成立

女子が「見えない弱者」になる前に。緊急支援基盤の強化を急げ。

公益財団法人ケア・インターナショナルジャパン

支援総額

2,149,545円

目標金額 2,000,000円

支援者: 140人

募集終了日: 2019年6月28日

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2019年06月10日 08:00

【CARE緊急支援チームインタビュー】第四弾「報道のポリシー」

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緊急支援の専門家Gareth Price-JonesさんとLosane Rettaさんの二人に、CAREの緊急支援をメディアで取り上げる際の重要点についてインタビューをさせて頂きました。

今回は、緊急支援の現場においてCAREが貫く報道のポリシーについてです。

Q．CAREの活動情報を発信もしくはメディアで報道される際に、どのようなことを強く訴えたいと考えていますか？

「CARE Internationalのハンドブックに示してあるように、CAREは貧困の撲滅や人道支援の実施に尽力する組織であるとともに、独立していて、無党派且つ無宗派の組織です。そのためCAREの活動に関して、CAREが情報発信する際も、メディアによって報道される際も、前提としてそういった団体であると強調するように心がけています。」

Q．では、CAREが活動する災害被災地や紛争危機関連の場所を報道する際には、どのような側面に焦点を当てるべきだと考えていますか？

「CAREの報道やアドボカシーは5つの点に焦点を当てるべきだと考えています。

1つ目は、被災者（被害を受けた人々）の尊厳を守ることです。

2つ目は、CAREの価値やミッション、CARE組織の行動規範を守ることです。

CARE組織の行動規範とは、CAREが認識するCAREの報道やメディアの働きを規定する、国際赤十字・赤新月社運動や災害援助のNGOに基づく規範です。

3つ目は、女性と女子にフォーカスしているということです。

4つ目は、被災地に危害を加えないということです。

5つ目は、CAREの持つ専門知識やプログラムの経験に基づいた活動であるということです。」

メディアを通した報道は、多くの人々にCAREの活動を知ってもらえる重要な情報の伝達手段となります。しかし、報道する前に、予めCAREがどういった団体で、どのような活動に力を入れているのかを適切に理解していなければ、情報が錯綜し誤った見解をされてしまう恐れがあります。そのためCAREは、報道に関する明確なポリシーを掲げ、世界に向けて情報を発信しています。緊急支援の現場では、被災者の尊厳を守ることをはじめとして被災地に対する配慮が不可欠となるため、報道する際にはより一層気を使います。

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