FIP混合型発症の大福の新薬での治療費用のご支援のお願い

▼自己紹介

 

はじめまして。

生後5ヶ月のミヌエット♂の大福（だいふく）と暮らしております、中村大地と申します。

先住猫1歳4ヶ月のスコティッシュフォールド♂のぽんずと妻の4人家族です。

大福は食いしん坊で甘えん坊な、愛らしい子です。

 

【動画】

元気いっぱい遊ぶ大福

食いしん坊な大福の食事姿

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

1人で寂しそうにしているぽんずにお友達を作ってあげたくて、3月に大福を迎え入れました。

少しずつ仲良くなっていく二匹の姿に毎日癒され幸せでした。

ぽんずは大福のことが大好きです。

 

 しかし、我が家に迎え入れてからわずか1カ月、大福の体調に変化が見られるようになりました。 風邪のような軽度の初期症状から3日程で症状が急激に悪化していきました。ご飯を全然食べなくなり、おもちゃに反応しなくなり、1日中寝てばかり。 次第に綺麗だった毛並みも悪くなり、ガリガリなのにお腹だけパンパンに膨らみ苦しそうな状態に陥りました。

 

【動画】

元気のない大福

(尻尾の先をフリフリして、嬉しい気持ちを伝えてくれています)

 

腹水を見て「もしかしたらFIPかも、、、」と嫌な予感がし、動物病院に駆け込みました。

獣医師にFIPではないかと伝え、血液検査・腹水の検査・エコー検査・PCRの検査をしてもらいました。 「腹水が黄色く、ドロっとした状態」、「40℃の発熱」に加えて、血液検査の結果、HCT18.1%と貧血が進んでいて、NEU↑、LYM↓、EOS↓とストレスパターンが現れていました。 獣医師のご経験から「十中八九、FIPが疑われる」と診断を受けました。 残念ながらその病院では症例が少なかったため、その日は帰宅して、夜通しFIPの治療法や病院について調べました。

 

「ある新薬(国内未承認)で寛解例があること」

「その新薬が非常に高額であること」

 

上記の情報に関しては以前より存じ上げておりましたが、運よく自宅の近くにFIP治療の症例が多くある病院があることを知りました。

藁にもすがる思いで、その動物病院に行き、大福は「ウェット型」と「ドライ型」の両方の症状がみられる「混合型FIPだろう」との診断を受けました。ウェット型の発熱、食欲不信、発熱、腹水の症状に加え、空腸のリンパ節が通常の4倍になっておりドライ型の症状も見られたからです。FIPは発症から1週間～1カ月でほとんどの猫が亡くなる、極めて致死性の高い病気*です。 「検査結果を待たずに今すぐ治療を始めないと、手遅れになるかもしれない」とのお言葉を受け、新薬での治療を決めました。

*参考文献) Niels C Pedersen(2019), Efficacy and safety of the nucleoside analog GS-441524 for treatment of cats with naturally occurring feline infectious peritonitis, J Feline Med Surg, 4, 271-281.

 

※ この新薬は日本において動物医薬品として承認されておりません。

私たちの自己責任と判断の上、大福に投与が必要であると考えておりますが、すべてのFIPの猫にこの新薬が有効であるという趣旨ではありません。

 

【診断書】

 

【検査表】 

 

▼FIP（猫伝染性腹膜炎）について

 

【原因】

猫コロナウィルスによって起こる病気です。猫コロナウイルスに感染しても多くの場合は無症状ですが、時々呼吸器症状腸炎を引き起こすことがあります。猫コロナウイルスの一部が突然変異を起こすと、猫伝染性腹膜炎を引き起こす病原性を持つようになると考えられています。猫コロナウイルスは感染した猫の糞便や尿、分泌物に排出され、これらに触れることで口や鼻から感染します。

 

【症状】

猫伝染性腹膜炎の症状は、「ウェットタイプ」「ドライタイプ」の 2 つの症状に分類されます。感染した猫の大部分が「ウェットタイプ」の症状を示し、体重減少・元気減退・発熱等の症状とともにお腹や胸に水が溜まり（お腹に溜まった場合は腹水、胸に溜まった場合は胸水と呼ばれます）、腹水や胸水が肺を圧迫することにより呼吸困難などの症状を起こします。また、「ドライタイプ」では、体重減少・元気減退・発熱等の症状とともに眼にぶどう膜炎や虹彩炎などの症状を起こしたり脳内に炎症を起こし神経症状を起こします。その他、腎臓や肝臓・腸にも異常が現れることがあります。どちらのタイプも、初期症状は発熱や食欲低下等が主なため、発見しにくい病気の一つです。

 

　　　　　　　　　　  引用元：みんなのどうぶつ病気大百科

URL:https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/1102

参考文献) Niels C Pedersen(2019), Efficacy and safety of the nucleoside analog GS-441524 for treatment of cats with naturally occurring feline infectious peritonitis, J Feline Med Surg, 4, 271-281.

 

▼プロジェクトの内容

 

新薬を服用させ、大福の命を救いたいです。

子猫を迎えるにあたり、起こりうる病気を対する最適な治療を受けさせ、それにかかる治療費を私達自身で全額用意することは飼い主の責任であることは重々承知しております。お恥ずかしながら、私達は新婚ということもあり今後予想される全ての費用をお支払いするのが厳しい状況です。皆様のお力をお借りいたしまして、大福の治療にご支援をいただければ幸いです。

以下、詳細を記載します。

 

このお薬はまだ日本では認可されていないため、ペット保険が適用されません。さらに、最短でも84日間（12週間）毎日同じ時間に投薬をしなくてはなりません。血液検査の結果によっては、さらに投薬の期間が延びる可能性があります。

 

このお薬は約100mg/1kgの投与量となっております。ただ大福の混合型FIPは通常の1.5倍量の投与を必要とします。

大福は投与開始時に1.3kgであり1日あたりのお薬代が5600円からのスタート、現在2kgですので8,400円/日必要となります。現在成長期ということもあり、今後の成長を考えますと、84日間の投与で甘く見積もって65万円程度、診察や検査代も加えると80~100万円程度必要となると予想しています。

この治療費の半額程をお力添えいただきたいです。

 

※考えたくはないですが、万が一、治療中や手術の期間中に亡くなってしまった場合は、いただいた支援金をこれまでに要した治療費に充てさせていただきます。

それでも残った場合は、READYFOR様を通して、FIP闘病中の猫ちゃんのプロジェクトの支援に全額充てさせていただきます。

 

【これまでの費用】

 

488,100円 (48日目/84日　@5/22時点)

 

 

【新薬予想総額】

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

4/10　　新薬投与開始

4/11　　PCR検査の結果「FIP」確定

4/18　　1回目の再診

4/25　　2回目の再診

5/22　　3回目の再診（現在、経過良好）

6/19　　4回目の再診予定

7/2　　　新薬投与終了予定

10/上旬　経過観察終了予定

 

▼リターン

 

ご支援してくださった方々には、ささやかなお礼の品（お礼のメール、お礼のお手紙、画像、動画、グッズなど）をお送りしようと考えています。

必要に応じて、配送先の住所、メールアドレスをいただけますと幸いです。

グッズ（ポストカード、ミニタオル、トートバッグ）に関しては、コロナウイルスの影響により、発送に延期や遅延が発生する可能性がありますのでご了承下さい。 

本プロジェクトは、All or Nothing形式のため、目標金額を達成出来なかった場合は、ご支援をいただきました皆様に返金され、リターンをお送りすることができませんのでご承知おき願います。

 

※画像、動画、お礼のメッセージはメールにて対応させていただきます。

※画像、動画のリクエストは受けさせて頂きます。

※ポストカード、ミニハンカチ、トートバッグのデザインはリクエストをお受けできません。

※リターングッズがやむを得ず中止となってしまった場合は、別の商品に代変させていただきます。

※クラウドファンディング終了後に発注いたしますので、お届けは2021年8月以降になります。 

 

▼最後に

 

長文にもかかわらず、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

コロナ禍で皆さまの生活も大変な中、大福の治療費のご支援のお願いは大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。また以前のように大福に元気になってもらいたい、大福とこの先もずっと一緒に暮らしていきたい一心でご協力を募らせていただきました。

大福のためにも、どうかどうかよろしくお願いします！！

今後の大福の症状経過等はサイト内でご共有させていただきます。

 

（5/22現在の大福の様子です）

 

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【プロジェクト終了要項】

●治療・手術対象    
大福(猫、ミヌエット、4カ月半、オス)

●治療・手術内容    
FIP混合型の治療のため、新薬処方(国内未承認薬)

●治療・手術完了予定日    
2021年10月2日

●その他    
混合型FIPのため、お薬の処方量が1.5倍です。