プロジェクトの終了報告
ご支援いただいた皆様へ
このたびは「カテーテル関連血流感染症の医学専門書を出版したい」のプロジェクトに多くのご支援をいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、本書は6月21日現在、なんとか最終の校了作業まで漕ぎ着け、現在7月15日の完成予定に向けて最終工程を進めております。
完成の目鼻がつきましたので、これをもって、本プロジェクトの終了報告とさせていただきます。今回の私どものチャレンジを支えていただいた皆様に本プロジェクトの終了をご報告できることは、まさに万感の思いでございます。
今回のチャレンジにおいても、ご支援とともにお寄せいただいた数々の応援メッセージは、プロジェクトの完遂に向けて非常に大きな励みになりました。前回のチャレンジから3年近いブランクもあり、果たして達成できるのだろうかという不安もありましたが、いざスタートしてみると、わずか数日で達成することができました。この時の気持ちは、得難い体験として私の心に刻まれました。本当に本当にありがとうございました。
これからは、このプロジェクトの使命である「カテーテル関連血流感染症の予防と対応策を広く医療従事者に習得いただく」ために、1冊でも多く本書を届けられるよう、告知と販売に努めてまいります。
プロジェクトを終えるにあたり、このプロジェクトの結果・資金使途などについて以下の通りご報告させていただきます。ご高覧ください。
【結果報告】
<制作経過>
・6月21日に全体の校了作業を終えました。
・7月15日に印刷見本が完成の予定で進んでいます。
<発行部数と内訳予定>
・発行部数:500部。
・書店委託配本:約150冊を7月18日から全国の医学書取扱書店(大学生協含む)に展開いたします。(取次書店を経由して各書店に案内・配本されます)
・献本・見本:55冊(ご支援者様へのリターン分47冊、著者への献本、取次書店用見本3冊、国会図書館納本など)。
・上記以外の約300冊を、Amazon及び直接注文への販売用と、関係方面へのPR見本用に充ててます。
<PR・広告>
・Amazonサイトで本書が公開されています。
・全国の医学書取扱書店(医学書総目録に記載の251店)と大学生協(33店)に新刊告知のFAXを入れます(7/15〜7/17)。
・新刊チラシPDF(注文書付き)を作ります。
Amazon
本文の内容見本ページも追加アップしていきます。
Amazonの公開ページ(6/20時点)

【収支報告】
ご支援金額総額 3,478,000円
READYFOR手数料 650,386円
差し引き受け取り額 2,827,614円
<使途と予定金額>
・印刷製本費 1,350,000円
・デザイン組版費 650,000円
・編集校正実務費 672,000円
・チラシデータ制作費 33,000円
・諸経費(校正刷出力、リターン発送費、など) 50,000円
・残額の72,614円は、今後の増刷費用に当てさせていただく予定です。
【リターンの発送状況】
・リターンは7月17日より順次発送を予定しています。もうしばらくお待ちください。
・リターンのうち、お名前(とメッセージ)掲載をご希望いただいた皆様のお名前(とメッセージ)を、本書の330〜331ページに謝辞と共に掲載いたします(下記画像参照)。併せて、この掲載ページを弊社webサイト内の本書の商品詳細ページにも無期限でリンク表示します(サイトへの反映が完了したら活動報告にてお知らせ予定)。
<謝辞の掲載ページ>

今後の取り組み
弊社では引き続き、希少難病及び重要でありながら出版に至らない医学・医療のテーマついて、クラウドファンディング型出版として打ち出し、出版の実現に注力して参ります。
新たなアイデアとしては、現在、希少難病に特化した定期情報雑誌のプロジェクトを検討しております。年2回発行で、大まかな疾患グループ単位で特集を組み、特にかかりつけ医や一般勤務医などの非専門医を主な読者対象に据えています。一人でも多くの医療従事者が、一つでも多くの希少難病に関心を寄せて、そのことを契機として希少疾患・難病を抱える患者さんとご家族の医療アクセスの向上、治療方法・治療薬の開発へと繋げていかねばなりません。この気の遠くなるような活動を、愚直に進めていき、それがより多くの方々に伝播していき、患者さんと家族の喜びにつながることを願っております。
最後に
希少難病の医療が抱える根源的な課題の解決を目標に掲げて、私たちのクラファン型出版プロジェクトは始まりました。専門医とごく一部の医療関係者だけでなく、患者会とクラウドファンディング支援者様と関連企業も一緒にワンチームとなって取り組むこのスタイルは、これからの難病医療を良い方向に変えていくひな型の一つになると確信しています。その第一弾として私たちは2022年に「キャッスルマン病,TAFRO症候群」の本を世に送り出すことができました。
そして今回新たに「カテーテル関連血流感染症」の予防と対応のマニュアル本を出版いたします。いずれも、小さいけれど大きな一歩です。この歩みを止めてはなりません。
この活動を通じて、微力ながら、医療の発展に側面から貢献をしていきたいとの思いを強くしております。
ありがとうございました。
そして、これからもよろしくお願いいたします。
フジメディカル出版
代表取締役 宮定久男





















