ける岡さん

息つく間もなく、会場のリヨン図書館に向かう。会場入りは午後2時からと決められているので、図書館のすぐそばのレストランで昼食をとりながら、司会者と通訳の方との綿密な打ち合わせ。予定調和が嫌いな私だが、限られた時間で通訳を交えての話、時間が倍かかる。多くのメッセージを観客に残すためには効率的に進行するためには、やむを得ない。

スタートは午後2時半。遠く異国の地での上映会、人が来るのかと心配したが、来るは来るは。気がつけば用意した座席は満席、椅子が追加される。それもほぼほぼフランス人だ。加えて驚いたのはこの日、客席を埋めるであろうと予測していた脱原発団体のみなさんは近くの橋の上でアピール活動を展開され、来れないとのこと・・・つまり会場にこられているのは活動家ではなく主義主張のない一般の方とだ。それなのに100名を超える参加者、心底、よく集まったと思う。

リヨン図書館での上映会


時刻通り上映会が始まる。全員が食い入るようにみている。後半部分になると私の前のご婦人は目頭を何度もおさえられていた。他にもそうした様子が垣間見れる。上映会が終了し、いよいよ我々の出番。時間の関係上、質疑応答に参加するのは私と岡さんだ。
冒頭の1問だけは事前に用意されたものだったが、以後は次々と手が上がる。黙っていられないお国柄なのか、関心が深いのか。
質問があまりにも多く、どのように答えたのかよく思い出せないほどだ。終わらぬ質疑応答を遮るようにして門馬さんの歌に入る。

そんなこんなで第1回目の上映会を終える。続いて10分の暇もなく近くの広場で行われる脱原発の集会に駆け付けなくてはならない。急げ急げ。

 

会場から3分、市庁舎近くの広場で脱原発団体の集会が行われていた。そこで福島からのメッセージを届けるということで浪江まち物語つたえ隊の小澤さんのメッセ―ジを八島さんが代読する。その内容は先の上映会でも紹介したものだ。

市庁舎前の広場でつたえ隊のメッセージを読む八島さん

参加者は百数十人、決して大きいとは言えない規模の集会だったが、大きな事故もなく世界の原発をリードするフランス、日本とは状況がまるで違う。良くあつまったと感じる。

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