プロジェクト概要

児童養護施設の子供達に与えたい夏の思い出

 

こんにちは、NPOユーミーウィーのウォーカー美穂子と申します。私は、日本の児童養護施設の子供達の支援活動を約10年ほど続けてきておりまして。2009年に、同じく児童養護施設の支援活動を行なっているアメリカ人の親友と共に、「デザイニング・アーティスト・アカデミー」(DAA)という、小学3年生から高校3年生の児童養護施設の子供達向けのアート・キャンプを始めました。

 

 

DAA2019の内容

DAAは、平日7日間にわたるアート・キャンプで、約5つの児童養護施設から40人ほどの子供達が参加します。通学式であるため、子供達が通うことが困難にならないように、キャンプ期間中スクールバスで子供達を送迎します。子供達は、午前中は10人ずつの3〜4組のグループに分かれ、プロのアーティストによる集中的なアートのワークショップを楽しみます。午後は、大きめのグループでリラックスして壁画、工作、音楽、ダンス、運動、お料理など、子供達がそれぞれ選択したものを学ぶことができます。尚、午前のワークショップでは、各グループにつきアーティストの他に大人が1〜2担任として加わり、キャンプ期間全体を通して同じグループと行動を共にするため、大人達との密な関係により支えられた子供達にとって、メンタルケアにもなります。DAAは、更に、あらゆる国からのボランティアを集めるため、インターナショナルな環境を味わうことができ、英語や他のあらゆる言語にも触れることができます。児童養護施設の子供達にとって、なかなか味わえない環境です。

 

今年のDAAは、池袋にあるみらい館大明という施設(廃校)の3階部分を貸切にして開催します。みらい館大明は、駅から徒歩10分のためボランティアにとって通いやすく、子供達の送迎バス用の駐車場も十分にございます。DAAの日程については、東京家庭学校という児童養護施設から「8月のお盆の週に実家に帰ることができない子供達が多いので、お盆の週にできますでしょうか。」という意見をいただき、他の児童養護施設にとってもお盆の週が良いことが確認できたため、8月12日から16日と8月19日から8月20日の7日間で開催させていただきます。初日である8月12日は、DAAのオリエンテーションで、今年のテーマである「ハート・オブ・東京」についての説明、ワークショップのグループ分け、各グループの担当者となるメンターへの紹介を終えた上で、子供達が互いに親しくなり、ボランティア達と知り合うことができるようにするためのゲームや大道芸などをします。そして、13日から16日にかけて子供達はそれぞれのワークショップに分かれて作品を作り上げていきます。今年のテーマに沿って、東京とはどんな街か、日本の文化に関連する内容の絵画や工作などです。19日は、子供達が自分たちの作品を展示会用に準備し、次の日に展示会でゲストを案内して自分達の作品を説明することができるように練習します。午後は、作品の完成を祝ってアイスクリーム・パーティーとゲームをします。最終日の8月20日は、子供達が午後4時にDAAに来て展示会のゲストを迎える準備をして、5時から我々のスポンサーを含む他のゲストを約50人ほど迎えた上でビュッフェ・パーティーを開催し、特別ゲストによるパフォーマンスを楽しみます。こういった展示会により、子供達はDAA中に作品を作り上げて完成させるだけではなく、学校以外の場において大勢の大人の前でプレゼンテーションをする緊張感を味わい、且つ、キャンプ中に学んだ歌やダンスも披露するので、このようなパフォーマンスをすることによって公共の場で自分達の努力をアピールし、発表するスキルと自信もつきます。私共は、過去のDAAで子供達がこの経験を通して輝く姿を見てきております。英語又は他の言語で発表する機会にもなります。

 

 

DAAの展示会を準備している様子

(2009年:DAA初年度)

 

左側は、アメリカの元サッカー選手で、現在サッカーコーチのトム・バイヤーさん、

真ん中は、DAA創設者エイミー・モイヤーズ・クノップ、

右側は、私ウォーカー美穂子です。

(展示会における子供達のパフォーマンスの写真は、顔が写っているため、プライバシーの理由でここには掲載していない旨をご了承ください)

 

DAAのご支援を宜しくお願いします

私達は、2009年にDAAを創設してから数年間、主に外資系企業からの支援により継続することができましたが、ここ数年間は、資金不足のためキャンプ形式を保つことが不可能だったため、各児童養護施設での個別のワークショップのみを行ってきました。ところが、児童養護施設での個別のワークショップですと子供達に与えるインパクトが小さくて、施設側にお部屋を確保していただかないとならないため、職員の方達の仕事量もかえって増えてしまうので、あまり効果が得られません。そこで、DAA10周年記念となる今年は、外資系企業だけではなく日本国内の日本人の方達からも支援いただくことに力を入れて、何としてもこのキャンプを開催したいと思います。DAAのご支援を宜しくお願いします。

 

DAAは、児童養護施設の職員の方達からも絶賛されています

DAAキャンプは、児童養護施設に住む子供達だけでなく、職員の方達からも絶賛されています。児童養護施設の職員の方達からのコメントを下記にご覧ください。

 

聖ヨゼフホームの石郷様からの一言

「DAAが来年開催されることを知って、とても喜んでいます。資金不足によりDAAが会場におけるキャンプ形式でここ数年間できなくなってから、このキャンプが子供達にとってどれだけ貴重な経験であったかを感じました。子供達の夏の思い出でした。DAAの様なキャンプは、日本人の発想だとなかなかそこまでいかないので、本当に有難いキャンプです。」

真中は、聖ヨゼフホームの石郷様、

右側は、NPOユーミーウィーの代表者マイケル・クレモンズです。

 

東京家庭学校の松田様からの一言

「DAAを楽しみにしています。それと、8月のお盆の週に実家に帰ることができない子供達が多いので、お盆の週にできますでしょうか。」

東京家庭学校の松田様

 

子供の家の皆様からの一言

「夏休みに、家族の元へ帰れない子供達もいますので、そういう子供達にとっては、このような企画があることは、とても助かります。」

子供の家の皆様→ちなみに私は妊娠7ヶ月でした(食べすぎとは違います)

 

上記のコメントの通り、この様な7日間に渡るキャンプは、子供達にとってなかなか無い機会であり、東京家庭学校から頂いたアドバイスに応じて、今年は、8月のお盆の週にDAAを開催します。DAAにまた参加したいという子供達のために、皆様、どうぞ、ご支援頂けますでしょうか。宜しくお願いします。

 

児童養護施設の子供達に与え続けたいDAAキャンプ

エイミーが2008年に、児童養護施設の子供達用の夏のキャンプを始めるアイディアについて触れた時、私は、とてもビックリしました。キャンプの指導者でさえ務めたことのないどころか、ベビーシッターの経験もほぼ無い私にとって、40人の子供達用の夏のキャンプを創り上げることは、想像を絶していました。でも、何故か「やってみよう」と言った結果、エイミーがDAA中心となるボランティアを数人集めて、彼女の素晴らしい指導の下で、私達は、DAAを計画し始めました。初年度は、かなり大変でしたが、キャンプは大成功しまして、その年にある一人の女の子が挙げてくれた感謝のスピーチが今でも忘れられません。それは、彼女にとって、DAAが単なるキャンプではなく、彼女の成長を助けてくれた経験であり、DAAのお陰で素晴らしい夏休みを過ごすことができ、又、次のDAAを楽しみにしている、という感動的なスピーチでした。

今から10年前であったその当時、私は、DAAがとても重要なキャンプであると思っていました。でも、4歳の娘がいて、3週間前に次女を出産した現在は、DAAが重要であるだけではなく、「必要不可欠」なキャンプであると思っています。私の娘二人には、このようなキャンプに行く機会がいくらでもありますが、児童養護施設に住む子供達には、私達のDAAが無い限り、同じような機会が無いのです。東京には、他の夏のキャンプがありますが、2〜3日宿泊するという形式のキャンプであるため、児童養護施設から行く子供達にとって、キャンプの環境に十分に慣れて、リラックスして、100%自分になって楽しむことがなかなか難しい傾向があると、聞いております。DAAは、更に、国際的アーティストやスタッフ、そして日本語ネイティブの指導員がボランティアするため、国際的な環境と日本語によるメンタリングのコンビが、子供達にとって稀であり、且つ、良い刺激を与える影響力の高い経験となるのです。私は、今後も末長くDAAを継続させて、児童養護施設の子供達に、この経験と楽しみを与え続けていきたいと思います。

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2019年8月12日から8月20日までの7日間に渡ってDAAを開催したことをもって、プロジェクトを終了とする。
*天災など、止むを得ない状況が発生した場合、2020年DAA(2020年8月5日から23日までの8日間)に使用いたします。
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