【応援メッセージ】元ナショナルコーチ白川将寛さんより

南の楽園、フィジー。

きれいな海に囲まれたこの島で、野球の楽しさに気づいた子どもたちがいます。

 

ボールを相手が捕ってくれた時、大喜びして相手に抱きつきにいく子。
一塁でアウトになっても走るのが好きすぎて二塁まで走り続けてしまう子。
バッティングが好きなのでこっそり打順を抜かして何度も打とうとする子。
裸足でプレーして足の裏をケガしても、最終回にピッチャー志願して全力投球で抑える子。
練習の休憩中に木登りしてマンゴーやパパイヤを採ってみんなに分けてくれる子・・・・。
 

 

そんな子どもたちと過ごした２年間は、私の一生の心の宝物になっています。

青年海外協力隊の野球隊員として野球を教えにいった私が、「野球も人生も、もっと心から楽しんでいいよ！」ということを逆に子どもたちから教わりました。

野球人としての原点がフィジーにはあります。

その子たちがU12野球のワールドカップに出場できるチャンスを頂きました。私が隊員の頃は夢のまた夢であった出来事が今、奇跡となって起ころうとしている・・・。興奮してワクワクします。

 

「野球を心から楽しむ」フィジーのプレースタイルは開催国・台湾の地でも思う存分発揮してくれると思います。

一人でも多くの方に、南の楽園フィジーのHAPPY野球を知っていただけると、とても嬉しいです。未来への扉が開かれることを心から願っています。

Go Fiji Go!!　Toso Viti Toso!!

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青年海外協力隊２６年度２次隊
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元フィジー野球ナショナルコーチ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白川　将寛