ネパールの子どもたちを笑顔に！差別と障害で苦しむ患者さんのために医療チームを派遣！

みなさん、こんにちは。

このプロジェクトも、残すところ2日になりました。

あと、13％で達成できます。ありがとうございます！！

今日は、サムダ・カトゥンちゃんのことを紹介したいと思います。

５歳のサムダちゃんは、バスで約８時間かけて病院にやってきました。

サムダちゃんは左側の唇が裂けている口蓋裂の患者さんでした。家の近くに手術ができるお医者さんがおらず、病院にかかるお金も無かったため、手術を受けられずにいました。

最初の診察の時には、終始うつむき加減でした。学校で友達にからかわれたり、家族も近所の人に悪口を言われたため、彼女の小さな心は大きく傷ついていたのです。

一方、両親はサムダちゃんの口唇裂を「神様がやったことで、この子の人生に試練が与えられたんだ」と考えていたそうです。手術をした他の患者さんの家族からも「口唇口蓋裂は神様からの授かりもの、むしろ他の子供にはない試練を与えられたという意味では祝福を受けた子供なんだ」という考え方を聞くことがありました。
しかし、どんなに家族や本人が前向きに捉えようとしても、周囲の理解はなかなか得られません。

サムダちゃんは手術から一週間ほど経って抜糸をしました。自宅に帰る頃には少しだけ笑顔を見せてくれるようになりました。

付き添いで来ていた母親とサムダちゃんは、「学校の友達が驚くところを早く見たい！」と言いながら、村に帰っていきました。

神様からの祝福と試練を受けて生まれたサムダちゃんは、他の子供たちと全く変わらない外見になりました。これからは、神様から他の子供たちよりもたくさんの幸せをもらい、歩いていけるのだと思います。

ネパールへ医療チームを派遣するため、皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。