プロジェクト概要

【ご支援者様へ】

本プロジェクトは3月16日の募集終了を予定しておりましたが、 システムエラーにより、本来より長い日数が表示されておりました。そのため2月21日時点で、正しい表示となるよう修正いたしました。皆様にはご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。

Readyfor事務局

 

桜咲きほこる春のひととき。上野のあらゆる場所から、色とりどりの音楽が聞こえてくる。

 

2018年で14回目を迎える「東京・春・音楽祭」は、年に1度、桜の季節に上野公園や近隣の文化施設を舞台に1ヶ月間にわたり開催される音楽祭です。

 

国内外の一流アーティストによる公演だけでなく、音楽ホールを飛び出して、美術館・博物館を会場とした「ミュージアム・コンサート」、無料の小さなコンサート「桜の街の音楽会」などさまざまな催しを企画しています。

 

 

今年は、3月16日(金)〜4月15日(日)を期間として、約150公演が開催されます。

 

そのラインナップの中で、ひとつ異色を放っているのが、イギリスの作曲家「ベンジャミン・ブリテン」を取り上げた公演です。この作曲家の作品を、5年間、毎年少しずつスケールを大きくしながら公演し続けようというシリーズ企画で、今年は第2回となります。

 

日本ではあまり演奏される機会が少ない作曲家だけに、音楽ファンからは注目いただいています。ただ、せっかく貴重な公演なので、当日聴きに来られなかった方、そして今後のためにも録音をして残しておきたいと思っています。

 

しかし、ブリテンの作品はまだ著作権が切れておらず、録音や配信には大きな費用がかかります。そこでこのたびクラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

昨年の公演の模様です

 

 

20世紀の天才作曲家「ベンジャミン・ブリテン」

 

■ベンジャミン・ブリテン(1913〜1976)

 

イングランド生まれの、20世紀を代表する作曲家。激動の時代を生き抜きながら、オペラやバレエ音楽、オーケストラ、室内楽、歌曲から映画音楽まで、数多くの作品を残した。リヒテル、ロストロポーヴィチなど名だたる演奏家との交流を持ち、自身もピアニスト、指揮者として多くのステージに立った。

解説文はこちら

 

エドワード・ベンジャミン・ブリテンは1976年に亡くなったイギリスを代表する作曲家です。存命中は日本文化にも多大な興味を寄せ、古典芸能への傾倒は自身のオペラ作品などに顕著に表れています。東京・春・音楽祭では、ブリテン作品をこよなく愛し、その継承を現在を生きる人たちに伝えることを目的に、作曲家の加藤昌則氏による5年に亘るオール・ブリテン・プログラムによる音楽会を開催しています。

 

加藤氏はブリテンについて「20世紀にも関わらず調性を放棄せず、利用しながら新しい音楽を作るという作曲姿勢に魅力を感じました。楽器を知る尽くし、非常にキャラクターの利いた作品が新鮮」と評価しており、「かみしめるほどに味が出てジワジワくる愉悦は虜になるはず。ハッとさせる解説で音楽世界に誘いたい」と力説しています。

 

2017年 I. ピアノ曲

2018年 II. 室内楽作品
2019年 III. 歌を伴う器楽アンサンブル作品
2020年 IV. オーケストラ作品
2021年 V. オペラ作品

※毎年だんだん編成規模が大きくなっていきます。

 

昨年の公演の様子です。

 

ブリテンの作品は多岐に渡ります。オペラ、オーケストラをはじめ、室内楽曲や歌曲など、同時代を生きた私たちの感性を刺激する興味深いものが多く、現代音楽にもつ「難解」だという一般的なイメージとは違い、分かりやすく、心情に訴えるメロディーが多いのもひとつの特徴です。

そんなブリテンの作品を多くの人に知ってほしいという思いから、この音楽会を記録に残し、当日ご来場いただけなかった方々にも知っていただき、多くの方に楽しんでいただくために配信をしたいと考えています。

 

巧みなお話で観客を引き込む加藤さん。

 

今年のプログラムの見どころは、ホルンの福川伸陽氏の大活躍。テノールには、前回に引き続き鈴木准氏、そして今回は若く素晴らしいメンバーによる弦楽アンサンブルを編成することができました。

 

【ベンジャミン・ブリテンの世界】

3月19日(月)19:00開演

@上野学園 石橋メモリアルホール

 

《2018年 II.    室内楽作品》
弦楽四重奏 第2番 ハ長調 作品36
セレナーデ 作品31
カンティクル 第3番 作品55《なお雨は降る》

 

「音楽はじっくり耳を傾けて音の響きを心で味わうもの。今はエンターテインメント性のある音楽が勝ちすぎている。ブリテンのじわっと来るものを語りで伝え、音楽の聴き方を見直すきっかけになったら」と加藤氏は語っています。

 

 

演奏にも、録音・配信にも、著作権料が必要です。

 

同時代を生きた作曲家ブリテンには著作権が存在し、その支払いが高額になってしまいます。そのため演奏される機会も少なく、他のクラシック音楽の古典作品などのように皆様の目や耳に届くことがとても難しい状況です。私たち東京・春・音楽祭では音楽会を開催するだけではなく、この貴重な演奏を残し、広めていくための費用を必要としています。

 

 


少しでもたくさんの方に、これからブリテンの魅力に触れていただける機会をつくりたい。

 

どうかあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

毎年、桜が満開の時期に開催します!

 

 

主な出演者紹介

 

●加藤昌則 Masanori Kato 企画構成・ピアノ・お話
作曲家・ピアニスト。東京藝術大学作曲科を首席で卒業。同大学大学院修了。東
京・春・音楽祭「ベンジャミン・ブリテンの世界」(企画構成)をはじめ、独自
の視点・切り口による公演や講座等のプロデュース力にも注目を集める。NHK-FM
「鍵盤のつばさ」のパーソナリティを務めている。

 

●福川伸陽 Nobuaki Fukukawa ホルン
第77回日本音楽コンクール第1位。NHK交響楽団首席奏者。小林研一郎、下野竜
也、沼尻竜典、日フィル、東フィル、京響、パドヴァ・ベネト室内管、ライ
ナー・キュッヒル、ハインツ・ホリガーらと共演。ホルンのレパートリー拡大・
作品委嘱に力を注ぎ、室内楽等の分野でも活躍。

 

●鈴木 准 Jun Suzuki テノール
東京藝術大学を経て、同大学院で博士号取得。松田トシ賞、アカンサス音楽賞、
三菱地所賞等を受賞。二期会会員。バッハ・コレギウム・ジャパン、宗教曲、オ
ペラ等の分野で活躍。ブリテン作品をライフワークとする。CDブックにシューベ
ルト《冬の旅》(松本隆・現代語訳)がある。

 

●川田知子 Tomoko Kawada ヴァイオリン
東京芸術大学を首席で卒業。第5回シュポア国際コンクール優勝。ソリストとし
て国内外で活躍。第33回エクソンモービル音楽賞、洋楽部門奨励賞受賞。マイス
ター・ミュージックより8枚のCDが発売され、最新盤はバッハの無伴奏ソナタ
とパルティータ。洗足学園音楽大学講師。

 

●吉村知子 Tomoko Yoshimura ヴァイオリン
東京藝術大学卒業。第29回ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール
第1位等。スイス・ロマンド管弦楽団やオーボエ奏者のローター・コッホらと共
演。愛知県豊田市より文化関係功労賞、豊田文化奨励賞を授与。新日本フィル
ハーモニー交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者。

 

●須田祥子 Sachiko Suda ヴィオラ
桐朋学園大学を首席で卒業。第23回ヴィットリオ・グイ国際コンクール等のコン
クールで第1位・優勝多数。報道ステーション、題名のない音楽会、ららら♪ク
ラシックに出演。東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、洗足学園音楽大学非
常勤講師。ヴィオラ演奏集団「SDA48」主宰。

 

●辻本 玲 Rei Tsujimoto チェロ
東京藝術大学を首席で卒業。第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール
第3位他。青山音楽賞新人賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。日本フィルハー
モニー交響楽団ソロ・チェロ奏者。NPO法人イエロー・エンジェルよりアントニ
オ・ストラディヴァリウス(1724年製)を貸与。

 


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